
昨日、友人ととりとめのない話をしていたときに、
「そういえば、最近、オンライン書店で楽天ブックスのシェア上がっているの知っている? システムやユーザー画面の細かい改善、送料無料、ユーザーへのポイント制、品揃え、在庫、配送スピードとかで評価が上がっているの。いいよ、あそこ」
という情報を聞きました。実は、私の周りには楽天ブックスを使っている人がいなかったので、初耳でした。
正直、あまりにもamazonをユーザーとして使っている時代が長く、かつ、もうずいぶん前ですが(おそらく4-5年前?)、楽天ブックスを使ったときには、品揃えや配送スピード、在庫などに当時はまだ、amazonと差があり、その後ほとんど、訪問したことがなかったのです。
ただ、自分の本のレビューが徐々に増えてきてるな、ということは気に掛かっていて、たまにレビューは見に行きました。
百聞は一見にしかず、楽天ブックスを見に行きました。それが、夜中の1時のことです。
そして、そして、しばらく楽天ブックスを歩き回って、感じたことは
「ああ、いいかも。とてもていねいに作ってある」
ということでした。例えば、以下のような点に感心しました。
1. 楽天ブックスのレビューは、楽天ブックスでその商品を買った人しか、書けず-、さらに、十分な数が集まらないと、平均値がでないようになっていること。
ユーザーの集合知の問題点は、どうやって真摯なレビューと、特定の意図(それは偏った善意・悪意を含む)を持ったレビューを見分けるかです。
少なくとも購買したということは高い確率で読んで、かつ、デリバリーされる実在の住所の登録があるということですから、誰でも書けるものよりは、信頼性が高まる可能性があると思います。
例えば、amazonはamazonで一度でも本を買ったことがあるIDであれば、その買った本でないレビューも、自由に書くことができます。
同様に、お薦めのポイントを的確に投票するしくみもありました。こちらはまだ、あまり調べ切れていないのですが、もうすこし確認してみます。
2. 本の画面に余計な広告が目に入らないこと。
本の検索をしてでてきた画面に、その本以外の情報、例えばamazonでは広告のキャンペーンや、よく一緒に読まれている本、この著者の他の本など、いろいろノイズがあることが多いのですが、私はまず、検索した本の情報を先に知りたいのです。
これまで、それが当たり前すぎて気付かなかったのですが、余りスクロールしなくても、本の章立てや概要をすぐに読めるのは、とてもいいです。右に関連の本は固まっていますが、それで十分です。
3. ブログに貼るパーツの作り方が、簡単できめが細かいこと。
アフィリエイトのリンクを作るときに、大・中・小が選べて、さらにPCと携帯でユーザーが見るときには大きさが変わって、かつ、amazonのときに面倒だった、「amazonで買う」のボタンの消し込みも必要ないので、リンクを作る時間がずっと早くなりました。
送料はアマゾンと同様、どちらも無料で行っているようです。他にも、ポイントが増える日とか、いろいろあるようですが、まだ半日しか歩き回っていないので、あまり詳しくありません。
感動して、夜中と朝にTwitterでTweetしたら、意外とすでに便利に使っている人が多くて、びっくりしました。
もちろん、すべてのシステムに片方がすべて上、ということはありませんから、しばらく併用して使ってみて、よりユーザー経験を高めてみようと思います。
とりあえず、自分でもしばらく使ってみようと思いますし、私のブログのメインの画面のリンクはだいたい楽天ブックスに張り替えてみましたので、まだ体験していない方がいらっしゃったら、試してみてください。
ちなみに、別に私は楽天から広告を頼まれているわけではありません。ほんとうに頼まれていたら、こんなにあからさまに推奨はしませんので(笑)。
比較的スイッチコストが高いと言われていた、こういうタイプのサービスがどのようにブランド変遷していくのか、おもしろいので、自分を含めて、パッケージの違い、デリバリーの日数の違いなど、少し、体感・実感そして観察していきたいと思います。
とはいえ、まだまだ楽天ブックスも、amazonも知らないことが多いと思いますので、誤解も多いと思いますので、みなさんからいろいろと、twitterなどで意見をいただけると、幸いです。