2008.02.10
お薦めの書籍「まぐれ」
今年2冊目のヒットです。
すでに、推薦帯の時点で、すでにうっとり。
「すばらしい……タレブはあなたをつかんで離さない」
――『リスク』の著者 ピーター・バーンスタイン
「こういう本は欠かせない……読んでいて面白いし、目が覚めるほど独創的だ」
――『投機バブル 根拠なき熱狂』の著者 ロバート・シラー
「『まぐれ』は真面目で知的に洗練された本だ。じっくり読む価値は十分にある……すばらしい洞察にあふれている」
――『ヘッジホッグ』の著者 バートン・ビッグス
「人生が変わってしまうような本だ。興奮で手が震える」
――『エクセレント・カンパニー』の著者 トム・ピーターズ
はい、上記4つの本、すべて、大好きな本たちです。その作者がこぞって推薦していますから、けっこうすごいと思ったら、ほんとうにおもしろいです。邦訳が面白かったので、Audibleで原書もダウンロードして聞いちゃいました。
要は、人がどこまで、確率的な考え方が苦手で、生き残りバイアスといわれるような、まぐれにうまくいってしまうことを高く評価しすぎるか、ということを中心に議論を展開しています。
パラレルワールドでのお金持ちの歯医者さんとある時は金持ちだが、吹き飛ばすトレーダーの話など、痛快なものばかりです。
確率論が好きな方、ぜひ、お薦めです。