5.生涯学習の勧め バックナンバー


March 12, 2005

ジーニアスコード体験記その3(最終回)

ジーニアスコード

ジーニアスコード体験記その2の続きです。今回が最終回になります。

その2では、ジーニアスコードの6つのテクニックを以下のように紹介しまた。これらのテクニックに共通するのは、イメージの連想です。

1. イメージ・ストリーミング
2. オーバー・ザ・ウォール
3. ダイレクト・ラーニング
4. ハイ・シンクタンク
5. 天才を借りる
6. 高度文明のツールビルダー

よく、私たちは小さい頃、連想ゲームで遊ぶことがありました。ウサギは白い、白いとうふ、とうふは柔らかい、という形の頭の使い方です。

同じように、頭の中にいろいろな画像や音声・触感や味などを思い出しながら、ぐるぐるーーーっと頭の中にいろいろなイメージを投射させていくのです。それが、1番のイメージ・ストリーミングです。

ただ、それだけでは問題解決にならないので、それにちょっとフックをかけたのが2-6になります。

具体的に、使うフックは以下のものです。

2. オーバー・ザ・ウォール
イメージの中で、自分が知らず知らずに作っている壁をえい、と飛び越してみて、その壁の向こうにあるイメージを描写する。

3. ダイレクト・ラーニング
フォトリーディングを併用し、無意識にいろいろな情報をインプットしてから、それを活性化する。

4. ハイ・シンクタンク
解決したい問題をおみくじのようにランダムに引っ張ることで、ランダムに登場する問題と想起したイメージの組み合わせを自分で考える。

5. 天才を借りる
解決したい問題について、自分の枠を超えるため、天才と同化をして、天才の視点でものを考える。

6. 高度文明のツールビルダー
同じく、知らず知らずにある制約条件を外すため、未来の科学や環境が進んだ理想の世界にトリップし、そこでの解決策を未来人と共に探す。

これらは私の理解では瞑想の一種であり、瞑想になれていない人にいろいろなやり方を具体的にテクニックとして指導しているのではないかと思います。

そして、身につけるためには、ハイ・シンクタンクを講座を習った後、30日間続けるということが推奨されています。

私は逆にしくみがわかったので、例えば仕事でイメージストリーミングをする代わりに、ICレコーダーやお客様相手に思っていることをわーーーーっと話して新しい気づきを得るとか、寝る前に簡単なストリーミングを何回かしてその感覚を楽しむ、というように使うようになりました。

フォトリーディングと同じで、言われたことをそのままやることも大事ですが、そのトレーニングの発想を理解することで、いろいろと自分の日常や仕事に役立つ場面があると思います。

この記事を読んでみて、ピンと来るものがあった方は、検討ください。なお、講義に出るとホームスタディ講座はおみやげでくれますので、講義の方が効果的だと思います。

この講座に出るかどうかを問わず、もっともっと言葉ではなく、イメージ(含む画像・音声・触感・味など)でものを考えてみる、と言うことをお勧めします。

2005 03 12 [5.生涯学習の勧め] | 固定リンク | コメント (16) | トラックバック

March 07, 2005

ジーニアスコード体験記その2

ジーニアスコード

ジーニアスコード体験記その1の続きになります。

今回は、ジーニアスコードで行うことを、もう少し具体的に説明していきましょう。

まず、このジーニアスコードによるトレーニングの基本的な概念は頭に入っている無意識の上手な活用にあります。

具体的にはアインシュタインをイメージしてください。アインシュタインが相対性理論を思いついたときは、決して数式と証明の積み重ねではなく、相対性理論(光の速度のみが絶対で、あとの時空は相対的である)の枠組みをイメージとして想定し、それを理論に逆算していったのです。

他に有名な事例だと、ベンゼン環の発見は蛇の尾を加えたものをイメージしたもの、ニュートンのリンゴも同じように目の前のリンゴの落下から、思いついたものです。

では、この無意識の活用のためには何をしたらいいのか。答えは脳のフィルター機能を意識的に回避する・新しい刺激を加えることにあります。

脳のフィルター機能とは、人間が生きていくために不必要な情報や感覚を削除して、必要なものだけを認知させる機能です。しかし、このフィルター機能が強すぎるため、私たちがせっかく無意識の中にためている情報が頭の中で言葉や概念として浮かび上がってこないのです。

