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「デフレ危機」論争について~勝間和代からのメッセージ

「デフレ危機」論争について~勝間和代からのメッセージ

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私が11/5の夕方、国家戦略室で菅直人副総理に、下記のような形で「デフレ脱却の必要性」について、マーケット・アイミーティングにおいて提言を行ってから、約1週間が過ぎようとしています。

勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!: 国家戦略室への提言「まず、デフレを止めよう~若年失業と財政再建の問題解決に向けて」 .

そして、うれしいことに、今回の提言を契機に、デフレ脱却が必要だという議論が、ネットを始めとする各メディア盛り上がってきました。

これまで金融政策は国の経済対策として、残念ながら一般の方の注目をほとんど集めてきませんでしたので、今回の提言をきっかけに、さまざまな方面で議論が大きく盛り上がることは、私たちにとって、そして日本の経済にとって、本当に有意義なことだと思います。議論に参加してくださったみなさま、関心を持ってくださったみなさまに、深く感謝をします。

私も、今回はまだ始まりだと思っていますので、引き続き、みなさんや、政治や経済リーダーの方々がデフレと金融政策に関心を持って、国の将来を考えていっていただけるよう、発言・活動を続けていきたいと思います。

一方、今回、私が「デフレ危機」を急に問題にしたことに対して、やや唐突な印象を持った方も多いようで、かなりの戸惑いを感じましたので、これからもう少し、脱デフレ政策に提言の背景を説明することによって、現在行われているさまざまな議論や疑問に対しての私の答えをみなさんにお伝えしていきたいと思います。

まず、今回、私が提案したことを、「勝間理論」と呼ぶ人もいますが、別に私がマクロ経済学の新学説を新たに作ったわけではありません。実は、今回の提言は、マクロ経済学における標準的、主流の議論に則った政策提言であり、マクロ経済学者のレビューをいただいた上で、提案しています。

一方、今回の提案に対する反論の多くは、「もしそれが本当だとしたら経済学上の新しい大理論になるような理論」、逆に言えば、根拠が弱かったり、多くの学者の支持を受けられていなかったり、通常では理解が困難で無視されている議論が含まれています。

さらに、もっと初歩的なケースにおいては、データや引用が恣意的だったり、重要な要素が抜けていたり(例えば、国際金融における金利と成長率の議論で、為替変動の要素を捨象している、など)しています。

以上のような主張に対して、私が逐一反論することはあまり生産的だとは思いません。もし、取り上げるべきマクロ経済学上の新理論であれば、それはマクロ経済学者同士で議論を行い、マクロ経済学界のなかで、評価するのが筋だと考えます。

ただし、一つ重要な論点に対しては、明確に反論しておきたいと思います。

それは、長期的な潜在成長率の向上のために、少子化対策、雇用制度改革、イノベーションの推進、高等教育改革等を進めることは、私も非常に重要なことだと考えており、今後も、あらゆる場を利用して、この問題を取り上げていくつもりです。

実際、少子化問題については、私のライフワークとも言えるものであり、雇用制度改革やイノベーションについても、その必要性を著作等を通じて主張してきました。事実、今年の3月の麻生内閣の若年者雇用に関するヒアリングの際には、こうした問題を主軸にお話しさせていただきました。

また、今属している総務省のICTタスクフォースでも、同じような視点で、自分のミッションを果たしたい所存です。

それでは、なぜ、今、私が「デフレ危機」を問題にしたのか。それは、日銀から「2011年までデフレが続く」との予想が出たことと、それに対して、白川日銀総裁が容認する発言をしたことがきっかけです。

このまま、デフレが3年も続いてしまえば、少子化対策も雇用対策も焼け石に水です。

デフレ下で新規投資をするのは、合理性がありませんから、イノベーションも起こりにくいでしょう。実際リスクマネーは急速に縮んでいます。また、デフレを放置したまま、所得再分配の問題を考えたり、将来を考えて増税をしても、経済は縮小均衡するだけで、八方塞がり、解が見えないのです。

私ももちろん、過去のリフレ論争の経緯は知っていましたので、今回、この問題を取り上げるには、現在起きているようなさまざまな反応を呼ぶであろうことは容易に想像できたため、かなり勇気がいりました。

しかし、誰かがこのデフレ危機について、問題を明確にしない限り、一歩も前に進まないとの思いに至りました。したがって、どんな形であれ、脱デフレについての議論がさまざまな場所で議論をされることは、本当にありがたいのです。

