7.ブログ・アフィリエイト関連情報 バックナンバー


April 02, 2005

ブログ集客のための6つのステップ

PageRank

今回は、自分のブログをたくさんの人に訪れてもらう方法です。ただし、単にきてもらうのではなく、「見てもらいたい人(=ターゲット顧客)」に見てもらう方法です。

以下がその戦略ステップになります。

1. ブログを、自分がやりたくて、顧客がある程度あって、かつ自分に競争力がある分野に特化する

2. ブログ内に十分な質量のコンテンツを用意する

3. ブログへの集客の仕掛けをいくつか作り込む

4. ブログに訪れた人がリピーターになり、スポークスマンになってくれるしくみをいれる

5. ブログへのアクセス数や検索エンジンのキーワード、リピート率などを調べ、市場のニーズを探る

6. 他の人のブログをマメに訪れ、いいな、と思ったことはすぐに取り込み、継続的に改良する

以下、順番に説明していきます。

1. ブログを、自分がやりたくて、顧客がある程度あって、かつ自分に競争力がある分野に特化する

実は、このステップ1で集客力は半分以上決まってしまいます。みんなが知りたいのに、いままでなかった、というブログが集客力が当たり前ですが、高いのです。

だから、例えば、この「日々の・・・」は実はあまり市場競争力がない(苦笑)。世の中にマーケティング系のブログはあふれかえっているので、手間をかけている割にはリターンが少なくなります。

一方、「CD・テープを聴いて・・・」の方はかけている手間の割には競争力が高いです。なぜか。他にないカテゴリーのブログだからです。その差が、GoogleのRankが前者は2、後者は3という差になります。

しかし、もっと大事なのは、さらに自分がやりたくて、かつ人より得意か、という部分です。世の中で成功している人、成功している会社のケース・スタディを見ると、自分の強みが生かせて×自分が大好きで×自分も儲かる、そういう分野を見つけた人が成功しており、必ずしも能力がある人、成績が良かった人が成功しているわけではない、ということが数多く証明されているのです。

2. ブログ内に十分な質量のコンテンツを用意する

コンセプトだけ良くても、中身がないと、店構えだけ立派で商品が揃っていない店と同じになります。よい立地によい店構えのブログを立てることができたら、せっせと商品を仕入れて展示しましょう。

展示の仕方は店舗と同じで、気を遣って、美しいディスプレイで、しかも一瞬で買いたい心をくすぐるような、そんな工夫をしてみてください。

3. ブログへの集客の仕掛けをいくつか作り込む

こちらはいわゆる販促活動です。世の中に無限のブログがある中で、自分のブログを認知させるには、それなりの手間が必要です。

あとで口コミやリピーターによる参加を示していますが、そこに行くまでには当初、意識的な仕掛けをした方がいいです。

もっとも簡単なのは、すでに人がよく訪れているブログやサイトにリンクをしてもらったり、記事で取り上げられてもらうこと。私はYahoo!とAll Aboutにリンク依頼を出して、幸いどちらも許可をいただきました。

他には、SEO対策もありますが、シンプルなのはAdwordsやOvertureの活用です。ちょっとせこいですが、私はAdsenseで入る収入の範囲内で、AdwordとOvertureにより集客をしています。これにより、無コストで集客をはかれることになります。

私は面倒なのでやっていませんが、積極的にいろいろなブログにトラックバックを仕掛ける方法もあるようです。

4. ブログに訪れた人がリピーターになり、スポークスマンになってくれるしくみをいれる

いろいろな実験をしてわかってきたことなのですが、3より4の方が実は大事だ、と思っています。

人を呼び込むのは、お金と手間暇さえかければ、なんとかなります。しかし、累積的にリピーターを増やすためには、その人たちのリピート率がブログの営業効率を決めるのです。

一番いいのは、とにかくブックマークをさせてしまうようなブログにすること。できればはてなブックマークや自分のブログへのリンクとか、他人の目に触れるところに載るのがベストです。

みんな、忙しいので、ブックマークをするためには、「おっ」と思わせるネタが必要になります。それには、繰り返しになりますが、1の独自性が効いてくるわけです。2の質量の充実も大事です。

そしてありがたいことに、ファンになってもらえると、リンクをブログにしていただいたり、ブログの中で紹介をしてくれたりするケースが増えてきます。

メルマガの併用もちょっと手間がかかりますが、よい方法だと思っています。ユーザーは忙しく、ものぐさです。同じコンテンツをちょっと編集してメルマガにする分には、所要時間はせいぜい10分間です。自分の10分間で、メルマガ読者の時間が5分ずつ助かるのであれば、投資効率は十分に高いと思います。

