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紆余曲折の末、ようやく、満足のいく「発芽玄米セット」完成!!

自宅で発芽玄米を作ろうと決意してから、ああでもない、こうでもないとたくさん悩みました。水も替えて、温度も変えて、ヨーグルトメーカーで何回も試行錯誤して、最後は発芽専用機を買って、などなど。

そして数ヶ月の試行錯誤の後、ようやく、満足できるセットが完成しました。

それは

-「象印」のなんの変哲もない、実売1.6万円くらいのIH炊飯ジャー

-「発芽美人」という、銅釜のある発芽玄米器

の組み合わせです。

まず、発芽玄米の方から。悩んだのは、真夏に匂うんです、自家製発芽玄米。ヨーグルティアでやっていた頃は、まめに水替えしてもけっこうダメでした。すぐにぶくぶくしてきて、くさーーーくなります。調べると、やはり、ブドウ球菌のような、人間に都合の悪い菌が繁殖している可能性が高いと言うことです。

そのうち、発芽美人、という銅の内釜がある発芽玄米器だと、においが銅イオンで発生しにくいというので、買ってみました。こちらも、室温が20度台のころは順調だったのですが、真夏になって、30度を超えるようになったらアウトでした。いろいろやってみて、わかったのが

-35度前後、湿度高く、pHが7くらい

という時にいちばん、悪い菌が繁殖すると言うことです。腐敗、ですね。

それを防ぐには、まめな水替えくらいしか方法がないということでしたが、一度、6-12時間おきに水替えしてもだめだったときには、本当にくじけました。しかしそのうち、じーーーーっと色々見ていて、そして、別の方が「業務用の整水機のお水だと臭くならない」というヒントを教えてくれたので、いったい何が違うのか、研究しました。

そしてまず、湿度と温度をコントロールして、やってみました。エアコンのかかっている部屋にいれたのです。そうしたら、ましになりましたが、におい、ゼロになりませでした。

そこで次に、発芽のpHをあげることにしました。市販の1.3万くらいの機械で、水道水をpHを9くらいにしました。本当は、発芽もpHが7くらいの方がいいのですが、多少発芽がゆっくりになっても、菌が繁殖しない方がいいので。
参考
料理は化学実験だ!! pHと菌との関係 | 勝間和代オフィシャルブログ

なお、アルカリイオン水でそのままご飯を炊くときには、pH9以下ならOKということでした。
象印お客様サポート|FAQ 炊飯ジャー (できない)

なので、発芽はpH9.5くらいの水ですが、炊くときの浸水はpH8くらいなので、pH9以下にはなると考えています。

それで、無事、エアコンの効いた部屋+pH9.5だと、24時間発芽しても臭くない発芽玄米、できました。次に、エアコンが効いていない部屋に動かしたら、湿度がアウトだったみたいで、pHが高い水でも、臭くなりました。しかし、様子を見ていると、臭くなるのは本当に最後の方みたいなので、今度はまた半日おき、すわなち、12時間おきに水を替えてみました。これくらいなら、あまり負担になりません。

そして、室温も湿度も高い部屋でも、無事、銅釜の中で12時間おきにpHの高い水で水替えをしたら、ばっちり、普通にできあがりました。あーーーよかった。

やっと、発芽玄米が安定してできるようになったので、今度は炊飯です。なんせ、これまではにおい除去に労力がかかっていて、おいしく炊飯どころではありませんでした。

ところが、ここからがまた問題です。うちにあった、土鍋型のそれなりに高価な炊飯器、どうも、玄米の炊飯があまり上手でないのです。これは、発芽玄米でなく普通の玄米を玄米モードで炊くときにも、あるいは、発芽玄米を白米モードで炊くときにも、どうも相性が悪い。水を多くするとべちゃつくので、少なくするとぽそぽそになり、中間がない。

初めのうち、それしか知らなかったので、炊飯器で炊く玄米はそんなもんだと思っていたのですが、たまたま、電気圧力鍋で、印通りの水分量で玄米を炊いたら、ものすごくおいしくて、あれーーー、ひょっとして、これは炊飯器の問題、という疑念がわきました。

その疑念が確定したのは、最近勝間塾の研修センターを作った北海道北見でのできごとです。常駐しているわけではないので、炊飯器はそんなに高価なものを買わずに、アウトレットで型落ち品の安いものを買ってきました。そうしたら、

「あれ、あれだけ東京で苦労した玄米炊飯、こっちではさくさくーーーっとふっくらおいしく炊けている」

ということに気づいたのです。こちらの炊飯器、うちの炊飯器の値段の4分の1以下。えーーーー、炊飯器って値段ではないのかな、それとも、相性の問題か、とりあえず、よくわからなかったのですが、アウトレットで買った炊飯器の一応、最新の型番のものを家に買うことにしました。

そして再び、旧炊飯器と新炊飯器で、まったく同じ条件で作った発芽玄米を炊飯してみましたが、やはり、高価な旧炊飯器より、安価な新炊飯器の圧勝。同じお米、同じ水、同じ取扱説明書が発芽玄米を炊くときに推奨する「白米モード」という条件でやってみたところ、旧炊飯器はぺしゃっとなって、下の方はおかゆのように水分がたまるできあがりに、新炊飯器はふっくらと炊けていました。しかも、旧炊飯器は「味が落ちるので、玄米は保温を推奨しません」ということだったのですが、新炊飯器は「保温高で12時間まで保温可能」ということで、こちらも、やはり炊飯したあとも、ほかほかのご飯をいつでも食べられるようになりました。

実は、この炊飯器の問題と気づく前、発芽玄米と旧炊飯器との格闘に懲りて、いわゆる「発芽玄米が直接できる炊飯器」も購入してみました。しかし、これは失敗でした。いわゆる「玄米活性モード」や「玄米GABAモード」にそっくりの炊飯であり、ちょっと長めの玄米炊飯であって、まったく私が望んでいた、プチプチの発芽玄米+白米モード、の炊飯ではなかったのです。それもそのはず、「発芽玄米が直接できる炊飯器」はせいぜい4~6時間しか発芽させないのですが、それでは上手な発芽はできませんよね。一応、特許を持っていて、8割くらいは発芽する、という触れ込みだったのですが、少なくとも私がこれまで作っていた発芽玄米とは残念ながら、違うものでした。

とにかく、炊飯は毎日のことなので、なんとか解決しようとコツコツやってきて、最後は結局、人間による水替えとか、ごくごく普通の炊飯器とか、「機械に頼りすぎるな」というおもしろい結果になりました。なお、旧炊飯器は白米を炊くとおいしいのかもしれません。うちは白米がないので試したことがないのでわからないので、そちらは追記しておきます。

とりあえず、ここ最近、ほかほか、プチプチ、ふっくらご飯で毎日が幸せです。象印さん、玄米を上手に炊ける炊飯器を作ってくれて、ありがとうございます!!

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