2011.06.04
気持ちのよい土曜日の午後は、バイクで箱根まで美術館へ
(すみません、一部の方にバイク関連ばかり、と言われていますが、凝り性なので、みのがしてやってください)
土曜日は私はデキビジとがっちりアカデミーの収録があるので、午後に時間が空くことはほとんどありません。
ところが、今日はたまたま、午後がオフ!! その代わり、次の土曜日は朝8時15分~夜23時までびっちりなのですが、それはまぁ、考えないことにして、とてもいい天気なので、せっかく納車されたMANA850で少し遠くまで出かけることにしました。
バイク仲間の友人に電話したらあいにく連絡取れず(あとからメールが来ましたが、体調不良だったそうです。すみません)、よし、えーーーーいと、一人で出かけることにしました。バイクのツーリングで一人で出かけるのは、もちろん、初体験。
行き先はどこにしようかなぁ、と思って、ちょうど、この前の日曜日に行くはずだったのに台風で断念した箱根のポーラ美術館を思い出しました。うちからですと、片道100キロちょっとですから、半日でも十分に往復できます。
よーーーしと、空調ジャケットを着て、プロテクター付パンツを履いて、あとは最近買った、底が厚いライダーズブーツを履いて、格好だけは、一人前のライダー。
ちなみにこの厚底ブーツ、1.5センチの高さということなのですが、足つきがすごくよくなって、信号その他でもまったくふらつかなくなり、楽になりました。乗り降りは相変わらず、えっちらおっちらなのですが、これは次の課題にします。
そして、ETCカードをセットして、ナビに行き先を入れて、しゅっぱーーーーつ。首都高は渋滞なし、東名は一部混んでいるところがありましたが、それでもそこそこ流れていて、無事、2時間ちょっとで着きました、ポーラ美術館。
本当に緑のすてきなところです。MANA850は高速道路も取り回しが楽で、ネイキッドでカウルがないことで、ちょっと横風やスピードを上げたときの向かい風には弱い感じがしましたが、それでもエンジンが大きいので、余力は十分。しかも、小回りがキビキビきくので、車線変更も、そして、高速をおりてからの峠道も、キビキビ、でした。
なんといっても、CVTというオートマ機構。これが、うっとりするくらい、すばらしい。峠道の下りでも、ちゃんとシフトダウンしてエンジンブレーキをかけてくれて、どうみても、私がたどたどしくマニュアル操作するよりいい。おまけに、高速がちょっと渋滞しても、決してエンストしないので、安心して乗っていられます。
しかも、ポーラ美術館、乗用車は500円の駐車料金がかかるのですが、なぜか、バイクは無料。乗用車2台分だけバイク用に開放されていまして、そこにとめました。私以外、バイクで来ている人はいなかったようです。
企画展はレオナール・フジタさん。若い頃に描いた乳白色の肌合いの裸婦像の実物は、うっとりするくらい、きれいでした。
常設展でも、私の好きなモネとダリをみることが出来て、こちらもうっとり。その他にも、こんなに作品があるのだ、というくらい、たくさん展示がありました。
一通りみて、紅茶で休憩。この美術館のカップがまた、すてきでした。
そして、5時前に帰途につき、取り回しにも慣れてきたので、行きよりも早く帰ることができました。
ただ、問題は、ずっと「F」というマークがディスプレイにつきっぱなし。Fuelの略かと思って、給油もしてみましたが、消えません。家に帰ってから販売店に電話したところ、
「うーーーーん、マニュアルを見ると、フットブレーキか何かのエラーメッセージなのですが、よく、エラーがなくてもメッセージでちゃうんですよ。とりあえず、一度見せてください」
ということなので、明日、店に寄ることにしました。
あと、燃費がはじめ、5.0という表記だったので、「えーーーー、このバイク、リッター5キロしかもたないの」と思ったら、それは大きな勘違い。100キロ走るのに何リッターのガソリンがいるか、という表記でして、100÷5で、リッター20キロの燃費でした。
帰りの東名では、安全運転だけれども上手なハーレーのバイクがあって、しばらく後ろを追走してみました。なかなか勉強になります。
高速料金も、ふつうの自動車よりも割引になっているので、なんだか、お得感あり。また半日くらい、時間が空いたら、どこかいきたかったけれども、なかなかいけなかったスポットまで、いってこようと思います。
とにかく、エンストの虞と、シフトチェンジの煩わしさから逃れ、かつ、ネイキッドで小回りがきくバイクは最高です。
楽しかった!!
p.s.
あと、MANAの魅力に、メットインスペースがあります。ふつう燃料タンクになっているところが、モノ入れになっていて、これがまたいい。スイッチ1つでOpen/Close、しかも、レッツノートぐらいなら入っちゃう。
背中にものを背負わずにツーリングできるのは、ほんとうに快適です。