2011.02.10
機内持ち込みだけで海外旅行を済ませたい人への荷物パックガイド
無事、日本から25時間のフライト+乗り換え時間で、セネガルまで到着しました。
ここ最近、海外に行くときにほとんど荷物を預けなくなりました。RIMOWAの機内持ち込み可で一番大きなタイプの軽いスーツケースに、1週間前後の旅行なら、これに入るだけで、すべてそれで済ませています。
それでも、靴の替えや、日数分の着替え、スーツにスウェットに化粧道具、ホットカーラーや湯沸かし器なども、十分に入ります。
スーツケースを預けないメリットは、とにかく、途中でなくなることがないこと。特に、遠くで乗り換えが多いほど、リスクが上がります。また、必要なものがいつでも取り出せること、さらには、着いたあとでもすぐに行動できることです。
コンパクトにまとめるコツ、どうやって、と聞かれることが多いので、ちょっとしたテクニックを書いていきます。
1. 「かさ」のある素材の洋服はさける
スウェットも、Tシャツも、ナイキのDry Fitなどのものにして、薄くても暖かくて、乾きやすいものにしています。これですと、ボトムとトップを何枚ずつかいれても、かさ(嵩)がない。シャツもシルクや綿を中心に。毛のものはほとんど持っていきません。
2. 日本から、向こうで着られるものを意識して、重ね着でいく
日本と気温が違うところに行くことが多いのですが、例えば今回は、日本は真冬、セネガルは20度前後です。
なので、日本で着ていく服は、上は綿シャツに、パーカーと上着を重ね着して、などして、コートはさけるようにします。その代わり、重ね着したパーカーも、上着も、こちらで単独に洋服として使えます。
3. もっていく靴はちいさいものを、履いていく靴は丈夫なものを
革靴もフォーマル用に必要なので、こちらもシンプルなかさばらないものに。飾りが少ないものがいいです。その代わり、履いていく靴は、できれば足首までカバーする丈夫なものに。
4. フォーマルウェアも着回しを重視
スーツも、上着とスカートとワンピースとか、あるいはパンツとか、組み合わせて着られるようにします。スカートはカジュアルにも着回せるように、黒とか、紺とかの色を基調に。
5. 湯沸かしポットは湯沸かしの部分だけもっていく
向こうで私はお茶を飲むことが多いので、湯沸かしを必ず持っていきますが、コップがなんでも汎用的に使えるタイプのものにして、小さくします。
6. 変圧器はパソコン+USBでカバー
変圧器も重たいので、持っていきません。パソコンのACアダプターがだいたいほとんどの国で使える仕様なので、パソコンのUSB出力から、ほとんどのものは充電します。
7. 食べ物・飲み物は最低限だけ
食べ物も、ほとんど持っていきません。せいぜい、ティーバッグと、小腹が空いたときのお菓子くらいでしょうか。日本食は日本で食べればいいと思っています。
8. 本は電子書籍端末に任せる。音楽はiPhoneに任せる
これが最近、楽になった原因のひとつです。これまで、どうしても本を4-5冊はもっていたのですが、それから解放されたので、本当に快適です。壊れると悲しいので、電子書籍端末は予備も持って行っています。
音楽も、昔はCDなどを大量に持っていく必要がありましたが、最近はiPhoneでみんな入るので、うれしいです。
9. Skypeグッズも極小サイズのものばかりに
Skypeのためのマイクも、カメラも、なるべく小さいものにしています。画質よりも、サイズ優先。マウスももっていきますが、小さなものに。
10. コテやドライヤーの代わりにホットカーラーを
ドライヤーはかさばりますし、だいたいのホテルには着いています。また、最悪、ついていないときには自然乾燥で十分。ブローはホットカーラーですればいいし、これですと、カーラーの数を抑えれば、容量を抑えることができます。
11. 足りないものは、現地で買おう!!
そして今回の単三電池のように、うっかり忘れるものはあります。そういうときには、だいたい、どんな国でもスーパーがありますから、そこで調達できます。スーパーにいく自信がない人は、ホテルのコンシェルジェに相談してください。
12. 薬も最低限に
意外とかさばるのが薬。でも、意外と使いません。胃腸薬と酔い止めくらいで。また、ファーマシーがだいたいどこでもありますから、そこで現地調達もできます。
13. アクセサリーはお気に入りをつけっぱなしに
アクセサリーもけっこう幅を取ります。なので、私は一番お気に入りを、つけっぱなしにします。ファインジュエリーがお薦めです。
自分で運ぶのだと、乱暴に扱わないので中身も安心です。なくなることもありません。また、道中も、このサイズだと10キロちょっとしかならないので、持ち運びも楽々です。
コンパクトな荷物で、楽しい海外旅行をどうぞ!!