だいたい、意識している分野を3%-4%としたら、無意識のうちに人間がためている/捨てている情報量は96-97%と言われています。この情報は主に睡眠時間や瞑想時間に整理され、夢や着想の形で、偶発的に現れます。

では、その着想を得るのに偶然に頼らずに引き出すテクニックはないか、それで研究されたのがジーニアスコードです。いくつかのテクニックが開発されていますが、基本はいたってシンプルで、以下の手続きのとおりです。

1. 呼吸、体操などでリラックスした状態を作る
2. ある目的に従って、イメージを想起し、言葉で表す
3. 想起したイメージを再び言葉で語るか、絵にしてみる
4. イメージの中から、自分では意識の中では気付かなかったことを、無意識から呼び出す

この訓練をひたすら行うことで、無意識の中に蓄積された情報が意識下に入るようになってきます。ただ、それを体系的に行うために、以下の6つのテクニックが奨励されていて、ジーニアスコードの講義はそのトレーニングを実際に演習で行うことがほとんどすべてです。

1. イメージ・ストリーミング
2. オーバー・ザ・ウォール
3. ダイレクト・ラーニング
4. ハイ・シンクタンク
5. 天才を借りる
6. 高度文明のツールビルダー

こういったトレーニングは自転車を習ったり、テニスやスキーを習うのと同じなので、ビデオを見たり教本を持ちながら自習することは可能ですが、できればコーチについた方が、より効率的に学べるのは確かです。

トレーニングが終わって2週間ちょっとですが、トレーニングの効果としては、周りとの付き合い方や見え方が変わってきたかと思っています。また、イメージ・ストリーミングを体験するとわかりますが、すごく気持ちがいいです。

ある意味、非常に実務的な瞑想トレーニングでもありますので、瞑想が苦手だけれども体験してみたい、という方にもお勧めします。

次回は、各テクニックについて、もう少し詳しく説明していきます。

2005 03 07 [5.生涯学習の勧め] | 固定リンク | トラックバック

February 27, 2005

ジーニアスコード体験記その1

ジーニアスコード

フォトリーディングに引き続き、ジーニアスコードのセミナーに出席してきましたので、これから何回かに分けてレポートを書いていきます。

まず、ジーニアスコードとは何か。直訳すると「自分の天才にアクセスするコードの見つけ方」というところでしょうか。まぁ、そこまでいってしまうと大げさですが、要は「イメージトレーニングを使って新しい頭の使い方をする訓練」です。

フォトリーディングがインプット側だとすると、ジーニアスコードはアウトプット側になります。開発者はフォトリーディングを開発したポール・シーリーと、やはりその手の権威で有名なウィン・ウェンガーです。

個人的には、フォトリーディングよりも人によっては応用範囲が大きいし、日常的に使いやすいかな、と思いました。では、具体的に何をするのか。

よく、私たちは何か悩んでいることや新しいアイデアについて、突然頭の中で考え方がまとまって「あ、そういうことなのか」と腹落ちすることかあると思います。

ジーニアスコードは、その気づきを加速するためのツールです。

イメージストリーミングというテクニックがすべての基本になるのですが、呼吸法や体操で頭がほぐれた後、頭に思いつくものをかなり詳細に、五感の表現を使って詳細に言葉にして記録します。そして、その記録を再び自分で思い出して、絵に描いたりしながら、その絵からヒントをえるのです。

イメージストリーミングの応用として、夢を記録する、問題がわからないものについて解答する、想像上の天才と同化をしてみて新しい気づきを得る、想像上の未来世界に旅をする、想像上で自分が作ってしまっている壁をあえて越えてみる、などがあります。

ポイントは以下の通りです。

1. イメージで考える。イメージとは、画像だけではありません。音、におい、感触、味などを含むものです。
2. 脳のエディター機能(いらないものを無意識に排除する機能)でなくなってしまったものを、意識的にエディター機能を休めて発想を変えてみる。
3. 声に出す、絵を描くなど、頭のイメージを別の神経系統を使って刺激をすることで引き出してみる。

