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なぜ、私がそこそこ通信に詳しいのか

こんにちは、勝間和代です。

通信プロトコルとかWiFiルーターのその他の設定をしていると、全体的に中年の女性は通信に詳しくないと言う無意識の前提があるので、驚かれる方が多いようです。

補足しますと、私新卒のときは、システムコンサルティングの部署にいて、当時のオンラインシステムエンジニア試験とか受かっていまして、部署で共同で試験の解答本まで作っていました。

あと、マッキンゼー時代は、IT、特に通信系を中心とした会社を担当していたので、3Gや4Gについても、ずいぶんクライアントさんたちと議論していました。

そしてそういうバックグラウンドを知っているJPモルガン証券が、ちょうどマッキンゼー出身の人を日本で通信セクターのアナリストに雇うと思って、調べたところ、海外のオフィスから私の名前が漏れてしまい、白羽の矢が立って、いわゆるヘッドハンティングが来て転職したと言うわけです。

そのため、JPモルガン証券でも4年間しかいませんでしたが、通信セクターを担当していました。

実際、堀江貴文さんが私を認識したのも、当時出ていたPHS用のモバイルルーターを、私がドコモ用にプログラムを書き換えて使っているというツイートを見て、

「そういうセグメントの人なんだ」

と、驚いて注目し始めたと言う経緯もあります。

確かに言われてみると、マッキンゼーの時代も、証券会社の時代も、あるいは総務省等で光の道についての議論をしている時も、とにかく周りの人は男性ばかりでした。

女性の方が全体的に、実に見えないものの概念操作を好きでない人が多いので、なかなか通信に対しては親しみが薄いのかもしれませんね。

今も国土交通省で、社会資本整備の委員をやっていて、いろいろインフラに関しての議論に参加をしています。なので、私が通信関係の投稿しても、いちいち驚かないで欲しいなと思います。

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