5. ブログへのアクセス数や検索エンジンのキーワード、リピート率などを調べ、市場のニーズを探る

自分の努力も大事ですが、マーケティングも重要です。なぜなら、ユーザーも限られた時間を使っているわけですから、自分のブログの陳腐化の方が世の中の流れよりも速い場合には、人が訪れなくなります。

それをチェックするには、数として何人のユニークユーザーが訪問しているのか、それがどのような検索エンジンでなんというキーワードで訪問しているのか、一日のうちだいたい何人が初見ユーザーで、何人がリピーターなのか、などを常に数値的に把握していきます。

そして、明らかにリピーターのリピート率が落ちていたり、検索エンジンのヒット率が落ちてきている、ユニークユーザーの訪問数が減ってきた、などというときには自分のコンテンツに問題が出てきたと考えるべきです。

6. 他の人のブログをマメに訪れ、いいな、と思ったことはすぐに取り込み、継続的に改良する

ブログも日進月歩で、どんどんと改良されていきます。したがって、常に他の人のブログも定期的に回って、よいな、と思ったことはどんどん取り入れるといいと思います。

それは内容もそうですし、ブログ・ランキングやモバイル対応などのちょっとした工夫も参考になります。また、参考になったことはそのブログの持ち主の方にお礼を言うと、よい交流も生まれていきます。

★ ★ ★

以上が簡単なブログ集客法の骨子です。

問題は、どこまでリソースをかけるか、ということでしょうか。私も正直、すべてを実践しているわけではありません。

しかし、ブログをせっかく開設しているのであれば、そのことで自分にも、読んでくださっているみなさんにも、よい効果が出てくることがいいと思いますし、そのためにはブログにより多くの読者が集まってくれるよう努力することで、その学習が加速されるのではないかと思っています。

単に集客をするのではなく、自分と感性や興味が同じ人を幅広く求めるようなツールとして、ブログを活用していくとおもしろいと思います。

2005 04 02 [7.ブログ・アフィリエイト関連情報] | 固定リンク | コメント (7) | トラックバック

March 21, 2005

Gmailはメールの概念を変えるのか?

Gmail

Gmailというサービスをご存じでしょうか?

これはGoogleが提供するフリーメールサービスで、ユーザーに1Gの容量と、Googleによる検索機能を提供するものです。Webメーラーですが、POPにより普通のメールソフトで対応することも可能です。

Googleの収入源は今後広告収入になるようですが、そのため、自分のPrivacyに敏感な人にはむかないと思います。私はあまり敏感ではないので、重宝しています。

すでに違うメールアカウントを持っている人が多いと思いますが、私は自分のniftyのメールを全部gmailに転送して、かつgmailから出すメールもReply toをniftyにするようにしているので、両方のメールをほとんど不自由なく使い分けられ、かつ、gmailにniftyに来るメールをストアできるようになっています。

Gmailが他のメールと違うのは、以下の点です。

1. 1Gの容量があるのでメールを削除する必要がない
2. 同じ流れのメールは会話形式でわかるようになっている
3. LabelやStarなどの概念により、メールを分類できるようになっている

こういうストア型のサービスが真価を発揮するのは自分専用のデータベースとしてしっかりとメールがたまったときだと思いますが、これでいろいろくるメルマガもとりあえずここにためておいて、必要なときにgoogleの検索エンジンで検索する、という使い方ができるようになると思います。

興味がある方はぜひ、お試しください。

2005 03 21 [7.ブログ・アフィリエイト関連情報] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

February 04, 2005

ブログランキング外しました

blog ranking

大変お世話になったブログランキングですが、最近はメリットよりもデメリットが目立つようになったので、サイドバーから外すことにしました。

これまで感じていたメリット
・おなじブログランキングにあるブログを見ていただいている方を中心に、多様な方に訪問いただいた。

これまで感じていたメリットが薄らいだわけ
・週刊ココログに紹介してもらったり、コンテンツが増えてきたので検索エンジン経由の訪問が増えてきているため、ブログ・ランキングからの新規訪問シェアが下がっている。

いま感じているデメリット
・サイトバーのデザイン上、うっとうしい。
・毎週クリアされてしまうので、訪問の度にクリックしてもらうのはユーザーに負担がかかる。

とてもよい着想のサービスだと思いますが、やはり人力を使うサービスは限界があるようです。

2005 02 04 [7.ブログ・アフィリエイト関連情報, 8.お知らせ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