講座自体が2ヶ月に一回しかないため、出席したことがある人は少ないと思いますが、出席者の半分くらいはフォトリーディングの講座経験者でした。具体的には、商品開発者などが効果が高いそうです。

私もアイデアを出すのが商売なので、訓練すれば元は取れると思います。その証拠に、40人足らずの出席者に、同業の方がいて(同じ仕事をしている人は200人~300人くらいしかいないので、会うこと自体、とても珍しい)、発想は同じかと思いました。

とりあえず、1週間たちましたが、当面の効果として一番大きかったのは「イメージと声の大事さ」について学んだことだと思います。

前から、お客様にプレゼンテーションをしたり、説明をしたりするとなぜかいろいろなアイデアがわいたり、気づきが出たりする、という体験をよくしていたのですが、その仕組みがわかってすっきりしました。

おかげさまで、ふだんの営業の電話もイメージトレーニングやアイデア出しの一貫だと思うと、これまでの義務感的な発想から、ブレストの一種として聴いていただける相手がいる、という考え方に180度変わりまして、仕事がとっても楽しくなりました。

今回は前触れだけで、具体的なやり方についてはまた次回としたいと思います。アイデア出しや、声に出す商売をしている人には大変お勧めのセミナーです。

こういう事が聞きたい、等がありましたら、予めコメントでいただければ、次回以降のレポートに入れていきますので、よろしくお願いします。

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December 21, 2004

社会人英語上達法-14年間と1,500万円のコストをかけて得た物

本当にやさしい???

今回は、「社会人になってから英語に上達する方法」です。これまでの、私の14年間と1,500万円のコストを凝縮したノウハウの公開になっています。

私も社会人になって早14年、まぎれこんでしまった外資系で暮らしており、一応、英語でプレゼンをしたり、海外のメディアのインタビューに答えたり、生放送のテレビに出てコメントをしたりなど、けっこう大胆に英語を使っています。しかし、全く、全く自慢になりませんが、以前、ブログに書いたとおり、大学を卒業したときに、TOEICが420点でした。

このブログを読んでいる人、ほとんどの人はTOEIC、420点よりもいいと思います。これで、希望が出ませんか? 英語の本や教科書って、はじめからできる人や、英語が好きな人が書いているケースが多いんですよね。それに対して、できなかった人ができるようになるためには、ということをまとめたいと思います。

いったいどうやったら、社会人になってから英語が上達するのか。

ポイントは
1.潜在意識に英語を使うことによるメリットをたたき込む
2.英語の量に触れる。1日1時間以上!!
3.発音練習を徹底的にやる

の3つとなります。

具体的には、以下の通りです。

1.潜在意識に英語を使うことによるメリットをたたき込む

すべてはここから始まります。「なんとなく英語ができるようになるといいな」なんてことでは、人間の潜在能力はなかなか動きません。

私がなぜ英語が上達したか。簡単です。「英語ができない人間は外資系では人間扱いされない」からです。会議でディスカッションに参加できない、メールを読めない、社内報がわからない、など、社内のコミュニティに参加できません。

まぁ、これは極端な事例かもしれませんが、それくらいすごい環境、例えば海外旅行にツアーガイドなしで行く、英語でどうしても読みたい本や聞きたい音楽を作る、などまず目標を作りましょう。

よくあるのが、英語ができないと社内出世に響く、というのがありますが(最近の社内昇進試験ではTOEIC 720点を標準にしているところが多いようです)、そんなのもいいと思います。

2.英語の量に触れる。1日1時間以上!!

よくある悩みとして、NHKの英会話を何年も聞いているけれども、ちっともうまくならないという話があります。当たり前です。だって、あの20分の中で、いったい何分英語を話していますか? ほとんど日本語です。ましてや、逐語訳なんて必要ありません。

必要なのは、英語の頭の使い方を覚えることだし、右脳に十分な英語の量のデータベースを作ることです。

アルクのヒアリングマラソンやよく新聞で出ているCD BOOKをずっと聴くような講座、あの話は理にかなっていると思います。問題は、途中で飽きちゃうんですよね・・・。