思えば、私が、1997年にムギ畑を立ち上げた頃から関心が始まり、2007年に少子化の本を出し、少子化問題を国民的な課題にしようとしたとき、「少子化。はぁ?」という反応に何度も挫けそうになりました。まさしく、「コップの中の嵐」でいつも、同じ関係者が嘆いていただけの時期が長かったのです。

そして、1997年にムギ畑の前身を立ち上げたときも、10人くらいのほんのわずかな仲間からスタートしました。それでも、どんどん、多くの仲間が集まって、男女共同参画や少子化について、ひとつの大きな流れを作り出すことができました。

そういう意図では、今回、菅直人副総理へのプレゼンだけで、すぐに何かが動くことは、もちろん、ありませんでした。それこそせいぜい0.2%の前進でしかありません。それどころか、嵐のような批判が来ました。正直、その中には、単なる人格攻撃でしかないものも多く含まれていました。

しかし、そんなことばかりではありません。twitter上で2000人を超える賛同者を集めることが出来ましたし、この論戦にαブロガー、マクロ経済学者はもとより、一般bloggerの皆さんにもご参加いただき、大変、うれしい成果でした。

また、政界、官界、さらには本石町方面からも「良く言ってくれた。」と励ましの言葉や電話、メールをたくさんいただきました。ブログでもいろいろ応援メッセージをいただきました。また、多くのマクロ経済学者からご連絡をいただき、一緒に活動をしていこう、と、支援の約束をいただきました。

これから、順次、多くの方のご支援を頂きながら、あのプレゼン資料では語りきれなかったことを、少しづつメディアに書いたり、発言をしたりして、皆さんの疑問に答えて行こうと思います。

それまで、私の説明を待ちきれない方もいらっしゃると思いますので、様々な方が作って下さった、資料、議論のリンク先をリストしましたので、そちらをご参照下さい。

リンク: 2009-11-09 - 金融政策論争(今回の菅大臣の資料の監修者でもある飯田泰之さんのブログ) .

リンク: 反デフレ政策FAQ中のFAQ (@maedaさんがまとめた、#デフレ危機_ タグ関連 その1).

リンク: 反反反デフレFAQ (@maedaさんがまとめた、デフレ政策に対する反論に対する反論).

リンク: 2009-11-09 - [マクロ経済学] インフレとデフレと景気に関するよくある質問集 (矢野浩一さんのブログ.

リンク: リフレ政策ポータルWiki - livedoor Wiki(反デフレ政策全般のポータル).

これからも、ネット上はもちろんのこと、あらゆる機会を捉えて、この問題を取り上げていくつもりです。今回の動きは、ほんの小さな第一歩です。私がしたいことは若年層雇用の改善であり、日本の元気の回復であり、自分や周りの生活が幸せになることです。自分の考えや理論の正しさを証明することではありませんので、いろいろな方と力を合わせながら、一歩一歩、前に進んでいきたいと思います。

最後に、いろいろな形で、私に勇気を与えて下さった皆さんに感謝します。反論をして下さった方々の存在も、「何とかしなければ」と私の勇気の源になりました。また、一緒に応援してくださったみなさんの存在がなければ、正直くじけてしまったかもしれません。しかし、メッセージを聞けば聞くほど、「何とかしなければ」と私の勇気の源になりました、感謝しています。

「勝間和代『だから』できたこと」など、これまで一つもないように、「勝間和代『だけ』でできたこと」など、ただの一つもない、今、そういう思いを噛みしめています。

「やればできる」、一つ一つ、自分ができることを通じて、自分たちの社会をよりよくして、自分の子ども世代・孫世代に希望と勇気を伝えられるようにしていきたいです。

たいへん長文になりました。メッセージの閲覧、最後まで本当にありがとうございました。気持ちを一にするみなさんと引き続き、これからも一緒に歩んで行ければ幸いです。

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コメント

投稿者: りんまま (Nov 11, 2009 12:06:21 PM)

今回、Twitterでの呼びかけを見ていながら署名には参加しませんでした。
ちょっと唐突な印象を受けたことは事実です。
もう少し前ふりがあったら違ったと思います。

ともあれ、議論が起こり、アジェンダセッティングは成されたと思います。

勝間さんのメンタルタフネスには脱帽です。
こうして継続して意見表明できるところも。

応援してます。


投稿者: muraki (Nov 11, 2009 12:15:27 PM)

仕事川柳の提案 http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e2100261.html

五七五リズムがよくて覚えられ
分類はボックスファイルへ袋入れ
情報は目に訴えろ図解化を
分からせろ無駄を削ってエッセンス
MECEでだぶらず分けて分析を
鍵となるフレームワークを探し出せ
合理的未来予測でニーズ知れ