February 02, 2005

Privateなブログ「私的なことがらを記録しよう」を始めてみました

自分で、よいブログの5つのポイントなどの記事を作ってしまったせいか、どうもPrivateなことをここに書きにくくなりました。

ですので、それを補うアイデアとして、私的なことがらを記録しようというブログを別途作ってみました。

新しいブログのコンセプトは明確です。
「とりあえず、形式に囚われず、自分か書きたいことを書いてみる」
です。

自分の思いつきや経験、出来事に対するメモ書きみたいなものです。結果、どんなことが自分に起きるのか、読者の人たちに起きるのか、他のブログとの相乗効果は出るのか、などを実験してみたいと思います。

お時間があるときにでいいので、こちらのブログと合わせてちょこっと覗いてみてください。

2005 02 02 [7.ブログ・アフィリエイト関連情報] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

February 01, 2005

Firefoxはキャズムを超えられるか?

キャズムを超えられるか?

今回は、流行りつつあるFirefoxというブラウザーを使って、「キャズム」の概念の説明をしたいと思います。

Fireboxはインターネット用のブラウザーで、徐々にシェアを伸ばしてきている製品です。日本ではまだ数パーセントに満たない浸透率ですが、アメリカでは全体では5%、先駆ユーザーでは20%近くまで来ているようです。私も数か月前に乗り換えて、毎日こちらをメインで使っています。

Firefoxは、Windowsで標準についてくるInternet Exploreに比べて以下のような利点があります。

(1) スピードが圧倒的に早い
(2) スパイウェアを拾いにくい
(3) タグ単位でブラウザーが開くのでデスクトップも散らばらない
(4) パスワード管理も上手
(5) オープンソフトなので、自分でいろいろと手を入れてカスタマイズできる
(6) RSS標準対応なので、ブログのブックマークに便利

など

もともとNetscapeファンだったので、IEにはいろいろな不満があったのですが、Firefoxのおかげでおおかた解決しました。しかし、残念ながらIEでないと動かないサイトもまだパラパラとあるので、しかたなくIEを併用していますが、基本的な不満点はほとんどなくなりました。

そして、ふと思ったのが、このFirefoxは果たして「キャズム」を超えられるのか、ということです。

「キャズム」というのは、ジェフリー・ムーアによるハイテク・マーケティングの名著キャズムで広く知られるようになった用語です。

多くのハイテク商品、例えば古くはレーザーディスクや電子ブック、最近ではTV電話などのハイテク商品が、なぜイノベーターに支持されながら、その後大衆に広まらないのか、それは下記の図にある、Early AdoptersとEarly Majorityの間のキャズムに落ち込んでしまったためです。

キャズム

では、なぜ「Early Adopter」から「Early Majority」に広がるときに失敗しがちなのか。理由はいろいろありますが、特に大きいのは以下の二つです。

(1) Early Majorityは価格と品質のバランスを重視し、自分と同じような人たちが使っていないもの、実績のないものは購入したがらない

(2) 現在、Majorityにすでに入り込んでいる商品の提供者が、新参者が入ってくることを妨げる

この(1)と(2)を克服するためには、ニッチ戦略、すなわち特定のEarly Majorityの特定のニーズに向けてその商品を売り込み、そこを起点として、口コミなのでじわじわとEarly Majorityに席巻していく、というのが基本的な手法です。

例えば、最近キャズムを超えた事例では「ADSL」があり、「i-Pod」は超えつつあると思います。

再びFirefoxに戻って、果たしてFirefoxはキャズムを超えられるのでしょうか?

Firefoxの状況を整理すると、日本ではハイテクオタク「Innovator」に広がりつつあり、アメリカではすでにビジョン先行派「Early Adopter」にほぼ普及しつつあるようです。

しかし、現状では残念ながら、Firefoxでないとダメ、という「Early Majority」向けの機能はさほど多くないと思います。

私がキャズムを超えるためのニッチ機能として注目しているのは、ブログやアフィリエイト、ECサイトなどとの親和性です。これは実際に使わないと説明しづらいのですが、Firefoxのタブ・ブラウザーの機能やRSSブックマーク、パスワード管理などは明らかにIEとは別次元の使い勝手です。

これまで、受動的にブラウジングする、という方法ではIEでもよかったのだと思いますが、ブログのように積極的に能動的に使うようになってくると、要求される使い勝手がだんだん変わってくるのではないかと思っています。

したがって、もしブログがEarly Majorityに広がれば、ブラウザーもFirefoxのシェアが上がってくるのではないか、というのが私の勝手な仮説です。

なお、現状ではブログの開設率はまだインターネットユーザーの数パーセントですので、ブログ自体もキャズムを超えていませんが、ブログの方はいろいろな使い方とニッチ市場がありますので、Firefoxよりも早くキャズムを超えてくると思っています。

