2010.07.23
楽天ブックスのアフィリエイト料率が1.0%→3.5%へ(7/20~8/31)。再訪問期間 30日3.5%と24時間7%にはどちらに今後軍配が? 興味津々です。
楽天ブックスに感動→ブログのリンクをamazonから楽天ブックスに切り替えますの記事で話題になりました、楽天ブックスですが、期間限定で、アフィリエイトの料率を1%から3.5%に引き上げました。
もともと、アマゾンのアフィリエイト料率である3%~7%に対し、楽天ブックスは1%と低かったことから、ブログその他でのアフィリエイトにはアマゾンを使うケースが多かったと理解しています。
ところが、最近はブログやメルマガでアマゾンと楽天ブックスを併記するケースが増えてきたので、「なぜ、料率が低い楽天ものせるのですか」と知り合いのブロガーさんたちに尋ねたところ、以下のような返答でした。
・たしかに、アマゾンよりも料率が低いのでこれまではわざわざ貼らなかった。
・しかし、楽天IDユーザーの方がアマゾンIDユーザーよりもカバレージが広いことと、楽天のポイントで本を買う人が増えてきたので、ニーズが出てきたので貼るようになった。
・そして、楽天とアマゾンの料率比較については、実は、一つ知られていないことがあって、それは、
楽天のアフィリエイトの再訪問期間は30日、アマゾンのアフィリエイトの再訪問期間は24時間と、30倍の差がある、
そのため楽天トラベルなど高額商品のアフィリエイト収入が意外と大きく、表面料率ほどの差はない。
再訪問期間とは、何かのアフィリエイトIDでクリックした後で、いつまでそこのIDに対して、楽天やアマゾンの買い物が、そのアフィリエイトIDの貢献かということをみなす期間です。
すなわち、楽天は最長で30日間、アフィリエイターに報酬が入るのに比べて、アマゾンは24時間なので、もしクリックした人がその後、他の楽天IDアフィリエイトのクリックをしない限り、その人の楽天の買い物についてはなんでも30日間、アフィリエイト収入が入り続けるという仕組みです。
どうもこれは、アフィリエイターの間では有名な話らしく、検索をしたら、このような記事が出てきました。
リンク: F's Garage:楽天アフィリエイトが儲かる理由.
ただし、どんどんアフィリエイトIDをクリックして切り替える人には30日間ももたないので一概にはどちらが得とは言えませんが、それでも、アマゾンの太い料率だけれども短い24時間と、楽天の小さな料率だけれども長い30日は、たしかにブログや、その主なユーザーの特性により、向き・不向きがあるだろうと思いました。
なんてことを思っていたら、ちょうど、楽天ブックスが、ブックスのアフィリエイト料率そのものも、これまでの1%料率を3.5%に大きく上げてきたので(期間限定ですが)、ますますこの勝負、おもしろくなると思いました。
さまざまなエコシステム同士の競争、分析していて、考えてみて、わくわくします。今後も、見守っていきたいと思います。