2011.06.24
起きていることはすべて正しい~バイクの初負傷(右手首骨折)からの考察
昨夜8時頃、大型バイクに乗って帰宅中、あと自宅まで信号1つのところまできました。
そうしたら、ふと気づくと、目の前に至近距離にワゴン車がいました。そこから先は記憶がなく、気がついたら路上で右倒れになり、バイクは5メートル先くらいに吹っ飛んでいました。
恐らく、私は幹線道路だったので時速60キロくらい、そこに車線変更か、横道かわかりませんが、車が出てきたのだと思います。そして、急ブレーキをかけて、タイヤがロックして吹っ飛んだ、と言うことでしょう。単独事故です。
その時は不思議なことに、手足の擦過傷の痛み以外は感じず、周りの人にバイクを起こしてもらうのを助けてもらいながら、再びバイクに乗って家に戻りました。スクーターのおじさんが私がちゃんと発進するまで、側に付いていてくれました。
家に帰って、娘に事故ったという話をしたら、私の血だらけの様子と、あと、家について気づいたのですが、尋常じゃない痛みが右手首にあり、ほとんど意識を失いそうなくらい痛かったので、長女(21歳)がとにかく、病院に行くように勧めてくれて、タクシーを拾って自宅の前まで呼んできてくれました。なんでも、事故直後は興奮状態で痛みを感じないのですが、実は大けがをしているケースは多いそうです(これは中学生の三女の知識)。
そして、娘たちに連れられて、近所の1番大きな救急病院にいったところ、当直にけがを診る医者がいないのでと断られたのですが、近くの大きな病院のリストをわたしてくれたので、そこから順番に何軒も電話を長女がタクシーの中からかけてくれて、ようやく救急で診察してくれる病院をみつけました。
レントゲンを何枚か撮って、右手首、尺骨の先端がやはり骨折しているとのこと。あと、軟骨や靱帯もそれなりにやられているみたいです。
というわけで、手を固定されて、帰宅しました。今日また、専門医がくわしく診察してくれるそうです。
今回、なぜ手首だけやられたかというと、実は手首以外はかなり防御プロテクターをつけていたからなんです。
足回りは、右膝と右足首、やぶれました。プロテクターがなかったら、右膝、かなりやばかったかと。
頭ももちろんです。後で見て驚いたのですが、フルフェイスのヘルメットの右1/3くらい、傷だらけでした。
そして、頭の次に死因となると言われていたので気を付けていた胸のプロテクター、これがなかったら、ほんとうにまずかったと思います。
写真ではわかりにくいのですが、服の裏にオプションでプロテクターをつけています。
そして、唯一の心残りが、グローブでした。暑いので、薄手のメッシュにしていたのですが、これをプロテクター入りにしていれば(持っていたのに、していなかった)、おそらく、骨折しなかったと思います。
死ぬほどの事故になる前に、これだけの教訓を得られたのはほんとうに、不幸中の幸いだと思います。
1. 事故は一瞬で起こる
2. 自宅の側など、気を緩めたときに起こる
3. ヘルメットやプロテクターはものすごい威力を発揮する。それがないのは自殺行為
全治1-2ヶ月ということですが、とにかく、安静にしています。しかし、左手しかキーボードで使えないのは、親指シフトとしては辛い!!
大型バイク自体はフットブレーキがおかしくなった以外はいちおう動きました。こちらも、バイクの先輩の友人に電話したら、ロードサービスでとりあえずもっていってもらえと言われて、連絡したら、夜中に取りに来てくれました。感謝。
しばらくは、スカッシュも、バイクも、自転車もお休みですが、このお休みにも何か意味があると思って、のんびりすることにします。そして、またバイクに乗るときには、かならず手首も含めて、プロテクターを!! そして、自分がいかに多くのみなさまに支えられているかを感謝します。
関係者のみなさま、しばらく原稿書きその他、滞る可能性が高いと思いますが、どうか、よろしくお願いします。
-追記-
ブログをアップしてから、MANAにABSはついていなかったのですか、という質問が多かったのですが、MANAはABS付の在庫がなくて、ABSなしだったのです。
しかし、命には替えられないので、お金がかかってもしかたないので、ABS付に買い換えます。よい教訓になりました。
Twitter、Facebookの皆様のアドバイスに感謝!!
-追記2-
そして、肝心なことは、ABSでもプロテクターでもなく、本人のスキルをあげるしかない。まったく同意します。アドバイスありがとうございます。
-追記3-
これはいわゆる典型的な「パニックブレーキ」事故だそうです。まずはパニックを起こさないような注意力Up、あと、受け身の練習もします。いろいろな課題続出。わかって、ありがたいです。