マウスよりショートカットで高速化
〈Ctrl→コント と略〉
コントA All指定の全指定
・・・仕事のハウトゥを川柳にしました。広がっていくといいなと思っています。


投稿者: goodara (Nov 11, 2009 12:34:29 PM)

不勉強で経済についても勝間さんのお話の内容もよく知らない者です。
失礼があったらご容赦願います。

質問させて頂きたい事があります。

少子化対策、デフレ対策に、海外から人を入れる、外資を入れる、という選択肢は無いのでしょうか?
海外からの移住者を増やし、それなりの権利も与える。
外資を入れる事で経済を活性化させる。
そう言った事はデフレ対策、少子化対策にはならないのでしょうか?

不適切なコメントであれば、削除願います。失礼しました。


投稿者: あいえす (Nov 11, 2009 12:47:52 PM)

デフレは悪…
と言いますが、通貨大量発行でハイパーインフレを招き、おかしくなってしまったドイツの例などはご存じないのですか??


投稿者: naruo_homewood (Nov 11, 2009 1:01:35 PM)

私、経済にはとんと疎いんですが、デフレになると、物が安くなりますよね。それって、消費者から見れば、嬉しいこと?でも、その商品のメーカは儲からなくなって収益が悪くなる。すると、給料も下がる。で、結局私たちは貧乏になる。貧乏になると、子供作れない。子供がいても、子供を預ける施設が作れない。・・・そうやって考えると、やっぱりデフレって良くなくて、何らかの対策が必要なんじゃないの?


投稿者: 須田 (Nov 11, 2009 1:42:41 PM)

一面識な感ですね。


投稿者: 吉田 万里子 (Nov 11, 2009 2:40:53 PM)

余りにも唐突に感じられ、twitterの呼びかけは知ってましたが、投票しませんでした。しかし、今後ともデフレや少子化の問題には今まで以上に関心を持って行くつもりです。


投稿者: smith79600 (Nov 11, 2009 2:45:10 PM)

>あいえす

その質問に対する回答はFAQにがありますのでそちらをお読みいただくと理解が深まると思います。
http://www31.atwiki.jp/anti_deflation/

短く説明させていただくと、今は戦争直後のような生産設備が破壊しつくされた状況ではないので、ハイパーインフレは発生しません。歴史的な事実について、お手数ですが書籍等でご確認下さい。

http://astore.amazon.co.jp/katsumarecomend-22/detail/4492371028


投稿者: とおりすがり (Nov 11, 2009 3:07:55 PM)

わたしは経済に疎く、デフレで高品質なものが低価格で買えるなんて何がわるい?と本気で思っていた人間です?
しかし世の中のつながりがだんだんおぼろげながら見えてきて、経済が収縮すると、とんでもなく恐ろしいことが将来待ってるんだとわかってきました。
なんとかしないと。
とりあえずよいものに対価をきちんと払う買い物からはじめます(笑)


投稿者: くみ (Nov 11, 2009 3:19:54 PM)

わたくし、自分のことをいわゆる「カツマ―」だとは思っておりません。が、勝間さんのことは応援しております。
この記事を読んで涙が出そうになりました。
本当に、大きな一歩ですね。

批判なさる「頭のよい学者の方々」は
ご自身の主張で世論を喚起、若しくは日本のトップに目に見える形での影響を与える、というような行動を起こされたのでしょうか。

対して、勝間さんは勇気を持って、世間が「日本経済」に対してもっと関心を持つように行動して下さいました。
そしてそれは勝間さんだからこそ成し得たことだと思っております。

勝間さんのタフさ、誠実さには感嘆するばかりです。

願わくば、他の経済学者の方もただ批判するのではなく、建設的な意見を出し合って、日本経済復興に向けて、リードしていって頂きたいなと感じております。


投稿者: nikoniko504 (Nov 11, 2009 4:33:12 PM)

twitterから来ました。
本当に一人の叫びからなのは大変なことだと思います。
ただ、何かしなければ始まらない。
貴女の叫びでtwitterで2000人を超える賛同者は力です。
私も微々たる物ですが、応援したいです。
頑張ってください!


投稿者: es (Nov 11, 2009 5:06:09 PM)

これは反論では無いですね。
多くの反論は「お金が動かないのは原因ではなく結果。なぜなら日本には大量のお金が眠っているのだから。ゼロ金利でも動かないお金をさらに大量に刷った所で動く事はありえない」というもので、根本の疑問に答えていません。

正面からの議論を避けないで下さい。


投稿者: あのね…… (Nov 11, 2009 5:23:06 PM)

日本語わかります?

