2011.07.28
北海道の道東、十勝・帯広とオホーツク・北見に友人を訪ねて2泊3日の旅をしてきました。最高の旅でした。
2泊3日で、北海道の道東に、長年の友人を訪ねる旅をしてきました。
一人は帯広在住、もう一人の友人は北見在住です。それぞれ、UターンとIターン。東京やネットで知り合ったお二人。
北見の田澤由利さんは、Niftyのパソコン通信時代からのお付き合いですが、20年弱、ネットのメールと年賀状だけのやりとりだったので、はじめて直接あえて、本当に感動でした。
そして、帯広の北村貴さんも、2000年頃からの古い友人。北村さんと田澤さんも仲のよいお友達なので、ほんとうに楽しい旅でした。
実はもともと、バイクを苫小牧まで輸送して、自分は飛行機で千歳に行って、そこから苫小牧でバイクを拾って十勝、オホーツクといこうと思っていたのですが、例の事故でバイクで行けなくなり、急遽、帯広In、女満別Outに日程を変更しました。
これがまたすばらしく時間を有効に使えるようになり、貴さんと由利さんのすばらしいセッティングもあり、2泊3日とは思えないほどの充実でした。
道東にいって強く思ったのが、ここまでの自然とすばらしい環境が、日本にはまだまだ残っているということ。海外旅行も良いのですが、もっともっと、日本も行き尽くさないともったいないと思いました。
朝一番の飛行機で帯広に向かい、貴さんが空港まで迎えに来てくれて、最初はまず、貴さんと、貴さんの友人のみささんと、三人で千年の森でセグウェイ体験。
こちらの千年の森、十勝毎日新聞社さんが、新聞で紙資源をたくさん使うので、それを取り戻すためにと言うことで森を千年かけて育てることを決意されたとか。すばらしいです。あとで、夜に十勝毎日新聞社社長の林浩史さんも、屋台村で合流してくださいました。
セグウェイは楽しい。時速20キロまでしかでませんが、自分が思った方向にくにーーーーっとまがります。そして、オフロードでもすいすい。馬に乗っているのと同じ感じでした。将来的にはお年寄りなどの乗り物に良い感じです。日本では公道では乗れないそうなので、法律改正ができるのかどうか、調べてみようと思いました。
そして、十勝の地元のおそばや牛トロ丼をいただいたあと、午後はばんえい競馬見学へ。
ばんえい競馬も存続の危機だそうです。1000キロある馬たちが、600~1000キロのソリを曳いて競う豪快な遊びです。600頭の馬と、300人の専任の調教師さんや騎手の方がいるとか。馬といっしょに走りながら応援できるというこの競技、存続の難しさは理解できますが、文化ですので、応援したいです。
夜は十勝のCDN(キャリアデベロップメントネットワーク)のみなさんと懇親会。もともと、この会の出だしがなんと、私を十勝に呼びたい、というところからスタートしたということだったので(いく日まで知りませんでした)、本当にうれしかったです。私の本を読んで、事業がいろいろうまくいくようになったという声だけで、うるうるでした。
さらに屋台村にいって、十勝毎日新聞社社長の林浩史さんや、ガーデン街道仕掛け人で林さんの弟さんの林克彦さん会ったり、屋台村に集う元気な人たちをみると、まだまだ力が日本にはある、と勇気付けられました。
2日目は北見に移動。柳月さんのお菓子工場を見学しながら、2時間ちょっとで着きました。小麦やビートがたわわに実っている季節で、どこにいっても、絵はがきのような光景です。
北見の少し手前で由利さんと合流。オホーツクの野菜を生かしたランチをいただき、北方民族博物館を見た後、目指すは網走港です。そして、こちらでクジラ・イルカウォッチングのクルーズへ出発。
オホーツクブルーと呼ばれる空と、澄んだ海を走り、クジラやイルカを目指します。何十頭ものクジラやイルカが泳ぐ姿をみることが出来ました。出てくるのが一瞬なので、あいにく写真はなし。こちらの観光の仕掛け人、高谷弘志さんにすすめられて、日が沈む中、タイタニックごっこもしてみました。
そして、網走港の夕市祭りに参加。蟹や帆立をたらふく食べました。
ふたたび北見に戻ると、こんどはオホーツクビールのお店へ。できたてのビールを飲ませてくれます。ここでも地のものをたくさんいただきました。
3日めは、置戸の方に行って、山巡り。原生林がそのまま遊歩道として残っています。こちらが、滝を見たり、違和に入ったり、漁をしたり、シュノーケリングをしたり。案内は、NPO法人常呂川自然学校(自然ガイド&体験コーディネーター)理事長の羽根石晃彦さん。すばらしい案内でした。
山遊び、川遊びの後は、地元の食材を生かしたオホーツク・ベーグルさんのベーグルランチで一休み。わき水からわかしたおいしいコーヒーを、地元の木のカップ(置戸クラフト)でいただきます。
最後は、仕事で一足先に東京に発った由利さんの夫さんの憲昭さんの車で女満別まで送っていただいて、帰京しました。飛行機だったら、羽田から2時間かかりません。そして飛行機だと、車の渋滞もなし!!
これだけの雄大な自然を楽しめる場所がまだまだ日本にあるのだということが、感動の連続でした。貴さん、由利さんのすばらしいセッティングに感謝、そして、集まってくださった道東のすばらしいみなさまに、感謝、感謝、感謝、です。
ますます、北海道が大好きになりました。また秋にでも今度はバイクで参ります!! 道東にまだ行ったことがない方、ぜひぜひ、いってみてください。本当にお薦めです。