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ホンダの新しいバイク、NC700S DCTを借りて、富士山に一人ツーリングにやってきました。初日編。

今年の6月末に、ホンダから新しいバイクが発売になりました。もともと、NC700Sは700ccの3種類のバイクの1つとしてあったのですが、なんと、そのNC700SがDCT、平たくいうと、オートマになったのです。

もともと私は大のオートマ好きですから、うわーーーー、乗りたい、とfacebookでつぶやいたら、お友だちがホンダに連絡してくれて(!)、ホンダから試乗車をお借りすることができました。
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しかもこの試乗車、純正品のローシートなんです。もともとが790mmとシートが高いバイクなので、私の158cmの身長では、ちょっと高すぎます。そこで、ローシートで25mmダウンで、765mm。おーーー、これなら、Diavelの750mmより少し高いくらい、なんとかなりそうです。うれしい。

お借りしたのは、仕事の合間なので、今日からあしたにかけて、平日の午後2時から、翌日の午後4時まで、というやや変速的な26時間。せっかくなので、やはりここは定番、富士山方面へのツーリングにいくことにしました。これまで、富士山は3回ほど友だちと来たことはありますが、1人は初めてです。

バイクの格好をして、自分のXJ6にのって、ホンダの本社に行ってNC700Sと取り替えます。その間、XJ6は青山で預かってくれます。ありがたい。そして、簡単に操作を聞いて、出発。もともと、DCTは一度レンタルでVFRを借りたことがあるので、なんとなく操作は覚えていました。

スイッチは基本的には、N-D-Sで、Neutral、Drive、Sportの3種類だけ。エンジンかけて、Dにセットしたら、あとはアクセル回せば走り出します。半クラッチもローギア入れも何もありません。簡単、簡単。

最初に注意を受けたのが、ガソリンタンクの位置が普通の車と違って、シート下にあるということです。ガソリンタンクが普通にあるところはメットインスペースになっています。フルフェイスが入ると説明を受けたのですが、私の入れ方が悪いのかわかりませんが、私のSHOEIのフルフェイスは入りませんでした。明日返すときに、聞いてみます。

ただこれ、MANA850もまったく同じだったので、なつかしいなぁ、と思って聞いていました。あの、骨折した例のMANAです。しくしく。

そして乗ってみた最初の印象、いやぁ、MANAとよく似ています。ついつい、左側のないクラッチレバーを握ったり、左足のないシフトペダルを踏みそうになります。MANAの時もそうでしたが、左手にもブレーキの役割があるスクーターと違って、左手、左足,あまりやることなくて余っちゃうんですよね。そのうち慣れますが。

とりあえず、海老名まで「たどり着いて」、腹ごしらえ。
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なんでたどり着いて、という表現かというと、ナビとETCがないため、けっこう海老名まで手間取ったんです。まず、高速、ナビがないので、自分の頭の地図から、ホンダから一番近い高樹町に行ったら、高樹町、あれ、下りの入り口ない!! えーーー、高樹町って3号でも、上りしかないんだ。知らなかった。

しかたないので、気を取り直して、そこからだと、天現寺、外苑、渋谷の三択。一番道が空いてそうだった外苑に行ったのですが、ふだん、外苑から私、下りしか乗ったことないので、上りの乗り方がわからず、スルーしてしまい、あちゃーーー。

引き返そうとしたのですが、その周辺がなんせ、平日の午後3時くらいですから、激込みで、ぐるっと回って正しい入り口にいくだけで一苦労。気づいたら、なぜか信濃町へ。あれーーー、ここだとほとんどホンダの青山一丁目から動いていないじゃないか、しくしく。

まぁ、でもそんなこんなをやっていると、都内や渋滞の中で、どのくらいNC700S DCTが活躍できるかわかりました。まず熱さですが、そんなに下からの熱風系はないです。ちょっと暑いかなぁ、くらいで、蒸し風呂になりません。また、当たり前ですが、渋滞や信号待ちでストレスないです。いちいち、ギアチェンジやNeutralに入れる必要がないので。

また、取り回しや大きさですが、MANAよりずっと楽でした。MANAが238キロ、NC700S DCTが225キロでそんなに差がないはずなのですが、やはり私くらいの体格だと、この13キロの差は大きいみたいです。

あと、シートが優秀。ローシート、うまくできていて、足がつるーーーんと下に落ちるので、私は両足つけようとするとつんつんなのですが、上手にバランス取りながら左足つけだけ、できます。また、シフトペダルの操作が必要ないので、信号待ちの間、左は地面に、右はブレーキを踏んで、そのまま左足で蹴り出しながら、発進できます。なので、信号で止まっても、ストレスなしです。

