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学習効果における「負の転移」への気づき

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こんにちは、勝間和代です。今日は、学習効果における「負の転移」への気づきのお話しです。

通常、学習というのはすればするほど、次の学習に役立つと思われていますが、場合によっては「負の転移」というものがあるのはご存じでしょうか?

典型的なのは、例えば、日本語発音の英語における負の転移です。私たちは、日本語の発音になれすぎていて、学習しすぎているため、英語の発音をしようとすると、どうしても無意識のうちにそれが日本語に引きずられるのです。

また、バスケットボールとハンドボールのルールは似ていますが、バスケでは2歩までしか歩けないのに、ハンドボールは3歩まで歩けるのでバスケの選手がハンドボールをやってもあまり反則にならないのですが、ハンドボールの選手はバスケに行くと、トラベリングという反則ばかりしてしまうそうです。

私はゴルフをやっているときに、最初の頃、なぜシャンクと言われる、根元で打ってしまうのか、悩んでいましたが、それは20年間やっている「スカッシュ」の影響でした。野球とか、テニスとか、スカッシュとか、柄の先に重心があるスポーツをしている人は、ゴルフのシャフトとずれたところにあるクラブの重心に合わせることが難しく、シャンクしまくるそうです。

おもしろかったのが、友人で、ゴルフのうまい女性がスカッシュを体験したところ、逆に重心のイメージがゴルフの延長で、本来ある場所よりも遠くに思ってしまって、その負の転移でラケットにあたらないか、あたっても、ラケットの先端ばかりだったそうです。これは、私の逆ですね。

いずれにしても、今何か新しいものを学習しようとしたときに、その「負の転移」がないかどうか、考えてみると、学習効果が高まるかもしれません。そして、「正の転移」といわれる、これまでの経験が生かせるものがないかどうかも。

正の転移の例でいうと、私はエレクトーンをずっとしていたので、親指シフトを覚えるのはまったく苦になりませんでした。10本の指を、それぞれ別の動きをするということについて自然に出来たのです。おそらく、鍵盤楽器を演奏している人は、親指シフトの習得は早いのではないかと思います。

自分のコアスキルをどのように磨いて、それを正の転移に生かすのか、あるいは負の転移の時にすぐに気づけるのか、おもしろい課題ですね。ぜひ、考えてみてください。

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