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2009.12.13
Webクライアントが増えてくることで思うこと
ふだん、パソコンを何台か使い分けています。
仕事部屋に置きっぱなしのもの、リビングで家族と共用にしているもの、そして、持ち歩いているものです。
こうなると、一番困るのが、例えばメールの処理。どこまで読んで、どこまで返事をしたのか、さっぱりわからなくなります。
そこで、メールはふだん、Gmailを中心に使っているのですが、これまで、Thunderbirdが2.0までは、IMAPで接続するとローカルにコピーを作らなかったため、やや、動作が鈍かったのです。
ところが、Thunderbirdを3.0にしたら、一応選択ですが、ローカルにもコピーを置いておけるようになりました。すると、スピードが速くなるので、検索も楽だし、どこで返事を書いても、それがそれなりに状況が反映されるし、メールがシームレスに使えるようになりました。
また、Google Chromeも、GoogleのアカウントにBookmarkを同期できるようになっているので、これもちゃかちゃかと動機をさせたら、どこでブラウザを開いても、ほぼ同じ感覚で使えるのでこれまた便利です。
パソコン以外、iPhoneもふだんは、ほとんどGmailとGoogleカレンダー閲覧機です。しかし、こうやって、一歩、一歩、Googleに囲われる生活を続けていく、本当にこれでいいのだろうか、と思うところもあります。
以前、小飼弾さんと対談をしたときに、Googleはドラゴンボールに出てくる魔神ブウだから、という表現を使ったことをよく覚えていますが、まさしく、そうなっていって、自分自身は悪意はなくても、どんどん、どんどん、すごい情報量もっていくことになるのでしょう。
私は割り切って使ってしまう方ですが、ほんと、どうなることやら、と思う神戸の旅でした。
コメント
投稿者: 尚志 (Dec 13, 2009, 2:48:21 PM)
情報の集中管理は、本当に心配になりますね。
情報を預けること自体は良いのですが、Googleが落ちると生活に支障が出てしまいそうです。
そのため、カレンダー情報だけは、MobileMeを使っています。
メールは基本的にGmailで管理していますが、親しい知人などには、MobileMeのアドレスや、携帯電話のアドレスも知らせてあります。
生活の便利さのために、集中管理をしつつ、何か問題が発生したら、簡単に管理場所を変えられる。そんな仕組みが必要だと思いました。
投稿者: kanehira (Dec 13, 2009, 3:49:29 PM)
google依存症なんてでてきたりして(笑)
投稿者: Nismoke (Dec 13, 2009, 4:38:17 PM)
確かに。Googleに囲われる状態が本当に良いのか?
我が社にもデータセンターがありますが、最近、実験的に、社内システムの一部をクラウドに移行してみました。
#クラウドの勉強も兼ねて
確かに便利ではありますが、囲われて依存してしまったが故に、例えば、利用料金の値上げに対抗できなかったり、為す術がなくなったり。
適切な競争が行われているうちは大丈夫なのでしょうけど、1強-他弱の世界になったら(なりつつ有りますが)、どう切り抜けて行けばよいのでしょうね。
投稿者: dj_satoru (Dec 14, 2009, 1:05:27 AM)
> Googleに囲われる生活を続けていく、本当にこれでいいのだろうか、と思うところもあります。
同感です。ただでさえ、私もGoogle検索やGoogleリーダーを毎日頻繁に使っているところ、最近になってGoogle日本語入力と拡張機能に対応したGoogle Chrome β版がリリースされ、ますます生活がGoogleに染まってしまっています。
せめてもの抵抗(?)で、スケジュール管理はGoogleカレンダーでなく、iCalでオフラインに付けていますが・・・。
Thunderbird、3.0になってからIMAPでもローカルにコピーが置けるようになったんですね。知りませんでした。情報ありがとうございます(^^)
投稿者: fuyodoru (Dec 15, 2009, 2:37:31 AM)
はじめましてfuyodoruと申します。
僕もGoogleとモバイルミーを使い分けていますが、Googleってほんとに落ちないんですよね、有償版なんて必要ないくらいに。
その点、モバイルミーは有料なのにガンガン落ちる。するとメールなども結局GMailを使うようになってしまいました。
こうなってくると、Googleのデータセンターはテロリズムの標的になりそうですよね。
投稿者: Ishiada.Y (Dec 15, 2009, 5:05:09 AM)
いやはや、勝間さんには驚かされます。
何回かテレビや著書で拝見しましたが…
一貫性が無く、謙虚さの欠片も見えない勝間さんの価値観には驚かされました。
他人への不満をネット上で書きこむのには反論しているのにもかかわらず、ご自身の著書ではアシスタントさんや周りの方々への恨み辛み等が書かれていて、とても器の小さい方だなと再認識させられました。
もちろん自分の人生論を公の場で語るのはもちろん悪い事ではありません。
ただ、自分の価値観の小ささ、人生論の陳腐さ、そして自分の無知を確認してから仕事をされてはいかがですか?
改めて「無知は幸福」という言葉を再確認させていただいて有難うございます。