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緊急時にインターネット情報を判断するためのポイント5つ~情報の真偽を短い時間で、限られた情報源で判断することの難しさについて

これまで災害情報や復興支援情報について、さまざまなRT依頼が来る中で、極力、自分ができる範囲で確認して、信頼性が高いと判断できるものだけをretweetや拡散してきましたが、今日の午前中において、下記のNPOさんの情報について、迷い、さまざまな混乱するようなtweetをしたことを、まずは心から、お詫び申し上げます。

【ユニバ震災対策本部】皆様に出来ることがありますので、ご一報ください。

こちらは繰り返しになりますが、電話でも活動を確認し、かつ、複数の直接の知り合いから「信頼できる」というメールをいただきました。ご迷惑をおかけした先方にも、直接お詫びをお伝えしました。

こちらに、佐々木俊尚さんのブログへのリンクも掲載します。
被災地に救援物資を! いま私たちに求められていること | 佐々木俊尚公式サイト

そして、なぜ自分が迷ってしまったのか、理由を考えましたので、その防止策も踏まえて、下記に5つのポイントをまとめたいと思います。

【緊急時にインターネット情報を判断するためのポイント5つ】

1. 受け手側にとって~情報については、必ず出所を確認すること。そして、「2カ所以上」の異なったルートにおける方法で、「正しいという蓋然性がある」と思えない限り、判断を保留すること。

2. 送り手側にとって~人に情報を伝えるときには、どのような人になぜその情報が価値があるのか、そして自分はどのような判断でそれを送っているのか、出所はどこか、正確性はどこまで期待できるのかを明確にすること。基本的には、インターネット上では受け取り手は懐疑心をもってその情報を見ると考え、なるべく正確な記述を行うこと。特に、健康問題や金銭問題の時には注意をすること。

3. 受け手側も、送り手側も、まちがったと思った場合には、速やかにその情報を前提知識やそれまでの行動に囚われることなく訂正し、特に送り手側だった場合には、受けとったと思われる側に極力の配慮をすること。

4. だからとって、まちがったリスクばかり気にすると、疑心暗鬼になり、動けなくなるので、それぞれの立場において許容リスクを考え、そのリスク内であれば、受信・発信とも、自己責任で行うこと。

5. 情報の発信者が善意である限りにおいては、例えまちがった情報を受けとったときにも、相手を責めないこと。単純に、その人の情報の今後の信頼性の「自分の判断」に用いるにとどめること。

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みな、善意で情報発信・流通をしています。その情報の流れが、大河となって、復興・救済につながります。そこでは発生しうるエラーを送受信側とも最小限に抑え、そして、エラーが起きたときには犯人追及ではなく、より正しい情報を流す方向に動くこと、このことを推奨したいと思います。

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