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佐藤可士和さんからの学び

佐藤可士和さんからの学びを、忘れないうちにメモしておきます。

まず、デザイン全体についての理解について、フレームワーク力の「視覚化力」の部分について、「デザインが専門の人以外では、これだけ書けているのを初めて読んだ」とお褒めをいただいて、かなり、すごーーーく、うれしかったです。

そして、新しいことをいくつも習いました。

その1 デザインやアートもフレームワークで考えること

技術的要件がいろいろ異なるため、技術論に走ると難しくなる。それよりは、どういうフレームを用意して、その中で、コンセプトを再現するか、しくみや場を組み立てた方がいい。

例えば、この、可士和さんが組み立てたキリンのコマーシャル、会話はすべて、アドリブだそうです。

それよりは、ビール、生、親子、本物、という枠組みだけきっちり行っています。

その2 デザインを通じて、どのようなコンセプト・イメージを伝えるか、のみ集中すること

こまかいところや色などにこだわるのではなく、グラフィック、空間、ウェブ、さまざまな手段を通じて、私たちが得られる「イメージ」の受け取り方を中心にものごとを考えること。そのためには、前提を疑うこと、を繰り返す必要がある。

典型がこれです。可士和さんが前提を疑って作って、上手なユーザーとのコミュニケーションに成功した、スマップの三色広告

きっと、まだまだ聞き足りていないことがたくさんあるのだと、思います。

近いうちに、またどこかでご一緒したいです。

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コメント

投稿者: mila (Aug 3, 2008, 1:53:40 AM)

スミマセン、わからないんですが、
smapの広告は何の典型って意味ですか??

いい典型ですか?悪い典型ですか??


投稿者: 榊田理恵 (Aug 3, 2008, 5:38:20 AM)

40歳で精神科医をしているものです。

勝間さんの本を夫から勧められて読み始め、このブログも読み始めました。

質問ですが、佐藤可士和さんのおっしゃる前提とはどういうことなのでしょうか。

広告というところでの独自の前提なのかと思いましたが、想像がつきませんでしたので、教えていただければと思いました。


投稿者: wistelia (Aug 3, 2008, 6:47:57 AM)

勝間さんの本を読む前に佐藤可士和さんの本を読み、
その考え方に影響を受けました

一流になる人は、自分なりのスタイルを持っていて、
書いた本を読むだけでも参考になるのに
じかにお会いすれば得られる情報量も全然違うのでしょうね

羨ましい・・・


投稿者: MEGUMI (Aug 3, 2008, 9:15:54 AM)

フレームワークは、多様な場面で活用出来るのですね。素晴らしいですね!!


投稿者: TAK (Aug 3, 2008, 9:32:20 AM)

おはようございます。

名古屋でデザイン関係の仕事をしている者です。
佐藤可士和さんにお会いになったんですね。佐藤さんは私の目標の人なのでうらやましいです。
勝間さんのフレームワーク本の「視覚化力」のところは、佐藤さんと同じような感想を持ちました。デザインが専門でない勝間さんが、デザインのことを分かりやすく書いている、と。普通のビジネス書でここまで書いた本はあまりないかな、そういった内容は専門の本でないと。

9月発売のUOMOは絶対買います!楽しみです。


投稿者: mayunosuke (Aug 3, 2008, 10:52:30 AM)

私も勝間さんのフレームワーク力の本を読む直前に、佐藤 可士和 さんの
「佐藤可士和の超整理術」(日本経済新聞出版)
を読みました。
「整理」のすべを、空間の整理、情報の整理、思考の整理の3つに分けて段階的に解き明かしてくれます。佐藤さんがデザインを創り上げるときの視点が盛り込まれています。フレームワーク力に通じるものがあるので、読んでない方は一読をすすめます。


投稿者: くま (Aug 3, 2008, 11:09:53 AM)

 スマップの三色広告については、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に佐藤可士和さんが登場しているので、そちらを見たほうがいいですね。ツタヤでDVDがレンタルできますよ。
 自分も「佐藤可士和の超整理術」を読もうと思います。ありがとうございました。


