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恐るべし、アマゾンPositive Spiral効果

12/24にグーグル化と決算書の比較的大きな広告が日経朝刊に載ったことはお伝えしました。

その後約24時間、ものすごい勢いで、下記4冊の順位が上がっています。12/25 AM 1:30現在で

グーグル化 4位
お金 5位
決算書 15位
時間投資法 13位

となっています。15位以内に4冊です。

おもしろいのが、広告があったのはグーグル化と決算書なので、この2つの順位が上がるのは当然なのですが、それに引っ張られて、時間投資法が勢いよく上がっていることです。

アマゾンはある意味、棚割がバーチャルにすべて著者ごとになっているようなものなので、何かの宣伝が入ると、バーチャルにある隣の本も引っ張られやすいのでしょう。

この本を買った人は・・・の下に必ず、時間投資法の広告が入るようなものですから。

最近は出版点数が多くなりすぎてなかなか本を売るのが大変になったという話をよく関係者の方々としていますが、逆に、へぇと思ったのは

出版点数が多くなりすぎたからこそ、ランキングや口コミに読者が影響されやすくなった

という関係者の方々の意見もあることです。したがって、Positive Spiralも働きやすいのでしょう。

最近、趣味と実益を兼ねて、いろいろ本の売上の分析もしているのですが、やはり、初速で売れた本に出版社も再投資するため、初速や口コミの拡大再生産が行われやすいということです。

だからこそ、著者もアマゾンのキャンペーンを売ったり、購買を紀伊国屋新宿本店とか丸善丸の内とか、新聞などにランキング店として載せられやすいところなどに努力を集中させるのでしょう。

ただ、そういったキャンペーンも永遠に続かないので、やはり、口コミによる評判が本の場合、少なくとも一定数の売上(だいたい10万部前後)までは命のような気がします。

そして、その後はマスメディアによる口コミの増殖がいかに進むか、ということなのですが、これについての考察はまた別途書き込みます。

とにかく、情報が流通するということは、PositiveにもNegativeにもFeedback Loopが回りやすいということなのかと日々、実感しています。

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コメント

投稿者: さやすず (Dec 25, 2007 6:29:04 PM)

全く関係ないコメントでごめんなさい
>趣味と実益を兼ねて
というところが、みょうにツボでした


投稿者: ムギ (Dec 30, 2007 3:03:54 AM)

さやすずさん

そうなんです、日常観察が趣味なので(笑)。


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