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フジテレビの番号の並びと視聴率への影響についての補足

こちらの記事、思ったより反響が大きかったので補足です。

フジテレビのデジタル化に伴う視聴率低迷について考える- 勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!

ちょっと誤解があるようですが、私も番号が

「視聴率低下のほとんどすべての『理由』」

とは思っていないのです。

ただ、番号の並びが変わったことが、マルコム・グラッドウェルの言う

「Tipping Point」

すなわち、

『ちょっとしたきっかけ』

になってしまったのではないか、という仮説です。

マルコム・グラッドウェルは、アメリカでベストセラーとなった著作「急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則」のなかで、アメリカの犯罪率低下の理由について、割れ窓理論ではなく、実際に犯罪率が低下する前に行われた、ひとつの裁判判決が理由だろう、という仮説を立てています。それとよく似ています。

参考
The Tipping Point - Wikipedia, the free encyclopedia

また、関東以外で比べればいいという話がありますが、

関東での低下→全体のプレゼンスの低下→関東以外への影響

ということがありうるので、関東だけが下がるとも限らないわけです。

おもしろかったのが、私の友人のやはり元コンサルタントがある授業で、ケーススタディの問題の一つとして、まった同じこのフジと、朝日と、テレ朝の視聴率推移のケースを使って、受講者のその仮説を導けるよう、スライドを作っていました。

ちょっとしたきっかけがたまたま何かにマッチすると、スピーカーのハウリングのようにその影響が増殖するという仮説です。

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