また、実際の、IEからFirefoxへの乗り換えは拍子抜けするほど簡単で、ブックマークもキャッシュもパスワードも全部さくさくと移行してくれるので、その場で使えるようになりました。

ただ、まだオンライン・バンキングやECサイトの一部でテストをしていないものがあるらしく、Firefoxで動かないサイトもあるのでIEも併用する必要がありますが、このような新しいテクノロジーが、IEのように「本当はちょっと気に入らないんだけれども、それがデファクトだから渋々使っている」ような商品から大幅なシェアを奪えるのかどうか、ケースとして注目していきたいと考えています。

さあ、みなさんも試しにFirefoxを使ってみてください!!

2005 02 01 [7.ブログ・アフィリエイト関連情報] | 固定リンク | コメント (8) | トラックバック

January 03, 2005

ブログとユーザーの流れを考える~その3 デザインから見る「よいブログ」の3つの要件

新年明けましておめでとうございます。今年も週に数回のペースを保って更新していきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。

新年は、「ブログとユーザーの流れを考える」のその3で始めたいと思います。今回は、デザインから見る「よいブログ」の3つの要件です。

これまでのシリーズについては、下記を参照ください。
その1 ブログランキングの分析から
その2 「よいブログ」の5つのポイント

優秀なデザイナーから学んだ3つのポイント

デザインについては、私は専門家ではありませんが、テレビ東京の「てとまにあ」などのデザイナーの西野純子さんや、Suicaのデザインを開発した山中俊治さんとの交友をもとに、自分なりにまとめたものです。

特に西野さんには私が作ったウェブをいくつくか直してもらったり、ロゴデザインを作ってもらったり、大変お世話になりました。

前置きが長くなりました。よいブログとわかるデザインに共通した思想は
1. デザインの意味から考えた書き手の細部へのこだわり
2. ユーザー視点からの発想
3. デザインによる書き手とユーザーのコミュニケーション
の3つになると私は考えています。

以下、具体的に説明していきます。

1. デザインの意味から考えた書き手の細部へのこだわり

西野さんに以前、自分が作ったウェブのページを直してもらったときに、以下の点を学びました。

(1) 不要なものを徹底的に排除する発想
デザイン上、必要がない線、ポイント、スペースなどは徹底的になくします。ユーザーにとって必要がないものは、あること自体が悪い、という発想です。

(2) 色、文字、形への意味づけ
すべてのウェブ上の文字の大きさ、段落、色、形には意味があるという発想です。例えば、文字を墨色にするのか、黒にするのか、ポイントの大きさをどのように持たせるのか、インデントをつけるのかつけないのか、それはすべて、デザインする側が考えてコントロールします。文字の大きさ・インデント・色で文字情報を3次元にも、4次元にも膨らませるわけです。

(3) 論理的な構成
(2)にも関連しますが、デザインはすべて構造を持ちます。上位構造の中に下位構造があり、それぞれが色やデザインで意味づけがされます。したがって、トップページとサブページの間には明確な意味合いで関連づけられ、私たちコンサルタント用語でMECE(ミッシーと読みます。Mutually Exclusive, Collectively Exhaustiveの略でもれなく、だぶりなくという発想です)が再現されているわけです。

2. ユーザー視点からの発想

これは、主に山中さんとの交流で学びました。

デザインはユーザーにガイダンスを与えるために存在します。従って、ユーザーがこれまでに蓄積した経験の中から、このデザインを見たときにどういう行動を起こすのか、想定をして、ユーザーをデザインによって好ましい方向にガイドをするわけです。

例えば、横書きの場合、ユーザーは通常、左上から右下にものを読む、Z字型に目を走らせるわけです。従って、ウェブの構成もあまり過度に複雑なものにせず、Z字型スキャニングでいかに読ませるか、を作り込みます。また、その順番に応じて、重要なものから並べていくわけです。

さらに、例えば下線が引いてあるものはリンクである、というウェブ上の暗黙の了解がありますから、リンクでないものは逆に下線を引かない、さらに訪問済みリンクとそうでないリンクはしっかりと色をわける、などユーザーに負担をなるべくかけない導線の設計が必要になります。

3. デザインによる書き手とユーザーのコミュニケーション

デザインとは、一定の制約条件下で最も効率的なコミュニケーションを行い、アウトプットを生み出すために規定するガイダンス、と私は捉えています。そういう意味では、文字もデザインの一種であり、その言い回しやボキャブラリーの選択、使い方によって、ユーザーの理解度を大きく左右すると考えています。

