2011.10.15
北海道、十勝からオホーツクへ、2300キロのロングツーリングの旅日記 その3
オホーツクでの講演も終わり、次の日はオホーツクでフリーデー。
まずは、朝一番で「鮭釣り」に挑戦。早朝から、ルアーで鮭釣りに挑みます。残念ながら、素人の悲しいところ、両脇のおじさんたちは釣れていますが、私にはいっこうにひっかかりません。
残念がっていたら、ちょうど、鮭を満載した漁船が到着。案内してくださった高谷さんが交渉して、上物の雌を一匹、いただいてきてくださいました。
こちら、明日日曜日の夕方に、切り身といくらになってクール宅急便で到着するので、東京で私の友人たちと一気にいただくよていです!! たのしみーーーー。
鮭釣りも終わり、次はツーリングです。北見には田澤由利さん、帯広には北村貴さんという、長年の友人がお二人いて、いつもお世話になっているのですが、今回のツーリングは、由利さんのご主人のノリさんが、お付き合いくださいました。ノリさんの愛車は隼。
そして二人で、美幌峠や摩周湖などを一周して、北見に戻りました。あれだけの自然がたったの1-2時間で行けるなんて、いったいどれだけぜいたくなのかと感嘆しきりでした。
翌朝は再び、帯広に行くべくDiavelで北見をお昼過ぎに出発。ちょうど紅葉がとてもいい感じで赤くなっていって、幸せな一人旅でした。
帯広では、「十勝ワインを味わいたい」というわがままに、たかさんがいろいろアレンジしてくださって、地元のおいしいイタリアンと、十勝ワインの夕べ。しあわせーーーー、でした。
そして翌朝、名残惜しいのですが、そろそろ東京に戻る日。苫小牧には夕方過ぎまでに着けばいいので、帯広から池田のワイン城を見学、地方振興のモデルケースとして有名な場所です。ドリカムとのさまざまなコラボもあります。
池田町のすごいところは、たまたま自生したヤマブドウがワインにむく品種だったことをきっかけに、徹底的な品種改良をおこない、町ごと、ワインにかけたということです。ワイン城の1階には大きなショップがあり、ソムリエの山口さんに、6本ほど、選んでいただきました。
こちらのワインは、送っていただいた鮭と一緒に東京の友人一同で、いただく予定です。
ちなみち、こちらはドリカムとのコラボワイン。ボーカルの美和さんが池田町の出身ということで、さまざまなコラボがあるようです。衣装などを展示する館もワイン城のそばにありました。
そのあとは、ひたすら苫小牧に向かって出発。北海道にいると、200キロくらいの移動が当たり前になってきていて、びっくりです。
Twitterで教えていただいた回転寿司で、フェリーに乗る前に腹ごしらえ。北海道は、回転寿司がどこも美味です。
そして再び苫小牧港から仙台港まで、フェリーで本州へ。あとは仙台から一気に東京に戻るだけのつもりでしたが、なんとトラブル発生。フェリー内で貴重品の盗難があったということで、海上保安庁の取り調べが入り、下船が1時間遅れました。
それでも、なんとか仙台港から東北道で一気に東京まで。400キロ弱ですが、北海道と違って、あったかいし、虫も少ないし、難易度が下がって快適でした。
途中、とちぎ霜降(しもふり)高原牛、じゃなかった、霧降(きりふり)高原牛200グラムのステーキを完食!!
そして無事、東京まで事故もなく、戻って来ることができました。
とにかく、いろいろと人生観が変わる旅でもありました。自然との共生、地方と雇用、都会のバランス、自分がなにができるのか、どうしたらいいのか、まだまだ考えることばかりです。
なお、今回、無事に2300キロのツーリングを終えることができたのは、ひとえに、KRSさんのおかげです。ありがとうございました。また通わせてください。
無謀な旅でしたが、いろいろと得るものが多く、楽しく、また今後の著作や論評に反映させたいと思います。
長文購読、ありがとうございました。そして、旅をご一緒いただいた、北村貴さん、田澤由利さん、花房美香さん、田澤憲昭さん、ありがとうございました!!