2010.02.26
SSD換装について、メリットとデメリットをまとめてみました
最近、私がふだん使っているノートパソコンは3台とも、記憶媒体がハードディスク(HDD)ではなく、SSD(Solid State Drive)といわれる、メモリディスクにしています。
詳しくはこちらに経緯を書きましたが、もともと、なぜSSDにはまったかというと、下記の経緯でした。
1. 周囲に少しずつ、SSDパソコンを持っている人が増えてきて、実際に触る機会が増えてきたところ、そのスピードに驚愕しました
2. なので、レッツノートも、W8を買ったばかりなのですが、どうしてもSSDのモデルが欲しくなって、S8という型番のプレミアムエディションのSSDモデルを買ったところ、快適で手放せなくなりました
3. そうなると、家で使っているHDDのモデル(W8とY5)が遅く感じられてしかたありません。特に、Y5はもう、4年前の機械ですから、のったら、のったらとしかWin7が動かないので、どうしようかと思っていました。
4. そんな話を、Twitterでつぶやいたら、「だったら、HDDをSSDに換装してしまえば」というコメントが多く寄せられ、なるほど、と思って、調べてみました
5. すると、だいたい128Gで5万円くらい、256Gで9万円くらいで売っています。これを自力で換装しても良いし、専門の業者さんに頼んでも、本体価格+2万円くらいのようです。
6. というわけで、とりあえず、Y5をSSDにしたところ、いやすごい、これまでとても実用とはいえないスピードだったY5がWin7でもさくさく動き出しました
7. そうすると、唯一残った、HDDモデルである、W8が遅く感じるようになりました。そうしましたら、Y5の換装をした業者さんから「すごく速いSSDがあるけれども、それにする?」と言われて、さっそく、飛びついた次第です。
そんな風にSSDに環境を変えたので、ここでメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。
SSD化のメリット
1. とにかく、速い、速い、速い
もう、これに尽きます。あのHDDのストレスがゼロ。ワードも、エクセルも、まるでオンメモリの常駐ソフトのようにシュワーーーーンと一瞬で立ち上がります。
2. 結果、重たいソフトが躊躇無く使えるようになります
コンピュータが重いと、高性能だけれども立ち上がりが遅いソフトが使わなくなるのですが、もう、オフィスでも、Photo Shop Proでも、イラストレーターでも、シャカシャカたちあがるので、気にならなくなります。
3. 再起動もらくらく
シャットダウンと再起動もすぐにできるようになったので、再起動をすることが苦ではなくなりました。
4. 結果、肩こり解消
やはり、待っている時間って力が入るんですが、それが軽減されたので、しゅわわーーーん、です。
5. Sugarsyncが大活躍
HDDだと遅いので、ファイル共有に躊躇していたのですが、アクセスが速いので気にならなくなり、今、使っている3台をSugarsyncというファイル共有サービスを使って連動させています。
もちろん、メリットの裏にはデメリットがあるわけで・・・
SSD化のデメリット
1. 値段が高い
256Gとかだと、下手すると、新しいノートパソコンもう一台、買えてしまいます。
2. 換装すると、メーカーの保証対象外
S8のような、出荷時点でSSDなものは大丈夫ですが、あとからユーザーが取り替えたものは、故障しても、保証の対象外になります。
3. やはり、自分で行うのは大変
換装、自力でおこなっている人も多いようですが、トラブルや相性を考えると、やはり躊躇しますね。そうすると、業者さんに頼むとしても、選定から発送、振込に受け取りなど、手間隙もかかります。
4. 耐久性が不安
書き替え回数に制限があるので、本当に何年持つかは実はまだわかりません。ただ、私のようにもともと、2年おきにパソコンを買い換えたり、そもそもドキュメント自体をSugarsyncなどでWebに送ってしまっていると、ローカルが1台くらい壊れても、いいかなぁ、とは思います。
というわけで、毎日パソコンを使う人で、お金と暇を投資する余力があり、かつ、多少不安定でも早い方がいいという方、SSD換装はお薦めです。お試しください。