特に、人間同士でコミュニケーションする場合には、あくまでデザインは窓、あるいはプロトコルにしか過ぎないので、互いにもっているこれまでの蓄積や英知をつなげるために、どういう交流口としてのデザインを設計するべきか、ということが必要だと考えています。

結論-デザインのよいブログの3つの要件

したがって、デザインのよいブログ、とは、

(1) いかに書き手のもっている世界観を上手に、細部までこだわりながらすっきりと見せて、
(2) それをユーザーの視点から配置や色合い、デザインを考え、
(3) 互いにもっとも短時間で最大の思考の交換ができるか、

という3点を満たしたブログであると考えています。

そして、そのような要件を満たしたブログについては、中身のテキストを読まなくとも、多くの場合、優れた内容であるケースが多いようです。

一度ぜひ、みなさんの周りのブログをその物差しに合わせて分析してみてください。

2005 01 03 [7.ブログ・アフィリエイト関連情報] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

December 28, 2004

ブログとユーザーの流れを考える~その2 「よいブログ」の5つのポイント

ブログとユーザーの流れを考えるの第2回です。

ネット上にブログがあふれかえっていますが、まだまだブログは「個人的な日記」と誤解されている部分が多く、市民権を得られていないように感じる面があります。一方、市販の書籍や雑誌に負けないくらいの濃い内容のものもあります。

そこで、私見ですが、以下の5つが「よいブログ」としてユーザーから認知する上でポイントになると感じています。

よいブログと認知する5つのポイント

1. ブログを書いている本人のプロフィールが明確で魅力的なこと
2. ブログの内容が他のメディアでは得られない内容であること
3. ブログの書き主とユーザーの間によいフィードバック・ループがあること
4. ブログとユーザーの間に多様な関係性があること
5. ブログが発展的であり、書き主・ユーザーにとって双方に成長をもたらすこと

以下、順番にポイントを説明します。

1. ブログを書いている本人のプロフィールが明確で魅力的なこと

ブログはある意味、個人のブランドであり、そのブログがおもしろいかどうかを判断する際に最も大きな条件となるのは、誰が書き手か、ということだと思います。その書き手を判断しないと、ブログの内容についても信憑性がわからないし、書き手のメッセージも伝わりにくいのではないでしょうか?

必要以上に個人情報を開示する必要はないと思いますが、少なくとも、ブログのかなりわかりやすい位置に、その書き手をユーザーがイメージできる情報が入手できることが好ましいです。

2. ブログの内容が他のメディアでは得られない内容であること

ブログの競合は、単にネット上の他のブログにとどまらず、テレビ、新聞、雑誌その他あらゆるメディアを含むと考えています。その場合、比較してユーザーが数分でも、そのブログを読むことに自分の時間、Eye Ballを費やしたい内容かどうか、ということは必要だと思います。

もちろん、個人的な日記としてブログを使う場合もありますが、その場合にも、本人なりの考え方、見方を少しでも加えると、広がりが出るように感じています。

できれば、テーマ性を絞った方が、よりわかりやすいでしょう。

3. ブログの書き主とユーザーの間によいフィードバック・ループがあること

コメントやトラックバック、アンケートなど、ブログの作者とユーザーの間にやりとりがある、これがブログにあって、雑誌や書籍にはない唯一最大の武器ですので、その部分をいかに拡張させるかが各ブログの持ち味になるのではないでしょうか?

また、BBSとブログの違いは、ブログの場合はホスト側が明確であると言うことだと思います。ホストとして、どうやってお客様をもてなすか、ということにポイントがあります。

ブログも頻繁に更新された方がおもしろいでしょうが、書き主にも負担がかかりますので、コメントやトラックバックを活用して、書き主以外のコンテンツの広がりが出てくると、楽しいと思います。

さらに、ブログの書き主とユーザーの間には「人間は憧れる人や似た人に惹かれる」という特性がありますので、ブログの書き主が魅力的なほど、集まるユーザーも魅力的になるはずです。

4. ブログとユーザーの間に多様な関係性があること

この項目は他の項目に比べてわかりにくいかもしれません。イメージしているのは、一見のお客様からヘビーユーザーまで、誰でも楽しめるようなブログの設計が必要だと言うことです。

過度の内輪受けはよくないし、かといって、ある程度シリーズで楽しんでもらえる内容でないとリピーターもつまらない。

その部分は、コメント、アンケート、メルマガ、メールのやりとりなど、ネットで多彩に認められているフィードバック・ループを使って、ブログの書き主が設計をしていくことになると思います。

