2017.12.12
音声入力が私のキーボードの入力スピードや正確性を超えるまで、試してから、10年以上かかっていたのか
こんにちは、勝間和代です。
ブログを再開したのはリモートマウスによる音声入力があまりにも正確で、ストレスが減ったからと言うことがありますが、過去のブログでこんなものを見つけました。
口述筆記による原稿書き- 勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!
これは2008年のブログですが、2006年から音声入力を試していると書いてあります。言われてみるとドラゴンスピーチだけではなく、IBMのViaVoiceや、ATOKのボイスATOKなど、いろいろ持っていった記憶があります。
そしてどれもまだ、まぁ音声入力はできない事は無いけれども、誤入力が多くてその訂正の手間ひまを考えると、結局キーボードのが早いので、何ヶ月か試してはキーボードに戻ると言うことが続いていました。
そしてここ最近はドラゴンスピーチを高性能パソコンで使って、優秀なマイクで何とか入力すると言う方法楽しんでいましたが、やはりどうしても新しい固有名詞が入らないし、あと1番辛かったのは、前後の文脈から考えればわかる同音異義語を間違えまくることです。
なので、2 3行おきに訂正をしていましたが、入力してる時間よりも訂正してる時間の方が長いイメージでした。
それがとうとう、iOS 11になって音声入力がかなり正確になった上、リモートマウスと言うソフトウェアを使うことによってウィンドウズとiOSがエラーなく連携し、とにかくもっさり感なくまるでローカルの音声入力のようにしかもクラウドサービスを使って非常に正確な音声入力が手軽にできるようになったのです。
しかも、リモートマウスを使うと、iOSで単体で入力をするのと違って、iOSは音声入力に特化することができ、ウィンドウズのほうはハードウェアのキーボード出しっぱなしにできるので、自由自在に音声入力とキーボードを組み合わせることができます。
今のiOSの音声入力の精度であれば、私がキーボードで打って間違えたり、間違った変換を起こすよりはよほど正確です。
しかも、Microsoft Wordを使えば、MS-IMEの変換をやり直すことができるので、間違った入力の修正も楽々です。
今でも外では音声入力が使えない場所が多いため、親指シフトをもちろん使っていますが、家では今、親指シフトはちょっとした訂正作業以外ほとんど使わなくなってしまいました。これだと正直、ローマ字入力でもいいような気もします。
もともと親指シフトは指がしゃべると言われている入力方式でしたけれども、今は実際に私はしゃべったまま入力をしていますので、当たり前ですが、親指シフトよりもずっとこの方がストレスがないと言うことです。