そうそう、ようやく外苑で上りに乗れたら、今度は事故渋滞。ここでも、のろのろ運転にDCTが活躍しました。あと、ETCの機械は搭載されていないので、高速に乗るときにはETCカードを手渡しします。これ、小銭がじゃらじゃらにならなくて、ETCの搭載機がないバイクに乗るときに意外と楽です。そういう機会がある方、試してみてください。

細かいポイントですが、海老名でも思ったのですが、このバイク、スタンドが出しやすいんです。スタンドのぴょーーんと飛び出ているところがかなり長くて、迷わずにパチンと出てきます。駐輪場でバイクをとめたら、まだめずらしいバイクなので、すぐにおじさまが寄ってきて、「へーーー、これで700ccなの。ちっちゃいねーーー」などと立ち話。実際、CB400が隣にとまっていましたが、ほんと、少し大きいくらいで、見た目ではほとんど変わりません。

あれ、なかなか富士にいかないや。まぁ、とりこあえず、そんなこんなで海老名をでて、御殿場まで今度は高速をしゅぱーーーーん。トルクはそこそこありますが、パワーはさほど、どーーーんという感じではです。でも、日本の高速なら必要十分です。加速もまったく困りません。エンジン音は、4気筒のシャーーーーンという感じの音ではなく、2気筒ですから、ぼぼぼぼぼぼーーーー系です。なので、ここは好みが分かれるところでしょう。

DCTでちょっとびっくりしたのが、あっという間にかなり上のギアになること。下道でも、発進すると一瞬で4速、みたいな感じだし、5速でもけっこう走ります。まして高速ですと、あっというまに時速70キロくらいでも、もう6速です。カチン、カチン、カチンという音を立てながら、しゃかしゃかとギアが上がっていきます。なるほど、これは人が操作するより早くてスムーズだし、燃費がいいわけです。

御殿場を下りるときに、なんせ、ナビがないので、ETCカードを手渡ししながら、係のおじさまに富士山スカイラインの行き方を尋ねます。富士山スカイライン、昔は有料道路でしたが、いまは無料です。言われたとおりに行ったら、迷わず入れました。いやぁ、ナビがないときにはやはり、人が頼りになります。

富士山スカイラインを走る頃は、もう午後5時半をまわっていて、夕焼けから、日の入りが始まる時間帯でした。夕日に映える富士山が、本当に美しかったです。
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御殿場口を上って、富士山とNC700S DCTもぱちり。いわゆるワインディング系は、ギア操作がないのでバイクの操作に集中できますから、とても楽しいです。また、途中でDriveモードをSportモードにして、少し強めのギアにしてみて、これも楽しかったです。必要に応じて、マニュアルに切り替えることもできます。その場合は、左手にある+と-で操作します。
ホンダのNC700Sをお借りして、一人ツーリング中。富士山を みにきました。夕日に映える富士山がきれいです。

次は、本日のハイライト、富士宮口から五合目まで上がって下りるところです。ここは片道13キロもある上、かなり道も険しく、うねうねと曲がっています。

結論からいうと、まったく問題なく、私の腕でも苦もなく往復できました。いやぁ、やはりギア操作がなくて、かつ、トルクが安定していて、排気量が大きいのですから、当たり前と言えば当たり前ですが、ちょっと感動。そういえば、御殿場口の土の駐車場のところもまったく滑らずにすーーーっと動いていました。

五合目はバイクはほとんどいませんでしたが、たくさん車がいて、みんな日の入りを観察したり、雲の流れを見たり、おそらくそのまま夜まで滞在して、星空を見る準備をしている人たちもいました。

こちらが五合目から見た、美しい雲海です。実物はもっと美しく、かつ、夕日がきれいに映えていました。私の腕では撮りきれず、残念。
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富士宮口の入り口に戻った頃には、どっぷりと日が暮れていました。ここで困ったのが、富士山スカイライン、街灯、まったくありません。なので、バイクのライトだけが頼り。こういうときにも、ギアチェンジの心配なく、道に集中できるのはありがたいと思いました。

ほんと、手動でギアチェンジをするバイクと、DCTの違いは、余裕があるときには問題ないのですが、余裕がなくなったときや、疲れてきたときの差なのかなぁ、と思いました。

そしてようやく、富士市まで下りると街灯も出てきて、明るくなってきて一安心。無事、私の大好きな某ビジネスホテルチェーンの宿に到着し(これも、ナビがなかったのと,一方通行が多いところで、周りを2周くらいしゃちいましたが、その時にもDCTが活躍)、このブログを書いています。東京から約190キロの道のりでした。

いやぁ、きびきび動いて、しかもギアチェンジの手間隙や、エンストの恐怖感がないので、楽しく乗り回せます。ABSもついていますし、よいバイクです。

明日は伊豆半島にいこうか、箱根を回ろうか、迷っていますが、どちらかを軽くまわって、ホンダの本社まで帰る予定です。明日も楽しみです。

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