なので、私はビジネスに必要な英語をずっとCDで日常、聞きっぱなしにしています(詳細は、ブログ「CD、テープを聴いて勉強しよう」参照ください)。

イメージで言いますと、運動や音楽を習うのと全く同じ練習量です。一日最低1時間、3ヶ月から半年続けると劇的に変わってくると思います。逆に、それくらいやらなければ、あんまり関係ありません。趣味のテニスを月に数回やっても、ちっともテニスも上達しないし、体も鍛えられないのと同じです。

3.発音練習を徹底的にやる

日本人の場合、話すために、あるいは相手の言っていることを的確に聞き取るために必要なのは、ボキャブラリーでも、グラマーでもありません。ひたすら発音です。

私は社会人になって8年目くらいまで、ネイティブと話すと、バカみたいな回数、聞き返されました。もう、何か言うたびに、毎回、聞き返されるのです。こちらは普通に話しているつもりなのに、先方にはちっとも通じない。だんだん話すの、いやになってしまいました。

今思うと当たり前です。なぜなら、私は以下の発音の区別ができていなかったからです。

S/SH
F/H/WH
Z/TH
L/R
B/V

また、cadenceと言われる、音の高低ピッチも非常に重要ですが、そもそもネイティブの友人から指摘されるまで、その概念すらありませんでした。

これは、先生について、教科書でみっちりとやりました。LとRの区別なんて、夢に出そうなくらい、繰り返しやりました。

すると、あら不思議。以前は大きな声でゆっくり話しても通じなかったのが、割と速いスピードでモゴモゴ言っても、ある時からほとんど聞き返されなくなりました。もう、これは学校教育を恨みましたね。ヒアリングの練習はずいぶん学生時代にありましたが、発音記号の練習なんてほとんどした覚えありませんから・・・。

発音については、いまは再び先生について、1ヶ月一回のペースで指導を再び受けています。発音の理論をさらに息、という領域にまで高めたもので、いまは日本風の発音を無理矢理英語風に聞こえるように工夫している、という英語から、ネイティブと同じ息づかいにする、ということでもう少し相手に聞き取りやすい発音になるよう、ブラッシュアップしたいと思っています。

あと、応用編としては、以下もおもしろいと思います。

4.英英・和英辞書をお友達にする

英英辞典と和英辞典は手元に準備します。電子辞書もいいですが、できれば紙の辞書を。なぜ英和ではなく、英英と和英なのか。「英語で考える時間」をなるべく増やすためです。

5.好きな本の原書を読む癖をつける

これもお勧めです。日本語でおもしろいなぁ、と思った本で、翻訳物でしたら、原書を見る。CDでもハードカバーでもいいです。だいたい内容はわかっているから、そこに英語がしみこんでくるので、こういう言い回しなのか、とか、あ、こういうことを英語で言いたかったのか、というのが、興味がある内容なのですーーーっと頭に入ってきます。

6.英語でしか話せない親友を作る

私が英語への動機付けが飛躍的に高まったのは、会社の研修で一緒になったNYの同僚と、とても気が合い、なんとか意思疎通を図りたい、と思ったことでした。

その同僚が幾度も、幾度も私の英語に対して聞き直すのが気の毒だったのでなんとか発音をよくしよう、と思いましたし、あとE-Mailの交換をしているときに、ネイティブ特有の気の利いた言い回しや言葉遊び、言い換えなど、いろいろ学ぶことがありました。

結論をまとめますと、英語は学問ではなく、スポーツや音楽の一種と思った方が的確だと思います。必要なのは、勉強ではなく、練習です。理論よりは素振りをして、いい試合をじっくりと見学して、いいコーチについて、試合にどんどん出る。あとはどこまで上達したいのか、目標を定める。

さあ、試してみてください。

2004 12 21 [5.生涯学習の勧め] | 固定リンク | コメント (8) | トラックバック

December 15, 2004

脳の仕組みと科学的勉強法~脳は消去法で記憶する

脳の仕組みと科学的勉強法

表紙

あまりフォトリーディングの話ばかり続けるとみなさんが飽きそうなので、似たようなテーマでちょっと違った切り口の話をします。

ここで紹介する書籍は定価714円、ページ数94ページのとても小さな本です。しかし、この本、すごいおもしろいです。特に、中学生以上のお子さんがいる方にはお勧めです。お子さんに読んでもらってください。

