2010.12.22
自転車のカスタマイズのコツ5つ
私は、自転車のカスタマイズが趣味の1つです。今年買った、電動アシスト自転車2台も、かなりカスタマイズしました。
電動フラットロードのフロドくんはこんな感じ。左は市販の状態(ベースの色は違います)。右は私のカスタマイズ後。
電動アシストクロスバイクのジェッターくんはこんな感じに変わりました。左が市販の状態、右がカスタマイズ後。
パソコンを買ったままの状態で何もいじらずに使う人は少なくて、いろいろソフトやハードを出し入れしますが、自転車も同じことだと思っています。
では、どうやってカスタマイズを設計するかということなのですが、個人的な経験からは以下の5つがコツかと考えます。
1. 用途を見極めること
一人一人、使い方が異なりますので、ペダルも、タイヤも、走る場所やシチュエーションであったものが変わります。私の場合は「信号と坂が多い都内を一日平均25キロ走っても疲れない自転車」というのを目指しています。
2. さまざまな部品の種類を知ること
自転車やさんの店頭だけだと、品揃えに限りがありますので、各メーカーのカタログやサイト、アマゾンや楽天、専門店のサイトなどで、穴が開くほど、いろいろみてください。
私はさらに、海外のサイトを見るのも好きです。日本にないものは、アメリカから輸入します。小さなお店は輸出対応でないところもおおいのいで、その場合には、アメリカで契約している転送サービスの住所に一度送ってから、日本に送ってもらいます。
3. 無駄が生じるのは覚悟の上で
サイズ間違えはもちろんのこと、どうしても、想像していたイメージと違う、というのは多々あります。そういうときには、いさぎよく、新しいものに切り替えます。パソコンのソフトのインストールと同じです。試行錯誤が必要です。
4. 身体に直接触れる部品にはお金をかけよう
身体に直接触れる部品とは、ハンドル、サドル、ペダル、グリップです。ここの部分は、乗り心地を大きく左右します。特にサドルに関しては、気にいるものがあるまで、何回でも、取り替えてください。サドルが快適でないと、乗らなくなります。
5. お店の人と相談しながら、でも、最後は自分で決めよう
私は走っていて、自転車やさんに通りかかりますと、ふらっとはいって、いろいろ自転車を見たり、部品を眺めたりしながら、いろいろなお店の人と会話をしています。そうすると、各店舗のお店の人たち、それぞれ、違う知識や意見を持っていますから、なるほど、と目から鱗が落ちる思いがすることが多々あります。
もちろん、行きつけのところの意見も大事ですが、そこだけだと偏る危険があるので、リアル店舗でも、せっせと情報収集です。
また、私は結構、ロードにMTBの部品を使ったりするのをいとわないのですが、こだわりのあるショップの方によっては嫌がる人もいます。しかし、最後は自分が乗るわけですから、自分が気持ちが良いと思えば、それでいいのです。
とにかく、自転車は洋服みたいなものです。既製服だけではなく、いろいろと袖の長さを調整したり、裾上げをしたり、コーディネイトをしたりして、パシッっと決まります。
そして、パシッっと決まった自転車で行動するのは、たいへん楽しいものです。ぜひ、いろいろと試して、楽しんでください。
私は家に一通り、工具や備品を用意していますが、初めのうちはショップで交換をしてもらった方が確実かもしれません。そこもぜひ、習うより慣れろ、ですから、ショップでみて、できそうだと思うところから、徐々に自分に移行してみてください。
楽しい自転車ライフを!!