> お金が動かないのは原因ではなく結果。なぜなら日本には大量のお金が眠っているのだから。
お金が動かない=お金が眠っている
この2つは同じことですから、"なぜなら"でつながりませんよ。

> 正面からの議論を避けないで下さい。
正面も何も日本語がわからない人を相手するのは嫌なんだと思います。


投稿者: 一庶民 (Nov 11, 2009 6:02:50 PM)

勝間さんの提言とこの方の分析はどっちが正しいのかな。難しくて理解がイマイチ。。。
皆さん向いてる方向は一緒だと思うので、喧嘩することなく熱い議論を交わして我々庶民を導いていただきたいものです。

ttp://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/


投稿者: グレッグ (Nov 11, 2009 6:18:57 PM)

政府が財政出動して、日銀がインタゲを宣言し実際に
長期国債や株や不動産を買ってお札を刷りだすとすると
市場や国民にインフレ期待が出てくると思います。
勝間さんを応援します。


投稿者: 山田 (Nov 11, 2009 7:03:50 PM)

デフレの脱却 私は35才で小中学生の頃にバブル景気を体験しております。バブル崩壊以降、安心してお金を使えない状態が続いていますね。経済活動が縮小しつつあることは、殆どの方が認められると思います。若いうちに出来る結婚、出産など前向きに考えられない今の状態は不幸ですね。勝間さんのコラムに書いてあることを草の根レベルで行えば日本は息を吹き返せると思っています。私は勝間さんがデフレ問題脱却の一番ピンになってくださったことに感謝です。


投稿者: es (Nov 11, 2009 7:04:51 PM)

>なぜなら日本には大量のお金が眠っているのだから。
→なぜなら日本には「すでに」大量のお金が眠っているのだから。


投稿者: es (Nov 11, 2009 7:07:49 PM)

>なぜなら日本には大量のお金が眠っているのだから。
→日本には「すでに」大量のお金が眠っているのだから、~


投稿者: 大澤 (Nov 11, 2009 7:39:28 PM)

今回のデフレ議論、正直何が正しいのか僕には分かりませんでした。
でも!口だけではなくやはり勇気を持って「行動」を起こした勝間さんを僕は応援したいと思いました。
机上の議論だけでは世の中何も変わらないですよね。

応援してます。頑張って下さい!!


投稿者: amazinglanding (Nov 11, 2009 8:40:31 PM)

この人は強いな、と思った。
強いとは、勝っても負けても信念に向かって戦い続ける事。応援しますよ。
白川さんの会見読んで私も憤慨しました。
マスコミで指摘したのは日経のコラムぐらいかな。
日銀法改正や政府紙幣発行まで考えた提言しないと
デフレの渦から逃れられない気がする。


投稿者: よし (Nov 11, 2009 9:01:53 PM)

池田信夫さんのブログでも、取り上げられています!
http://ikedanobuo.livedoor.biz/


投稿者: 佐々木 (Nov 11, 2009 9:23:30 PM)

えっと、一応これがマーケットの人間の一般的な認識です。ぜひご覧になってください。

http://d.hatena.ne.jp/chnpk/20091110

結論から言うとリフレ派が主張する政策を実行すると、国債及び円は投げ売られ、日本経済は再起不能になると思います。というかそういうリスクが高い政策と思います。順に説明します。


投稿者: nekoski (Nov 11, 2009 10:14:11 PM)

学問的なことはよく分かりませんが、物価が安いことを喜んでいる場合ではないことと、とにかく、若い人が普通に働いて、ちゃんと自活していけるような雇用が絶対に必要だってことは肌身に感じている団塊世代です。行動を起こしている勝間さんを応援してます!


投稿者: 景気対策やるべき (Nov 11, 2009 10:16:08 PM)

>投稿者: 佐々木

佐々木さん
国債が投げ売られても、日銀が直接引き受ければ、
長期金利上昇は抑えられます。

円安は、対外債務のない日本ではデフォルトの
心配はありません。

経済破綻ではなく経済再建が可能な政策です。


投稿者: ゴリラ (Nov 11, 2009 10:56:53 PM)

今回の論争?興味深く拝見しました。

池田さんも仰ってたように、世代間格差を世間に認識させた勝間さんの功績はすごいと思いますし、感情論でものを言わない数少ない「TVの中の人」だと思います。

ただ、自己啓発や少子化の話から、一転して、デフレの話を国家戦略室に提言したことはびっくりしましたし、その根拠も↑のエントリーを見ても、少し疑問に思いました。

デフレの話は素人ですが、「金融日記」さんの方が恐ろしいほど判り易かったですし、「デフレ対策がボウリングの1番ピンにはなりえない」説明は非常に説得力がありました。
それに対する勝間さんの意見を期待していましたが、「デフレの話の主流を述べました」では、わかりませんでした。