5. ブログが発展的であり、書き主・ユーザーにとって双方に成長をもたらすこと

ブログが一般的に続かなくなるのは、

(1) 書き手がネタ切れする
(2) 時間がなくなる

というケースが多いようです。しかし、せっかくブログを開いている以上、ブログの書き主とユーザーが双方でコンテンツを話題としてふくらみを持たせながら、互いにラーニングしていく、コミュニティ・ラーニングという状態が理想だと感じています。

以上がいま、私が考える「よいブログ」の5つのポイントです。もし足りないものや、こういった考え方があるのではないか、というフィードバックをいただけると幸いです。

よいブログかどうか、ということについて、今回はコンテンツとユーザーの流れから分析していますが、実はブログのデザインを数十秒見ただけでも、それがわかる、という見方があるのですが、それはまた、別の機会に紹介します。

今年はこの更新で最後になると思います。旧年中は大変お世話になりました。新年もまた、お付き合いください。

それでは、みなさん、よいお年をお過ごしください。

2004 12 28 [7.ブログ・アフィリエイト関連情報] | 固定リンク | コメント (8) | トラックバック

December 25, 2004

「情報起業」への根本的な疑問

「情報起業の方法を売る情報起業」以外の成功例はあるのか?

表紙 表紙

最近、情報起業、という言葉がネット上を跋扈しています。

情報起業、英語でインフォプレナーというらしいです。要は小資本で、ちょっとしたノウハウや付加価値情報を売ることで儲けましょう、というビジネスなのですが、確かにもうかっている人はいるようです。

しかし、その儲かっている人、特にネット上のビジネスを見ると、例外なく、「情報起業の方法」を売る「情報起業」ビジネスばかりです。

すごく、すごく気持ち悪いと思いませんか? 私は個人的には、パチンコ必勝法や競馬必勝法、あるいは株式必勝法と同じにおいがして仕方がないわけです。また、ネットワークビジネスにも近い感じがします。

どなたか、「情報起業の方法」を売る「情報起業」ビジネス以外で成功している情報起業があったら、ぜひ教えてください。

なお、誤解がないように補足しますが、情報起業の発想自体はとても優れたものがあり、埋もれた自身の情報を資金化しよう、という発想はこれからも必要だと思います。ただ、それを万能薬と考えないで欲しい、ということです。

「情報起業」に対する2つの疑問

1.供給側から~情報産業は本来敷居が高いビジネス

もともと情報起業、という概念は出版やコンテンツ、書籍などで当たり前であり、それなりのクオリティー要求されています。書籍一つ出すにも、しっかりと出版社の企画を通り、流通コストを考えて、かつこれまでの競合商品である1,000円~3,000円の書籍を打ち負かせるほどの内容であるか、吟味がされます。

ところが、いまネットであふれている有料情報、それこそ、書籍にもできないような質のものが多すぎないでしょうか? 品質管理がなされていない状態でのビジネスは長続きしないはずです。

2.需要側から~ユーザーにとって、いまさら個人から有料で欲しい情報って本当にあるの?

お金を出すユーザーから考えると、これまでの書籍以上の価値かあって、ネットで買ってもいいと思う情報、しかも情報起業ネタ以外、あるのでしょうか?

正直、私はありません。いま、手元にある本だけでも手一杯だし、新聞・雑誌・無料のメルマガなので十分満足しています。

例えば、私の本職は調査・研究職ですから、行動経済学の最新の学説や株価のアノマリーについての最新データ、過去の銘柄データなどはのどから手が出るほど欲しいです。でも、こういったものは、専門のデータベースや専門の学会で手に入るものであって、現在話題になっている情報起業がいくら発展しても、あまり関係ない気がします。

「情報サービス」本物と偽物の見分け方

同じ情報サービス系でも、例えば神田昌典氏の話は、私は全体的に好きです。というのは、神田氏の話は、多少クせはあるモノの、いかに相手の本職の仕事の成果を助けるか、ということにフォーカスしており、売上げの上げ方、DMの書き方、社員のモチベーション向上など、地に足がついている内容になっています。

一方、ネットであふれる多くの有料サービスは、無から有を生むような話が多く、しかも値段は1-3万円と、まぁ、これくらいだったら損してもいいか、とう微妙な価格付けになっています。きっと、こういうサービスを宝くじと同じ感覚で買ってみては、あ、だめだったか、と納得する層を狙っているのでしょう。

もちろん、競馬やパチンコと同じで、一部の人は腕の力か、偶然の力か、その両方かで成功する人が出てくると思います。そして、その成功例を全面的に打ち出して、こんなに成果が上がった、と言うのでしょう。

