2007.01.19
論旨がしっかりしているけれども、でもわかりやすい文章???
昨日、とある雑誌の連載原稿(エッセイ)を書いていました。文字数制限は1,000字。
そこで、自分的にはふつーーーーに書いたつもりで、まとめて、送ったら、編集の方から「すみません、筋肉質過ぎるので、電車の中で読むには・・・」というリクエストが来てしまいました。
そう、言われてから気づいたのですが、そう言えば、これまで、私が書いて、一般に公開してきた文章って、株式レポートとか、論文とか、コンサルティング提案書とか、そういうものが多くて、ロジックをしっかりさせることが最優先で、逆に読み手にとっては硬い文章になります。
また、人間、普段読んでいる文章にどんどん書き物も引っ張られるので、自分自身、ほとんどエッセイは読まず、論文やビジネス書、新聞ばかり読んでいるのですから、当然、書き物もそれに近い文体になるわけです。
そんな話を長女(高校生)にしたら、「お母さん、もしこれからいろいろなものを書くと、たぶんこれから1年間くらい、ずーーーーっと『わかりにくい』と言われ続けると思うよ。逆に、お金もらって、わかりやすくするよう指導してくれているんだから、わかりやすくするよう、がんばったらぁ」なんて言われてしまいました。
うーーーん、どちらが母親だか、よく分かりません。とにかく、しばらくは評判の良い、柔らかめのエッセイをもっともっと、読んでみることにしましょうか。