内容については、マインド・マップにまとめていますので参照いただきたいのですが、非常にシンプルに、かつわかりやすく脳の働きの仕組みをまとめています。

この中で、特に印象深かったのは、「脳は消去法で記憶する」というという部分でした。これは具体的にどういうことなのか。

よく、試行錯誤が大事だと言うことを聞きます。また、学習が累積曲線であるという結果も私たちは学んでいます。では、なぜそうなのか。

どうも、人間の脳は大変あいまいなできになっているそうで、正しい記憶をするためには、試行錯誤を何回も、何回も繰り返すことによって、外周を埋めていく、つまり「間違った手順」を消去法によりなくすことにより、「正しい手順」を残す必要があって、いきなり正解にたどり着くということはまず、あり得ないそうです。逆に、早くに正解にたどり着いてしまった記憶は弱い記憶となり、あまり役に立たないと言うことでした。

つまり、正しい手順を記憶するのではなく、曖昧模糊とした母集団の中から、なんとなく正解なものと間違っているものを判断する能力を身につける、ということです。なぜなら、正確無比な脳、例えばコンピュータのような脳では役に立たないためです。例えば音声認識や指紋認証など、人間ではらくらくと認識できるものについても、コンピュータはとても苦手で、わざわざファジー理論を組み立てなければならないくらいです。

そう、人間は消去法でしか物事を学ばないしくみになっているのです。失敗学のすすめ、などの本も出版されていますが、失敗するという経験でこそ、次のステップに移ることができるわけです。

ふだん、なんて自分は失敗ばかりなんだろう、と正直、私はくよくよする面があったのですが、この本を読んで世界観が変わりました。また、なぜなかなか自分で「気づき」を得るまで時間がかかるのだろう、とも思っていたのですが、外周を埋めていかないといけないわけですから、当たり前ですね。

この消去法でものを考えるという発想、全く同じ思想が絵を右脳で描くという本の中でも使われています。模写をするときに、うまくなるコツは対象物そのものを描くのではなく、対象物が作り出す空間を形どる、という方法で上手に描けるようです。

消去法、なんかものすごい、学習、と言う物事に対する考え方のパラダイムシフトだと思いませんか? ひょっとしたら、教育関係者の方たちには常識なのかもしれませんが、素人の私にとってはガーーーーンと頭を殴られたような考え方でしたので、紹介します。

さあ、みんなでもっともっと失敗しましょう!!

2004 12 15 [3.お勧めの書籍, 5.生涯学習の勧め] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

December 11, 2004

フォトリーディング・セミナーに行ってきました その2

あなたもいままでの10倍速く本が読める

表紙

フォトリーディング・セミナーに行ってきました その1の続きです。まだその1を読んでいない方は、先にそちらをご覧ください。

さて、その2では、本を読んだだけではわからなかったこと、あるいはフォトリーディングに対して誤解をしていたことをいくつか補足します。おそらく、他の人もフォトリーディングの概念や本を読むと、同じ誤解をする可能性があるかと思います。

これを読んでいただければ、フォトリーディングは魔法の杖でもなんでもなく、ひとつの技巧、考え方である、ということが理解していただけると思いますし、セミナーのポイントが参考になるかと感じています。

しかし、つくづくこういうノウハウが本当にすごいのは、いろいろな試行錯誤の結果こういう概念を一つの手法にまとめたこと、しかもそれを世界的に広め、手法自体も進歩し続けていることだと思っています。ちなみに、日本では11万円で高い、と叫んでいましたが、アメリカでも750ドルするそうです。

さて、フォトリーディングを全く知らない人のために、簡単にやり方を説明します。

【フォトリーディングのやり方】

予習-本をぱらぱらーーーとながめて、興味あるキーワードや、本当にこの本を読みたいのか、探してみる。

フォトリーディング--フォトフォーカス(マジカル3Dアイを見るような目つき)で、ページをぼんやりと全体を眺めながら、ページをめくる。目で写真を撮るイメージです。

復習-読み終わった本を、またぱらぱらと眺めて、興味ある質問やキーワードを探す

活性化-この本から質問をしたいことを考えながら、流し読み+拾い読みをして、マインド・マップをまとめる。

しかし、はっきりいって、よくわかりませんでした。特にわからなかったのが、精神集中をすごく必要とするように見えたり、フォトフォーカスが肝だと書かれていたり、あるいはできれば活性化の前に一日待っていろ、など。もう、本を読むとはっきりいって、催眠術か暗示術かと思いました。