3万円の有料サービスを買うのであれば、1,500円の本を20冊買うべき

それでも、ついつい買ってみたくなる情報はあると思います。でも、そのときはぜひ、一度思いとどまって、ここで説明したことを思い出してください。それでも欲しい情報があった場合には、本屋に足を運んでください。ビジネス書やネットのコーナーに行けば、より安価に、欲しい情報が手にはいるはずです。

繰り返しになりますが、「情報起業の方法」を売る「情報起業」ビジネス以外で成功例はほとんどないのですから・・・。

2004 12 25 [7.ブログ・アフィリエイト関連情報] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック

December 23, 2004

ブログとユーザーの流れを考える~その1 ブログランキングの分析から

logo

ブログとユーザーの流れをブログランキングから考察する

これから少しずつ、ブログとユーザーとのやりとりについての考えをまとめていきます。シリーズ化していこうと思いますが、今回はその第1回です。

山のようにブログがあふれる現在、よいブログを見分けるためにはどうすればいいのでしょうか? また、ブログを書いている立場からすると、どうやっていいユーザーをブログに集めることができるのでしょうか?

とりかかりとして、このブログとおなじカテゴリーの経営・マーケティングのブログランキングに載っているブログを母集団として、簡単な分析をしました。

発見したのは、上位にあるからおもしろいとは限らない、ということです(もちろん、おもしろいものもありますが、玉石混淆です)。

なぜなら、上位のブログの多くは、各ブログの記事の終わりごとに、かなり強くクリックをするようにお願いしているため、あるいはそのブログランキングの意味がわからなくてもクリックするようになっているため、中身にかかわらず上位に来てしまう、ということになります。

「お願い」していないのに上位に来ているブログは3つだけ

同じ経営・マーケティングの中で、

(1)一つ一つの記事にブログランキング・クリックのお願いを入れていない
(2)ブログランキングの意味についてしっかり説明している

という要件を満たすのは、上位30のうち、下記の3つのブログだけでした。みんな、著者ならではの視点と経験があり、おもしろいです。
(あ、一応CD、テープを聴いて勉強しようも該当します(笑))。

クリエイティブソナー/ナレッジは発信者へ
チャレンジ社長!中小企業のオレ流経営
中国・上海での戦い(企業構造改革編)

そして、例外なく、この3つのブログは読み応えがありました。それはそうですよね。訪問者が自主的に判断した上でクリックしてくれているのですから、クリックごとの重みが違うのでしょう。

ブログランキングをクリックさせる、あの手この手

もちろん、ブログは人によって主観が入るのでおもしろい、おもしろくないということはあるのでしょうが、それでも、下記のようなふれこみでブログランキングをクリックさせるのはどうかなぁ、と個人的には思います。

例:ブログランキングの説明が全くないパターン

・今日の人気ブログランキングをチェックする
・今日の1番人気のブログを知りたいあなたはこちら!(毎回、順位が変わってます)
・マーケティングの勉強を無料でしましょう!こちら→◆◆◆
・”もっと面白いblog”を見たい方は こちら をど~ぞ! 
・こっちはどうなってるかな?
・このブログのランキングは何位でしょう?

また、記事ごとのお願い系もたくさんあります。

例:お願い系

・← おひとり、おひとつのクリックが元気の素です。よろしくお願い致します。(^_^.)
・↓おひとり、おひとつのクリックが元気の素になっています。
・経験も成長もランキングもちょっとずつ積み重ねていきましょう!
・P.S. 最近「クリックしてして病」を患ってます。クリックしてー(笑
・↓みなさんのクリックが成功への糧となります。
・【ブログランキング】にご協力くださいまし m(_ _)m

ブログのユーザーフロー3段階

一方、ブログのフローをユーザーから考えると、こういうことだと思います。

その1 なにかのきっかけでアクセスする
(ランキング、検索エンジン、リンクなど)

その2 中身を読む

その3 ブックマークをして、リピーターになる

どうも私が解せないのが、ブログランキングなどによる集客は、その1には役だっても、その2以降のプロセスに役立たないばかりか、ブログの記事そのものにとっては逆にノイズになるのではないかと言うことです。この辺は、逆にブログランキングに熱心な方たちの意見をお伺いしたいところです。

また、自身のブログもどこから人が来ているのか見ていますが、検索エンジンと他のサイトのリンクがほぼ大半を占めています。私がブログ解析の中でもっとも重視しているのは「1日に、これまで2回以上ブログに訪れてくれた人がユニークユーザー単位で何人いるか」ということです。

