2013.03.25
2割5分バッターと、3割バッターの違い
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こんにちは、勝間和代です。
先日、元オリックス監督で、名選手の石毛さんとゴルフを回らせていただく機会がありました。ゴルフはもちろん、シングルでものすごーーーーくお上手だったのですが、それよりも、なによりも、お昼や、その後のお茶の談義のときにお伺いした、野球の話が最高でした。
その中でも、なによりも感銘を受けたのが、
「2割5分バッターと、3割バッターの違い」
です。野球でバッター、そもそも、なんでどんなにすごい人でも、3割くらいしか打てないか、ご存じですか?
野球に詳しい人は知っていると思いますが、私はからきしだったので、へー、へー、へーだったのですが
「厳しいコースのボールや、変化球など、そもそも、どんなにがんばってもヒットにできない球がたくさんある」
からなのだそうです。特に、最近は投球技術が発達してきて、どんどん、バッター受難の時代になってきているとか。
では、それでも、なぜ難しい中で、一流の3割バッターと、平凡な2割5分バッター、あるいは2割しか打てないバッターがいるのか。
それはなによりも、なによりも
「選球眼」
だそうです。ピッチャーも、すべての球がいい球が入るとは限らないので、どうしてもたまに甘い球が入ります。あるいは、そもそも、ボールは見逃せば四球もとれるわけです。
すなわち、よいバッターとは
・ボールを見極められる
・ストライクのうち、打ちやすく甘い球を見逃さない
のだとか。
みな、バッティング技術や、振り方、筋力などに注目しがちですが、それよりもなによりも、
「何を打つか、打たないかの戦略」
が一番、結果を分けてしまうのです。
ストライクも、「真ん中のセンター返し」が基本で、それ以外は応用編で、それができないのに、ほかのことをやってもうまくいかないそうです。
ちなみに、ゴルフは基本的にはボールが止まっているので「センター返し」なので、石毛さん、ほとんどゴルフの練習はしたことないそうです。それでも、自由自在に、距離も、方向も打ち分けていました。
いやもう、なるほど、なるほど、なるほど、でした。
翻ってみると、自分はちゃんとボールを見逃しているだろうか、そして、打てるストライクはちゃんと打っているだろうか、悩んでしまいました。
ぜひ、このメールを受け取った方、一度、
「自分にとって、パフォーマンスを左右してしまう選球眼とは何なのか」
確認してみてください。