投稿者: yohhh (Aug 3, 2008, 11:50:33 AM)

はじめまして。

私は『佐藤可士和の超整理術』を読んで、その考え方に大いに共感した一人です。

フレームワーク力の本質は、フレームワークを通じて対象を捉えること以前に、対象が持つ(対象固有の)フレームワークを理解しようとする姿勢にあるのだと思います。

デザインはもちろんのこと、対象に対するその思いやりにこそ、佐藤さんの魅力があるのではないでしょうか。


投稿者: ushio (Aug 3, 2008, 1:17:01 PM)

今回の情報提供ありがとうございます。
先日のラテラル、人生戦略セミナーに参加させて頂きましたが、私はインテリアデザインを生業としておりますので、デザインとどう繋がるかというのがすごく興味がありました。セミナー時にも質問しようと思ったのですが、勇気が無かったもので…
今日の可士和さんのお話は自分の漠然とした考えも整理できて、改めて、可士和の超整理術を読み直してみて、気付くことが沢山ありました。
ありがとうございました。


投稿者: masa (Aug 3, 2008, 9:14:07 PM)

私も勝間さんの「視覚化」にやられました!
表からグラフになってるページ。

これ、実践しました。

毎週月曜日の日経新聞の「景気指標」の面。
この数字を見ることを小宮一慶さんの「発見力」で教えていただき続けていました。
この新聞の数字の一覧をグラフにしたら・・・・

自動車の売上げなどで、面白い結果が!(みなさんすでにご存知なんだと思いますが、売上げが1,2,3月にかけてガツンとあがるんです。なぜか、決算期だから。そして緩やかに売上げは毎年減少しています)。

メディアに出てる情報って、なかなか自分で変換しようとしないのですが、エクセルでグラフにするだけでこんなに「見える」んだ~と感動。
自分でアクションとると記憶にも残りますしね。

新聞読むなんていわない、今は「時代」読んでますっていってます。

※ちなみにグラフを作成する際は、NIKKEI NETで景気ウォッチを見れば数字一覧あります。これをコピペすればできますよ。
ここ見てると、新聞先読みできます。


投稿者: masa (Aug 3, 2008, 9:33:15 PM)

私も勝間さんの「視覚化」にやられました!
表からグラフになってるページ。

これ、実践しました。

毎週月曜日の日経新聞の「景気指標」の面。
この数字を見ることを小宮一慶さんの「発見力」で教えていただき続けていました。
この新聞の数字の一覧をグラフにしたら・・・・

自動車の売上げなどで、面白い結果が!(みなさんすでにご存知なんだと思いますが、売上げが1,2,3月にかけてガツンとあがるんです。なぜか、決算期だから。そして緩やかに売上げは毎年減少しています)。

メディアに出てる情報って、なかなか自分で変換しようとしないのですが、エクセルでグラフにするだけでこんなに「見える」んだ~と感動。
自分でアクションとると記憶にも残りますしね。

新聞読むなんていわない、今は「時代」読んでますっていってます。

※ちなみにグラフを作成する際は、NIKKEI NETで景気ウォッチを見れば数字一覧あります。これをコピペすればできますよ。
ここ見てると、新聞先読みできます。


投稿者: neneko (Aug 3, 2008, 10:01:35 PM)

佐藤可士和さんには関係ないんですけど・・・
先日の勝間さんのブログで紹介されていた山口泉さんの「いのちの授業」(名古屋)に行ってきました。本当によかったです。教えていただいてありがとうございました。TVや本で知るだけじゃなく、生の声で語られることを受け止めるのも凄く大切ですね。当日上野千鶴子さんもこられていました。簡単ですが、お礼まで。


投稿者: 絵馬裕文 (Aug 4, 2008, 4:01:40 PM)

佐藤可士和さんについて自分なりに調べたいと思います。その戦略というか目の付け所について大変興味を持ちます。


投稿者: 絵馬裕文 (Aug 4, 2008, 4:06:02 PM)

私には未来があるのか非常に視界不良です。なにかともし火が欲しい。