>ゼロ金利でも動かないお金をさらに大量に刷った所で動く事はありえない

賛成です。


投稿者: K (Nov 11, 2009 10:57:28 PM)

そうですね、よくわかっていませんが
まずは本気で変えようと行動を起こされている
勝間さんを応援しています。


投稿者: 猫 (Nov 11, 2009 11:29:02 PM)

少子化についてご教授頂きたいのですが、景気と出生率には相関関係があるとの研究はされているのでしょうか?可能であれば論文など紹介して頂ければ幸いです。

例えば出生率を2.0にするためには、X年間継続的にGDPをX%上げる必要がある。ってな研究ですね。

バブル時代は出生率が高かったのですか?


投稿者: SMAP/V (Nov 12, 2009 12:13:30 AM)

国債暴落の話はちょっと大げさなように感じます。
具体的な数字は手元にありませんが、日本の国債の大半を保有しているのは日本人のはずですし、日銀が国債買取りを行うことなども考慮すれば、可能性の高い話ではないと思います。

そもそも、インフレ政策を採れば国債が暴落するなんて話は、トレーダーの予測にすぎません。投機マネーの動きを事前に予測するなんてことは不可能です。そんなことができる人がいたら、その人は大金持ちになっているはずです。投機マネーの予測はできないというのが、経済学者のコンセンサスだと思います。現実的かつ建設的なのは、万が一の国債暴落を防ぐためにどんな対策があるのかを、地道に考えてみることではないでしょうか?


投稿者: 佐々木 (Nov 12, 2009 1:43:32 AM)

>景気対策やるべきさん

そのことについては追記をご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/chnpk/20091110

>SMAP/Vさん

そもそも国債の金利にはうまみがなく安心感だけが特徴なので、政府の不審な行動に少しでも不安を感じた瞬間に売りに走るという単純な話です。


投稿者: SMAP/V (Nov 12, 2009 5:13:13 AM)

>佐々木さん
特に佐々木さんに反論するつもりで書いたわけではないのですが、コメントいただきまして、ありがとうございます。

指摘された点については十分に起こりうることだと思います。その場合、問題になるのは、国債を売って手にしたお金をどこで運用するかです。日本人にとって、国債の代わりになるような運用先はないように思います。外国債券には為替リスクがありますし、それこそ、タンス預金くらいしか思いつきません。タンス預金は無利息ですが、インフレ・リスクがあります。(^^;;
ですから、(暴落の定義にもよるのですが)日本経済が壊滅的な打撃を受けるような事態が発生する可能性は高くないと思います。


投稿者: さぼ (Nov 12, 2009 9:28:44 AM)

勝間氏は大したこと述べていない。
氏がいうように簡単にデフレ脱却できるなら日銀がすでにやってるだろが。
日銀が勝間氏より劣るとは思えない。


投稿者: さぼ (Nov 12, 2009 9:29:46 AM)

それに世代間格差を認識させたのは城繁幸だと思うけど。


投稿者: あああ (Nov 12, 2009 11:42:26 AM)

公務員や官僚は不況でも給料代わらないから物の値段が安いデフレを好む。日銀もね。


投稿者: グレッグ (Nov 12, 2009 12:01:19 PM)

>さぼさん

日銀は世界中からアホ扱いされてますけどね。


投稿者: ssi (Nov 12, 2009 12:32:50 PM)

>日銀は世界中からアホ扱いされてますけどね。

これを大々的にアピールするべきでは?
ここが元凶だと思うな。

変な論争にもならずに済む。


投稿者: HCM (Nov 12, 2009 1:32:25 PM)

はじめまして。私は大学院で経済の研究をしている者です。
私も以前から勝間さんと同じような問題意識を持っていたためマクロ経済と金融について学んできたのですが、研究者に周りに影響を与えるようなことはできず悩んでおりました。

ところで森永卓郎さんもリフレを訴えていますが彼のような人気のある人でも、リフレに関する主張は一部のもともとリフレに関心のある人にしか届いていないと思うのです。私は勝間さんの運動も一部のもともとリフレに関心のある人に留まってしまうのではないかと心配です。
もちろん政治家へのロビー活動によって政策転換がなされ景気が回復していくなら問題ないのですが、日銀・財務省の根回しに個人で勝てるとは思えません。


投稿者: naocom (Nov 12, 2009 1:50:47 PM)

× 主流の議論に乗っ取った政策提言
○ 主流の議論に則った政策提言

量的緩和は福井さん時代の日銀がやってまったく効果がなかったのでは?


