2011.07.21
特殊なキー入力方式の効率性と選択の自由のトレードオフ。親指シフトとT9入力ユーザーの視点から。
私は、パソコンは親指シフト、携帯はT9入力です。
理由は単純で、一番早いし、ストレスが小さいから。特に、親指シフトは「しゃべるように入力できる」といわれている方式で、ローマ字入力の約6割で入力が可能です。
親指シフトにしても、T9にしても、問題は、その入力方式が複雑すぎて、メジャーにならないことです。そのため、パソコンも、携帯も、選択肢が狭まる中で探すことになります。
親指シフトの場合、無変換と変換キーの位置が鍵になります。これが、なるべく近づいていて、スペースが小さい方がいい。その視点から、レッツノートやHHKBは最適です。
T9入力は、もうNEC系の携帯しか残っておらず、NECはドコモにしか供給していないので、NEC+ドコモ縛り、という縛りに囚われることになります。N706iくらいからずっと、Nだけを乗り継いでいます。いまの携帯はN-05C。
これは自分が選んだ茨の道なんだから、仕方ないと言えば仕方ないのですが、たまに自分のこの妙なこだわりが恨めしくなることもあります。
しかし、優先順位をつけないと、全てを得ることはできない。きっと私はおばあちゃんになっても、親指シフトやT9にこだわっていると思います。
メーカーや開発者のみなさま、ぜひ、どちらもなくさないでくださいね!!