すなわち、その3の数値把握に熱意を上げているわけです。そして、そのためには2を充実させるしか解がないわけです。

ブログは実際のビジネスの箱庭である

ブログを実際のビジネスの箱庭と考えますと、それぞれの3つのプロセスは下記にあたると私は考えます。

その1-マーケティング・広告宣伝
その2-商品・サービス作り
その3-アフターフォロー、重ね売り

ふだん、特に大企業でビジネスをしている人は、どうしてもそれぞれのプロセスの一部にしか参加できないので、ブログを使ってそのダイナミクスを数字ごと把握する、ということをやってみるとおもしろいかな、と思います。

もしすでにブログを始めていて、ビジネスに興味がある方は、自分のブログを一つのビジネスシステムの箱庭だとみなしたときに、どこの部分が一番弱いのか、一度点検してみてると、おもしろいと思います。その経験は実際のビジネスにもきっと役立ちますよ!

2004 12 23 [7.ブログ・アフィリエイト関連情報] | 固定リンク | コメント (11) | トラックバック

December 02, 2004

ウェブ先駆者の皆さんからの学び

らむね的通販生活 アットコスメ

昨日、女性系のウェブサイトや会社を経営しているメンバーの食事会がありました。年に1-2回くらい、集まります。もう何年も開いているもので、メンバーは10人弱になります。

みなさんになじみの深いウェブマスターですと、

アットコスメの山田メユミさん
らむね的通販生活ワーキングマザースタイルの村山らむねさん、
おとりよせネットの花房さん・粟飯原さん

などがメンバー参加しています。
(各ウェブ、とてもおもしろいので、是非皆さん、いってみてください)

集まって、おいしいものを食べて飲んで、カラオケして、みなさんから刺激を受けて帰ってくる会ですが、第一人者として実践している人たちならではの体験談が直接聞ける場なので、いつもとてもたくさんの無形のおみやげをもらって帰る感じです。

今回、私がとっても感動した言葉は下記の二つでした。

1. 「ブログはすべてのページがトップページ」by らむねさん
2. 「アットコスメには小学生から50代の女性まで、数十万人の人が集まっています」by メユミさん

では、具体的にどういうことでしょうか?

1. 「ブログはすべてのページがトップページ」by らむねさん

私がもともとブログへの書き込みを再開するきっかけになったのは、らむねさんのワーキングマザースタイルをブログ形式で始めて、その効果がとてもおもしろい、ということをらむねさんから聞いたからでした。

そして、らむねさんの経験によると、ブログに訪れるお客様は巡回ルートの人もいますが、かなりの確率でサーチエンジンからキーワード検索をして入ってくるので、すべてのページがトップページ、ぐらいの気合いで作らないといけない、と教わりました。

試しに、自分のブログにどのようなキーワードから飛んできているか、見てみました。下記は昨日の分です。

Google  AdSense  単価  高い
P900i  木製カスタム
iTunes  AAC  F900iC
カスタムジャケット  木製
カセットウォークマン  ソニー
システム手帳  フランクリン
フランクリンプランナー  クラッシック
フランクリンプランナー  マインドマップ
フランクリンプランナー  PDA
腕時計  日付  しくみ
読書時間  統計
電子マネー  問題
ラベル  プリンター

なるほど、という感じですね。こういうものをGoogleとか検索エンジンに入れることで、ここのブログが現れるので、皆さんに読んでいただけるわけです。

自分の使い方を考えても、確かにそうですね。そうすると、検索エンジンで検索された後で、ブックマークしていただけるくらいおもしろい内容にすることを目指していきたいと思います。

2. 「アットコスメには小学生から50代の女性まで、数十万人の人が集まっています」by メユミさん

アットコスメ、メルマガ会員だけで20万人!! しかも会員は下は小学生から、上は50代の女性までが圧倒的な支持で集まっているわけです。

メユミさんはもともと化粧品を作ったいた方で、ユーザーの声を聞いて、このようなユーザーからの評価サイトを立ち上げました。確かに、コスメ、という女性にはものすごく興味があること、でもわかりにくいことを、ユーザーに負担のない形で場を提供している。本当にすごいサイトだと思います。

しかも、顧客から儲けるのではなく、その情報やユーザーの声をうまく化粧品会社にフィードバックするマーケティング側でビジネスモデルを立てている。これは、運営側に負担はかかりますが、化粧品会社もユーザーも圧倒的なWIN-WINモデルです。

こんなすばらしいことをもう6年間も続けていらっしゃる。本当に感動しました。

せっかくいい刺激をいただいたので、もっともっと頭をひねって(?)、ブログやインターネットは何を可能にして、自分が何ができるのか、考えていきたいと思います。

とにかく、圧巻でした。

2004 12 02 [7.ブログ・アフィリエイト関連情報] | 固定リンク | コメント (23) | トラックバック