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北海道、十勝からオホーツクへ、2300キロのロングツーリングの旅日記 その1

バイクの免許をとった人たちの憧れは、ひろーーーい、まっすぐな北海道の道路を自分のバイクで走ること。

私も今年の3月に普通二輪を、5月に大型二輪を取得して、さっそく7月に友人を訪ねて、バイクは輸送して自分は飛行機で北海道に行って、北海道の夏のツーリングを楽しむつもりでした。

それが、かの骨折事故。そのため、7月のツーリングは急遽、普通の北海道旅行になったのですが、あまりにもその旅行が楽しかったので、帰ってからすぐにスケジュールを探して、どこか1週間北海道に行けるところを確保しました。

そして、今回の秋の3連休から1週間、何ヶ月も前から「ここは北海道に行くので予定をいれないでください」とブロックし、また、今度こそバイクで行くため、フェリーの予約日にはカレンダーにリマインダーを入れて、往復フェリーの個室を確保し、無事、バイクで北海道を訪れることができました。

まず、もともとMANAを買った理由はバネ指だったのですが、骨折をした後、木村友泉さんのリンパケアに通ったら、ずいぶん身体を弛緩させることを学んで、バネ指もほぼ収まり、ふつうにクラッチバイクに乗れるようになったので、以前からほしかった、DucatiのDiavelを後先考えず購入!!

そして、さすがにもう一度骨折したらまずいので、柏秀樹さんのライディングスクール(KRS)さんにせっせと通って、半クラッチ、Uターン、ワインディング、ブレーキングなど、みっちりと教えていただきました。おかげさまで、乾燥重量で207キロ、装備重量でおそらく230キロをこえるDiavelも、なんとか取り扱えるようになりました。

まず、フェリーの選択から。大洗発の商船三井のフェリーにするか、仙台発の太平洋フェリーにするかの二択です。いまはシーズンオフなのでどちらもA期間という安い期間なのですが、商船三井は個室をとると、2人部屋なので1人の費用の他、貸し切り料金50パーセントがかかります。太平洋フェリーはその料金がありませんでした。

また、距離が違うのでしかたないのですが、Diavelの運賃が片道、大洗だと1.45万円、仙台だと9000円。往復で1万円以上違ってしまうので、仙台発着の太平洋フェリーを選ぶことにしました。

たいへんだったのは、仙台までの距離。うちから仙台港まで380キロくらいなので、なんとかなるかとたかをくくっていたのですが、ちょうど出発日は三連休の初日、東北道が渋滞していて、6時間もあれば軽くつくかと思っていたのが、7時間以上かかりました。大洗にすべきだったか、とちょっと後悔。

それでも、太平洋フェリーの「きそ」はさすが、毎年賞をとることだけあった、すばらしい船。夜7時40分に仙台を出て、苫小牧に翌日11時に着くのですが、おりるのがもったいないくらいでした。

ご飯もおいしく、船内も快適、展望大浴場はすばらしく、船の旅を堪能しました。

無事、苫小牧についてからは、なんちゃってツーリングなので、1日に200キロ以上移動しないようにするため、まずは苫小牧から帯広に1泊、そして、北見で3泊して、帰りも帯広で1泊してから、苫小牧から仙台経由で帰宅予定です。

どうしてかというと、この季節、北海道はとにかく寒いので、日没前や、日没してからの移動は危険だとずいぶん言われたためです。凍結の虞や、下手すると降雪もあるということでした。幸い、今回は少し雨に降られただけで雪や凍結は大丈夫でしたが、すぐに10度前後に気温が下がるため、本州とはずいぶん違って、厳重な防寒が必要でした。

船中泊の翌日は、帯広で1泊。苫小牧、帯広は200キロ弱。3時間半くらいでつきました。目当ては芽室のログハウス。

テントウムシがものすごーーーーーい、量でいた他は、いたって楽しく、帯広の夜を過ごしました。芽室未来牛をおなかいっぱーーーーい、いただいて、幸せな夜でした。

そして翌日は、帯広から北見に移動。また軽く、200キロくらいあります。途中、オンネトーという湖を訪問しました。今回の目当てのひとつ、すてきな紅葉です。

オンネトーの紅葉を堪能した後は、シゲチャンランドへ!! シゲチャンランドは、大西重成さんという、アーティストの方が独自で開いている展示場。もともと大西さんはとても実績ある方なので、見応えあります!!

シゲチャンランドのあとは、網走側の湖で、ホーストレッキング。

実は私、高校の時に馬術部に所属していまして、馬、大好きなんです。久し振りにたくさん乗れて、満足。

夜はもちろん、オホーツクの海の幸、山の幸です。

長くなったので、その2に続きます。

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