2007.11.24
Mindless Eating ~ 無意識と食欲の関係
いや、ひさびさにツボにはまりました。いい本です。英語の題はMindless Eating。無意識の食事、でしょうか。原題の方がずっと、内容に合っています。
内容は何かというと、学者がくそまじめに、無意識の資格やその他の情報が食欲に与える影響を淡々と、実験で調べたものをまとめています。そして、食欲を科学的に抑える方法を提唱しています。
要は、意識したダイエットは必ず苦痛を伴うし、リバウンドがしやすいというのが筆者の考え方です。特に気に入ったのが「コンフォート・フード」という概念であり、よくある世の中のダイエットはコンフォート・フードの制限であることが多いという話です。
コンフォート・フードとは、私たちはカロリーの高い食べ物で、かつ、小さいころからお気に入りもの(私だと美味しいパンとか)を指しますが、これをへたに制限すると、そこに対して不満も高まるし、結局、我慢しただけ、あとで食べまくるのでリバウンドをするということです。
それよりは、例えばたくさん受け取るとたくさん食べてしまうとか、カロリーは人間は過小評価しやすいとか、意識をしない間違い、意識をしない食欲を環境から見て、どうやって抑えるか、過食を誘導しないようにするか、という生活習慣の方に焦点を当てています。
映画館に入る人にわざとまずくしたポップコーンを、LサイズとMサイズを分けて渡して、食べる量を計量するとか、したからいつまでも補充されるように仕掛けをしたスープを飲ませた場合にどこまで人は気にせずに飲み続けるとか、まじめだけれども、おかしな実験がたくさん出てきます。
ダイエットに悩んでいる方、食生活の改善をしたい方、一読をお薦めします。しかし、邦題がセンス0なのはなんとかしてほしいですね。
向こうで売れた本なのか、オーディオブックはCDもあるし、audibleもあるようなので、さっそくaudibleでダウンロードしました。そのうち、じっくり聞いてみます。






