« 前の記事 | トップページ | 次の記事 »

手作り豆乳生活を試しています。おいしい豆乳ができるまでの苦労の記録

ここ最近、豆乳が身体にいい、豆腐も家で作れるというので豆乳を家に常備するようになりましたが、難点は、成分無調整豆乳はコンビニにはないし、スーパーでもそんなに種類が多くないと言うことです。

なので、家で作ってみることにしました。揃える道具は豆乳メーカーと大豆だけのようです。

まずは豆乳メーカー、やってきました。私が買ったのは1万2千円くらいです。いろいろな種類があるようで、安いもので8千円、高いもので2万円くらい。

もちろん、鍋とかで自分でもできるようですが、初心者の私にはちょっとハードルが高そうなので、機械を買いました。

そしてまずは、そこに書いてあるレシピに従って

100gの乾燥大豆
1.3リットルの水

をいれて、乾燥大豆コースでわーーーーっとやってみました。待つこと35分、できあがり。

付属の網でこして飲んでください、というので飲んでみたら・・・

「んーーーー、薄いし、ボソボソするし、なんかなぁ、期待はずれ」

ということで初回の豆乳作りは失敗。それからウェブで再び豆乳作りを勉強し、そしてレシピをいろいろ見てみてわかったことは

・100gの大豆で1.3リットルの水だと、薄すぎる (市販は大豆成分が8~10パーセントくらい)
・乾燥大豆でもできないことはないけれども、やはり、浸して戻した大豆がいい

ということでした。

そこで、気を取り直して再チャレンジ。

今度は
・200gの大豆を浸して380gまで8時間でふやかして
・そこに1.1リットルの水を入れて

浸し大豆コースで待つこと30分、できあがりました。今度は滑らかだし、濃さも良さそうな感じです。

付属の網で濾そうとしたら、今度は大豆分が多すぎてなかなか濾せない。なので、うちにある少し粗い網で濾してみたら、味はちょうどいいのですが、問題は固形分がぼそぼそすること。

Facebookでつぶやいたら、こし袋を使うといいとアドバイスをうけて、さっそくこし袋買ってきました。

ふたたび8時間浸した豆で豆乳を作り、今度はこし袋で濾してみたら、やーーーーっとできました。理想の市販よりもおいしい豆乳。豆の量は200gだとちょっと多そうだったので、今回は乾燥時で180gにしました。水の量は1.3リットルくらい。

でもなにが大変かというと、濾すときでした。初めはこし方がよくわからなくて台所中、豆乳だらけにしてしまいましたが、2回目のこし袋はこの上で使いました。

この上に豆乳をいれたこし袋を乗せて、自然にドリップする分が終わったら、あとはサラダボールの丸いところを使って、こし袋をぎゅーぎゅーと上から押して、絞りました(手だと、豆乳が熱すぎて触れない)。

これで1リットル弱の豆乳ができあがります。原価は豆乳メーカーの減価償却や電気代、水道代を計算に入れないと、70円くらいです(豆代のみ)。

しかし、作ってみてわかったのが、とにかく、おからが大量に残ること。1リットルの豆乳を作る度に、400gくらいのおからも同時にできてしまいます。

もちろん、おからクッキーとか、おからのおかずでいただくことはできますが、いくらなんでも限界がありますよねーーー。

実際、市販のものでも、豆腐や豆乳をつくるに伴ってでるおからの処理はいま、産業廃棄物扱いだそうです。ただ、おからはものすごく栄養価が高いので、これをみんなが少しずつ食べるだけでも、産業廃棄物も減るし、健康にもいいのだとか。

とりあえず、できあがった豆乳は豆腐にしたり、紅茶にいれたり、ホット豆乳にしていただいています。家で牛乳をつくるのはたいへんですが、豆乳だと手作りできて、楽しいです。

しばらく豆乳作り生活、続けてみたいと思います。パン焼き器の隣に置いているので、パンをセットしたついでとかに豆乳もセットできるので、なかなか便利でいい感じです。

このエントリーをはてなブックマークに追加

勝間和代オフィシャルメールマガジン 登録無料
ページの先頭へ