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親指シフトのコミュニティ・ラーニング

勉強本の影響で親指シフトを練習している、はだかんぼさんのこちらのブログのコメントに、かえでさんという、私よりもかなりヘビーな親指シフトユーザーさんが、私が悩んでいた、同時打鍵のタイミングズレについて、エミュレーターの親指ひゅんに指示する数値について、なんと、指標となる数値を入れてくれているではないですか。

そうすると、私の場合は、

【1÷(一秒間で入力できる文字数)×500】

だとすると、だいたい、1秒に4キーストロークくらいあるので、

1 ÷ 4*500 = 50ms

あーーーー、このくらいにしておかないといけなかったのですね。これまで、200にしていたので、やたらということではないのですが、けっこう、入力時に前のキーと重なって拾ってしまうことがありました。

このタイミングを習っただけでも、1日、親指ひゅんでキーボードを叩き続けている私にとっては、本を出した意味があったくらい、生産性が上がる数値になります。この数値を変えただけで、親指シフトの入力ミスがすごくへりました。

試しに、30msにしてみましたが、これだと、逆に小さすぎるようで、少し、この辺で調整して、最適値を見てみます。少なくとも、200msだと、長すぎたようです。また、キーボードが大きいLet's noteYは比較的早いのですが、小さめのWやTだと、もう少し許容度を大きくしておいた方がいいのかもしれません。

いずれにせよ、かえでさん、大感謝です。ありがとうございました。

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コメント

投稿者: かえで(yfi) (May 15, 2007, 1:25:11 AM)

 お役にたてたようで、とても嬉しいです。

 原理上は、4キーストローク/秒を「一切テンポずれなく」入力する(たとえば原稿を見てコピータイピングする)場合、250msecまでは許容されるはずです。

 ところが、普通は「文章を考えながら」入力しますので、入力速度はだいぶばらつくことになります。
 特に「(操作後に確認を必要としない)無変換キー」が絡むと、部分的には倍の8キーストローク/秒近く出てしまうこともあり得そうです。
 この場合、半分の125msでもシフトミスを起こす可能性が出てきます。

 4キーストローク/秒で「無変換キーを、無変換と左親指シフトの共用にしている」場合は、125msec未満──たとえば100msecあたり──が上限になりそうです。
 下限のほうは50msecでうまくいっているとなると、50msec~100msecあたりに最適値が見つかりそうですね。


投稿者: ムギ (May 16, 2007, 7:52:07 PM)

かえでさん、

ありがとうございます。なるほどーーー、そうやって計算するんですね。

とりあえず、80msにいま、設定しています。かなり減ったような気がします。とくに

します
みたいな、年中叩いているワーディングは

気がします

が、し、が重なってしまったのですが、重ならなくなりました。

感謝、感謝です。