2010.04.06
HHKB(ハッピー・ハッキング・キーボード) Pro JPの悦楽!!
私はもの書きなので、毎日、数千字から2万字くらい、キーボードを打ちます。なので、どのようなキーボードを使うかは、まだパソコンがない頃に、作家たちがどの万年筆を使うか悩んだと思いますが、それに匹敵するくらい大事です。
そしてこれまで、いくつものキーボードを使って来ましたが、最近のお気に入りは間違いなく、このHappy Hacking Keyboard Professional JPです。このキーボード、何がいいというと、打っていて、ぱちぱち、ぱちぱち、ぱちぱちという感触が、気持ちいいのです。
ふだん私はこのキーボードを親指シフトで使っていますが、HHKB Proがあるとないとでは、打鍵のスピードが大きく変わります。私にとっては、親指シフトを使うときでも、親指シフト専用キーボードよりHHKB Proのほうが打ちやすいです。HHKBに親指ひゅんQとATOKで使っています。Proでない方の、HHKB Liteもそこそこ使いやすいのですが、やはり、HHKB Proのほうが圧倒的にお薦めです。
このキーボードは、実売価格が2万円前後と確かに高価なものですが、毎日何時間も使うものですから、例によって使用時間で割ってみると、さほど高価な買い物でないことがわかると思います。
実は、私、このキーボード、なぜかいま、6つももっています(うち、3つを使用中)。
もともと4つもっていたのですが(家に3つ、職場用に1つ)、そのうちの1つを、広瀬香美さんに貸し出していて、香美さんがご自身のHHKBを入手したので、貸し出したものが返却されてきたことに加えて、さらに、CTRLキーが赤のスペシャルバージョンを、PFUさんが白、墨の2つ送ってくださったので、いまでは計6つもあるのです。きっと、HHKB Proを個人でもっともたくさん持っているユーザーの一人ではないかと(笑)。
でも、スペアは海外に行くときなどにも、スーツケースにつれて、持ち歩いています。仕事場に置いてあるHHKBは金スマでもばっちり、安住アナに紹介されていました。
家では、こんな感じで、白バージョンは、書斎に置いている銀色のレッツノートW8につけて、使っています。
そして、黒バージョンは、食卓に置いている黒いレッツノートS8につけて、使っています。
私は結構こだわりがあるので、ちゃんとBlueのSnowballも、BOSEのスピーカーも、EIZOのモニターも、色を揃えているのがミソ。なので、HHKB Proはちゃんと白と、墨色(黒じゃないそうです)があって、うれしいです。
HHKB Proのお気に入りのところは、下記の通りです。
その1 キーが感触がいい。静電容量方式というそうです。パチパチパチパチと気持ちよく、反応します。
その2 CTRLキーが昔なつかし、左のまん中にある。これ、本当に便利です。レッツノート側も、CAPSとCTRLを交換して使うようになりました。
ちなみに、このCTRLキーが赤いのは、スペシャルバージョンで、店頭ではありません。すみません。
その3 カナが印刷されていないので、キーボードがスッキリ
その4 小さいので、机の上でじゃまになりません
その5 スペースキーが小さいので、親指シフトに最適
ただ、褒めてばかりだとなんなので、課題も少し、あげておきます。
その1 キーボードが小さい分、ファンクションキーがFnキーと同時打鍵か必要なので、多少面倒です。
その2 ページアップ・ダウンがちょっと特殊な場所にあって、見ないと打てません。
その3 右シフトキーがやや小さめです。ちょっと打つときに、慣れるまで、戸惑います。
もともとこのキーボードは、締め切りが迫っているときに、私が外付けキーボードのいいのはないかと探したとき、Twitterのみなさんが声を揃えて大お薦め、ということで購入したものです。大正解で、毎日、ぱちぱち、ぱちぱち、ぱちぱちと感触を楽しんでいます。
このキーボードを紹介した広瀬香美さんもお気に入りの様子で、Happy Hacking Keyboardにはまってます!☆☆☆というブログで紹介中です。
大きなパソコンショップなどで実物に触ることもできると思いますし、身のまわりに持っている人がいたら、借りてみてください。キーボードを気持ちいいものにすると、パソコン人生、変わりますよーーー。
p.s. Pro2ではなくて、日本語配列のJPのほうでした。記事を訂正しました。