2010.04.19
新番組「がっちりアカデミー」の紹介、レギュラー出演する理由、そしてくら寿司のお話
4月から、TBS系で「がっちりアカデミー」という番組が始まります。
こちらは、人気番組「がっちりマンデー」と同じく、加藤浩次さんが司会となって、小林麻耶さんと一緒に、がっちりマンデーと同じ製作チームで担当するもので、毎週金曜日、夜7-8時の枠です。初回はスペシャルで2時間放送しました。
内容は、さまざまな経済・社会の中から、知っているとお得な情報をお知らせするものです。私も森卓さんと同じく、専門家の一人として、今後、レギュラー出演することになりました。
出演の動機はただ一つで、「知らないと損をする、すなわち、情報格差が問題であるから、それを一つでも多く、さまざまな人と共有して、縮めたい」ということです。
情報が自然に入る人もいれば、問題解決について、インターネットを使いこなしている人もいます。しかし、さまざまな人は、そこまでの時間もなく、その結果として、せっかくあるいい制度や、アカデミックの知見を活用できないのです。
私が初回で紹介させていただいたのは、シカゴ大学の山口一男先生の研究です。
夫婦関係満足度とワーク・ライフ・バランス:少子化対策の欠かせない視点
こちらのPDFにある23ページめが、夫婦の会話が平日1日16分増えることは、月収10万円の満足度に相当するという研究結果ですが、このままですと、この研究があることをしっているとはまれですし、なかなか内容も読みづらいと思います。
しかし、テレビという形でわかりやすく説明することで、多くの人がそれを知ることができて、少子高齢化対策になるのです。
このような形で、コツコツとわかりやすく、さまざまな知見を伝えていく役割を担いたいと思っています。
また、がっちりアカデミーはTwitterアカウントもあります。
http://twitter.com/academy_tbs
小林麻耶さんがばっちりつぶやいていますので、ぜひ、番組と合わせてご覧ください。
そして、スペシャルのあと、レギュラーの第1回の収録があったのですが、その時に、くら寿司の田中邦彦社長がお隣でした。
くら寿司と言えば、回転寿司を世の中に広めて、いまでもいろいろとイノベーションをお寿司に持ち込んだ会社です。「わーーー、お寿司好きなんです。今度、お伺いします」とお話ししたら、すぐにたくさん、お食事券をくれました。なお、このお食事券、田中邦彦社長、自腹購入しているそうです。
都内だと、どこが良いですかと聞いたら、品川に大きなくら寿司があるとか。ちょうど収録の翌日、仲良しの広瀬香美さんと遊びにいく約束をしていたので、さっそく、二人でくら寿司までやってきました。
知らない場所だったので、二人でタクシーに乗ってきました。時間はちょうど、日曜日の12時のお昼時。香美さんがタクシーの中からくら寿司の入り口を見て、「あれ、37分待ちだって。どうする?」と尋ねるので、まぁ、とにかく、お店まで行ってみようと。
そして、近くまでいって、もっとびっくり、37組まちで、待ち時間はなんと、120分でした。
ひゃーーーーー、ということであきらめました。そうか、事前に田中社長にメールして予約していこう、と思った位なのですが、あとでそのことをTwitterでつぶやいたら、携帯から時間が予約できるそうです。なので、社長メール予約しなくても、ちゃんと大丈夫だということでした(笑)。
どうりで、番組の時に田中社長に「不況の影響ありますか」と尋ねたら、「うちはほとんどありません」とおっしゃっているわけでした。ちなみに、平均的な客単価は900円台(9皿くらい)だそうです。
そして、お腹をすかせて、品川の駅の方までもどって、今度はうどんすきで有名な美々卯にいこうとしたら、なんと、わざわざ月に1回しかないお休みに当たってしまいました。
もう一度別の店を探して、ようやくお昼を食べたのは、家を出て1時間半後。やはり、何を行動するのでも、ちゃんと事前のリサーチが大事ですね。
でもこうやって、番組を通じて新しい知見に触れられるのは最高です。香美さん、お付き合いいただいてありがとうございました。今度こそ、ちゃんとお寿司食べましょうね!!