投稿者: ジン (Nov 12, 2009 4:36:15 PM)

>森永卓郎さんもリフレを訴えていますが彼のような人気のある人でも
本気ですか?
リフレなんて言わずもがな、彼のようなエセ学者に大学院で経済の研究をされている方が耳を貸すとは、世界は広いのでもう少し視野を広げた方がよろしいですよ。
聞いて呆れます。


投稿者: グレッグ (Nov 12, 2009 5:41:37 PM)

日銀が国債を買い取り、現金を発行してもインフレにならないなら、まさに無税国家の誕生ですよ。
税金取らないで、札刷れば済むわけですから。
そんなことはありえないわけです。
福井日銀の量的緩和が効果がなかったのは、短期国債の現先買いオペだからですよ。つまり、数ヵ月後には資金を回収しますよ、ってことですから。インフレ期待は起こりにくい。
日銀がコアコアCPIが1-3%では金融引き締めをしないという確約が必要なんですよ。
いい加減、日銀の逆噴射の連続に国民は気づくべきです。


投稿者: あああ (Nov 12, 2009 6:00:09 PM)

「白河の 清きに 魚の住みかねて もとの濁りの 田沼恋しき」


投稿者: 七誌のごんべえ (Nov 12, 2009 9:51:37 PM)

デフレによって日本のGDPが押し下げられているのは確かにそうなんだけどリフレ政策だけで
根治させるのは
http://d.hatena.ne.jp/hiroyukikojima/20091025/1256460111
こういう事例も考えられる以上困難だし。
日本の競争力も失敗を恐れて
当たり障りのないごまかしを連発する大企業病
で弱くなっている傾向に有るので。
ここは一つ政治の方にもがんばってもらって
競争力をつける長期的な戦略を立ててもらう
必要があるし
そういう意味では民主党が今やっている事業
仕切りは切りやすい新規事業ばかりが提出されて
本当に切る必要なる事業が温存されるという
日本の大企業病を加速させる方向にあるので
むしろやめてもらって、日本の競争力をつける
ために必要な事業をしっかりと見積もってほしい。
無論その事業を行うときには構造転換を伴うため
国民の生活にが苦しくなるなどの犠牲が出ること
が予測されるのでこういうときこそリフレ政策
などの金融政策や財政政策で国民の生活をできる限り支えるのが重要であり
その視点から見れば小泉改革などの新自由主義者
の構造改革は構造転換ばかりに目が行き過ぎて
国民の生活に目を向けなかったがために
将来の不安を煽り消費を削ったがために
内需を壊滅させ失敗したのではないかと。
乱文失礼いたしました。


投稿者: みりん。 (Nov 12, 2009 10:09:01 PM)

正直、こういった形で、きちんと勝間さんの意見がきけてよかったです。私はどうしてもツイッターでの議論の応酬が苦手です(苦笑 まとめて表明してくださる機会をずっと待ってました。

応援しています。


投稿者: toi (Nov 12, 2009 11:23:37 PM)

デフレ論争を拝見させて頂きました。
言いたいことを既に知っている人には分かるけれども、そうでない人には、少々難解なのではないだろうかと思います。
マネタリーベースの時系列とその近似曲線を出して、現在20兆円ほど本来から足りておらず、緩和状態にはその倍ほど足りていないと言った方が分かり易いと思います。
また、新発国債がベストですがそれに拘らず既発国債や借換国債にすれば、日銀の利益は国庫に入りますので利子分は財政支出に回せると言った方が理解を得られ易かったのではないでしょうか。
財政支出の方は小額になりますが、どういう形にしろ、まず緩和させた方が良いと思います。

今後とも頑張ってください。応援しています。


投稿者: m (Nov 13, 2009 2:28:08 AM)

>SMAP/Vさん
>国債の代わりになるような運用先はないように
>思います。外国債券には為替リスクがあります
>し、それこそ、タンス預金くらいしか思いつき
>ません。
私はインフレを心配する必要がある程の財産は持っていませんが、日本がいよいよおかしくなった、崩壊するぞ、といった気配になったら、日本への不信が高まった状態なのだから、他の運用先にある多少のリスクなんか低く見積もられるのではないでしょうか?分散したり金買ったり…
日銀だけが国債を買い支えるなんてことになったら、ネズミが日本沈没船から逃げ出すが如くの反応になるのでは?
銀行からお金を引き出せなくする緊急処置をするだろうからなるべく早く何とかしないと…大変だ大パニックだ…