とにかく、本がやや「魔法の方法」みたいでおおげさだったのです。

【セミナーで解いてもらった誤解】

ところが、セミナーに出たら、なーーーんだ、という感じでした。特に、悩んでいたどうやるんだろう、と考え込んでいた部分はやはり、省略してよかったり、逆に別のところにキモがあったりする、ということもわかりました。だからこそ、「あ、もっと実用的なんだ」と思い至った次第です。

では、セミナーで解けた5つの誤解をいかに示します。

誤解1-フォートリーディングをすれば、本の内容がすらすらーーーーと頭に入るようになると思っていた
実際-フォトリーディングは、「滑りをよくする」、すなわちなんとなく知っている、というデジャブ感をつけるためにやるものだった。

誤解2-フォトリーディングでは「ソフト・フォーカス」といわれる、非常に難しい目の焦点をぼかして行う、精神修行のような読み方が必要だと考えていた。
実際-要は、うっかり字を読まなければいい、というだけで、目の焦点をぼかす方法なら、例えば極端な話、別のものを見ながらページをめくるだけでよかった。

誤解3-フォトリーディングでは難しい精神集中やアファメーションという技法が必要だと思っていた。
実際-精神集中やアファメーションはもちろんあったほうがいいが、それよりはフォトリーディングを繰り返し何回も見てみるとか、数をこなすことが大事だった。

誤解4-フォトリーディングでは文章への読解力が飛躍的に上がるのかと思っていた。
実際-読解力そのものを上げるのではなく、「本はもっとテキトーに読んでも大丈夫なんだ」という考え方を教えてくれるものだった。

誤解5-フォトリーディングの後の熟成は絶対に必要だと思っていた。
実際-フォトリーディングをした後、10-20分間、できれば一晩休むように、というのが本の指示です。ところが、これはあったほうがいい、くらいのもののようです。

このように、セミナーでありがたかったのが、本の中で私も精神的に難しそうだ、とおもっていたことをいろいろと取り除いてもらったことです。

では、逆に本になくてセミナーではじめて得られたことがたくさんありました。例えば、「細胞記憶(セルラーメモリー)」という考え方。あるいは「エデュK」という体操です。また、目標設定の大事さも教えてもらいました。記憶や頭脳の働きについても、いろいろと参考になる図書を示してもらいました。

この辺の話は、また次回に持ち越したいと思います。

いずれにしても、このような「最新の研究成果でかつ実用的でユーザーのニーズが高いものをサービスに落とし込んで販売する手法」は、ほんとうにすごいと思います。これまで、こういったサービスは企業向けが中心でしたが、どんどん個人向けに広がってくると考えています。

もっとも、個人向けサービス販売で気をつけたいと思っているのが「○だけすればあなたももうかる」系の話だと思っています。というのは、簡単に儲かるものであれば、資本主義の社会ではどんどん人が参入してそのもうけは消えていくわけですから。

比喩としては、例えば魚釣りを考えてみるとわかりやすいかもしれません。「この魔法の竿さえ買えば、あなたも明日から魚釣りの名人になれる」と言っているのか、あるいは「多少難しいけれども、一緒に新しい竿振りの練習をするから、なれるまで頑張って繰り返せばふだんの竿でも少しずつたくさん魚が釣れるようになる」といっているのか、どちらのものなのか、見分ける必要があると思います。そうでないと、道具探しにばかり熱心になり、肝心の腕はまったく上がらないことになりますので。

今後、みなさんにはおもしろいサービスを吟味した上で、紹介していきたいと思います。

(PhotoReadingおよびフォトリーディングは米国ラーニングストラテジーズ社の登録商標です。)