投稿者: SMAP/V (Nov 13, 2009 4:00:16 AM)

>mさん

mさんが言われる「日本がいよいよおかしくなった、崩壊するぞ、といった気配」を前提とするなら、そのとおりだと思います。でも、その前提は「すでに日本国債が暴落している」状況と同義です。厳密に言うと、「国債暴落→日本が崩壊する気配」なんであって、その逆ではありません。

ボクが前提にしているのは、「現在の状況でインフレ政策を行った」という状況です。そこからスタートして、国債が暴落するような状況になる可能性について考えてみたまでです。


投稿者: 復活 (Nov 13, 2009 10:34:49 AM)

平成21年11月度 『 丹羽(春喜)経済塾 例会 』
の案御内を申し上げます。勝間様はじめ日本経済のデフレからの脱却を願う方達のご参加を期待します。

日 時 : 11月28日(土)
17:30~19:30(受付17:00)
テーマ :
「わが国の論壇は、今こそケインズ主義復権へ決起せよ」
参加費:2千円( 学生は無料 )忘年会費:3,000円             
場 所:四谷区民センター 11F 調理工作室
http://shinjuku-kuminhall.com/pc/event_yotsuya.html

東京都新宿区内藤町 87電話 03-3351-3314  
http://shinjuku-kuminhall.com/pc/pdf/yotsuya_map2.pdf
 出席を希望される方は下記にお知らせください。
FAX : 03-3714-3622 


投稿者: eaglei (Nov 14, 2009 1:44:00 PM)

提言するならば、
自分で検証して、示す必要があると思います。

そして反論に関しては、
誠意をもって応えることも大事でしょう。

それがなければ、誰も信用しないものですよね。


投稿者: 自然愛好家 (Nov 14, 2009 5:45:05 PM)

デフレ対策1

先般来のデフレ危機論争,興味深く拝見しました.私は,インフレ云々よりお金を供給する方に関心があります.ものをどんどん生産し,どんどん消費することで経済を活性化するのは20世紀のビジョンであり,今後は資源・エネルギーを使わない経済成長,経済の活性化が求められます.1万円札をすることは,僅かの紙とインク,エネルギーで可能であり,資源とエネルギーを使わないで高付加価値を産み出します.


投稿者: 自然愛好家 (Nov 14, 2009 5:51:51 PM)

デフレ対策2

刷ったお金をどのように社会に供給するか.ヘリコプターで空から撒けと言う経済学者がいますが,何のためにお金を供給するのか全く分かっていません.国債をどんどん償還して金を払えばよいという学者もいますが,これも全く分かっていません.


投稿者: まり (Nov 14, 2009 7:08:57 PM)

今までのデフレ政策は何も実を結ばなかった。

インフレ賛成。


投稿者: 不道徳 (Nov 15, 2009 1:48:14 AM)

野口悠紀雄先生も今回のデフレ騒動に反応した一人なのでしょうかね

http://diamond.jp/series/noguchi_economy/10045/


投稿者: まぐ (Nov 15, 2009 8:03:45 AM)

構造改革派は日本という木を見て世界(森)を見ていない。日本だけを見れば、構造要因で説明できそうな気がする。しかし世界を見れば、95~08年にかけて上位60カ国が普通に成長して、日本一国だけが、何故成長できなかったのか説明できていない。
http://www.iti.or.jp/stat/4-001.pdf
リフレ派はデフレであると指摘できるが、構造改革派は日本固有の構造を指摘できていない。他の国々に構造問題がないはずがないのだけれど、それとは全く異質な構造問題を具体的に指摘して欲しい。
参照 ウィキペディア「国内総生産」中の国内総生産(実質GDPと名目GDP、GDPデフレーター)の経年変化


投稿者: CHIBI (Nov 15, 2009 12:38:08 PM)

大事なことは、どうしてデフレが起こっているかだと思います。
現在のデフレは世界の構造の中で起こっていることで、現在の中国は最大の競争国だと思います。
現在の中国の軽作業の賃金は解りませんが、少し前でしたら、それは10分の1以下でした。
これは日本が中国と対等に競争するには10倍働かなければいけないということです。
できますか? 日本は、ハイテクの製品を作れば良いという人もいますが、日本人はそんなに
頭が良いでしょうか? ハイテクで生き残れるのは、本当に一部の人達だけではと思います。

中国の時代はまだ続くと思います、そして続いて、インド、ベトナム、他の国も後につづくでしょう。

デフレを止める為にどうしますか? お金の増産ですか? それは益々国力を落とすことには
ならないでしょうか?

現在のデフレは、単純に日本の中だけの問題では無いと思います。 これを止めるのは
世界に競争相手がいないなかで繁栄をした昔の夢を捨て根本的に日本の構造が変わらなければ
ならないと思います。


投稿者: まぐ (Nov 15, 2009 2:41:51 PM)

>CHIBI氏
だから、世界的な構造デフレなら、何故、日本だけがデフレ(08年以前)なのか指摘して欲しい。


投稿者: グレッグ (Nov 16, 2009 12:04:56 PM)

世界の普通の国は通貨供給量を増大させてます。
デフレ回避のため、FRBで2.5倍 BOEで3倍 ECBでさえ1.8倍
増加させてます。
日本は1.02倍どころか最近は少し減らしてます。
デフレ下に普通の政策をしてほしいだけです。
日本の中央銀行は普通ではないんです。
その認識だけは持っていたほうがいいと思います。
構造改革で短期の景気回復や雇用回復はできません。


投稿者: 復活 (Nov 17, 2009 9:44:21 AM)

日本経済復活の会第69回例会のお知らせ。

デフレ脱却と日本経済復活に関心をお持ちの方のご参加をお待ちします。

○...日時...平成21年11月24日(火)
午後6:00時~午後9:00時
(開場5:30、講演開始6:00)

○場所東京都千代田区九段北4-2-25
アルカディア市ヶ谷(私学会館)
TEL03-3261-9921
http://www.arcadia-jp.org/access.htm

○会費3500円(資料代を含みます)
当会合に関する一切の問い合わせと、御来会の可否は小野(FAX:03-3823-5231)まで。
配布物の準備等ありますので、申し込みはできるだけ早めに行って下さるよう、ご協力お願いします。

○講師
①三橋貴明先生・経済評論家『鳩山政権の経済政策批判』
鳩山内閣の成長戦略なき経済政策が橋本政権や小泉政権の二の舞になると警告。

三橋氏は、首都大学東京卒業後、外資系IT業界数社に勤務。平成17年に中小企業診断士の資格を取得するとともに、各国の経済分析などの執筆活動を続ける。

著書:
『ジパング再来!』『高校生でもわかる日本経済のすごさ』『マスゴミ崩壊-さらばレガシーメディア-』他多数。

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/List?cnt=1&spKeyword=%8E%4F%8B%B4%8B%4D%96%BE&mode=speed&button=btnSpeed

②小野盛司日本経済復活の会会長会の活動報告、
『日本経済復活への道-お金がなければ刷りなさい-』
http://tek.jp/p/


投稿者: nick (Nov 17, 2009 10:29:59 AM)

どうでもよいが

救世主ぶるのはやめてもらいたい

これまでの歴史がそうだったように

大衆を動かす人間はろくな人間がいない

当人はその自覚がない

とにかくやめていただきたい


投稿者: まぐ (Nov 17, 2009 11:59:33 PM)

>nick

どうでもいいなら黙っていろよ。
どうでも、よくないからコメントしているのだから。
それから、少しは経済学を勉強しなさい。
欲しいのは救世主ではなく、救世主でも欲しくなる長期停滞からの脱却なのだから。


投稿者: ks (Nov 21, 2009 12:10:05 AM)

日本は世代間での富の偏在が問題なわけで、一番お金が必要な子育て世代がデフレで稼ぎが減り、貯蓄のある年寄り世代の富が相対的に増加してしまう。
さらに若い世代は本当は金銭的余力を持ってたとえば旅に出たり学校行ったりすべきなのに、実際は家賃という形で収入を吸い取られる。そして大家はほぼすべて年寄り世代。

ということで、運動を起こさねばなりません。


投稿者: firght (Nov 21, 2009 12:13:19 AM)

勝間さんは日本の経済をもっと良くしていこうと本を書いてメディアに出て具体的に行動を起こしている方です。私は勝間さんの本を読んで人生観が変わりました。これからも私たちのような女性と若者のために政治家に訴えかけてください。


投稿者: 田代裕治 (Nov 25, 2009 8:07:54 PM)

国家戦略、国家予算、最優先は女性が安心して暮らせる社会支援を。
性犯罪被害者支援に予算を付けるべき。
読売新聞などは凶悪性犯罪を多発させています。
詳しくは私のブログを見てください。
田代裕治をクリックすると記事が出て来ます。


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