2004 12 11 [5.生涯学習の勧め] | 固定リンク | コメント (32) | トラックバック

December 08, 2004

フォトリーディング・セミナーに行ってきました その1

あなたもいままでの10倍速く本が読める

表紙

みなさん、フォトリーディングという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

私は神田昌典氏の著書と、本調子という本の2つではじめて知りました。詳しくはあなたもいままでの10倍速く本が読めるの本に載っています。

フォトリーディングとはなにか? 正確にはフォトリーディング・ホールマインド・システムといいます。ホールマインド・システム、と言うところがミソなのです。技術そのものよりは、情報処理に対する考え方、といったほうが正確かと感じています。

私なりの解釈によりフォトリーディングとは、「これまでの文字処理のみによる遅い脳の使い方から、画像処理の速い脳の使い方を併用することで、飛躍的に情報処理能力を高める技術」です。マインドマップなどと同じ、加速学習方法の一つです。

フォトリーディングのセミナーに行ってきて、ようやくその理念が理解できたので、これから数回に分けてブログに書いていきたいと思います。この理論は加速学習という切り口から考えると大変おもしろい話です。

概念自体はおもしろく、とりあえず、本を買ったのですが、この技術は水泳とかピアノとかかなり技術的な肉体動作を伴うものなので、どうも本だけだと飲み込みきれない。

どうしようかな、と思いつつも半年以上そのままになっていたのですが、12/4~12/5(2004年)の二日間、とうとう実演講習に行ってきました。

結論から言うと、いや、このセミナーはおもしろい。特に学習理論や脳の働きに興味がある人には絶対お勧めです。ただし、講師は後述する園先生でないと、そのおもしろさは半減するかもしれません。しくみがわかってくれば大変実用的でもありますし、方法論なので、多彩な応用が可能です。

では、新しもの好きの私がなぜ半年もセミナーに行かずに躊躇していたのか。それは、以下の二つの理由です。

1. セミナーの値段が11万円もする!!
2. フォトリーディングの本に書いてあることや、体験談がどうも、話がうますぎてうさんくさい。

正直、1+2をみると、これは自己啓発系の新たな商売、具体的には行くと「信じるものは救われる」的なセミナーだったり、あるいは高い教材を売りつけられたり、中身が薄っぺらいのにネットワークビジネスでアフィリエイトがあるから高かったり、そんなのではないかと想像していたわけです。

また、実は神田氏の著書ではかなりおおげさに書いてあるので、ますますうさんくささを助長していたのですが(神田先生ファンの方、すみません)、多少、「お、そうでもないな」と思い出したのは、本調子の本の方で、多数の著者が本当に使っていると言うことを知ったからです。

このブログを読んでメールをくださった方や、仲のいい友人でも実際にフォトリーディングの講習を受けた人たちも出てきていていました。

よく考えると、私は月にセミナー代金と同等の11万円以上をアマゾンに払うこともしばしばなので、もし本当に10倍で読めるようになれば、図書館で借りて返せばいいのでアマゾンで買う必要がなくなるし、あとは日々メールに届く、仕事上の山のようなレポートもさくさくと読めるようになればおもしろいと、とりあえず投資してみることにしました。

正直、自腹を切って行くセミナーは本当に久し振りです。それでも、行ったらうさんくさかったらどうしよう、とドキドキしながら、実際に出席した人からメールで推薦を受けた園先生の講座に足を踏み入れたわけです。

時間はセミナー開始の10分前に会場に到着、そんなにやる気満々でもないので課題図書ももっていかなければ、準備に何が必要かもわからないまま行った体たらくでした。びっくりしたのが、行ってみると10分前なのにもうほとんどの人が着席中。とりあえず、もう後ろの方しか空いていないので、後ろの方に着席。

会場に集まっているのは、20代後半と30代前半の方が中心でしょうか。それでも、10代から60代風の方まで、37人が受講していました。

そこにスノボ講師もやっているという私と同じ年の園先生がやってきました。私たちの机の上には外国のおもしろそうなおもちゃがたくさん。さて、それから、2日間の講習が始まりました。

そして、その2日間で、私の「記憶」というものに対する概念はすっかりと変わるわけです。なるほど、だから、「ホールマインド・システム」がフォトリーディングの後に付くのですね。

このあと、その2でセミナーの続きを書きますが、セミナーに行ってからのとりあえずの3日間の成果は以下の通りです。

1. 専門書を読むことが苦痛でなくなった

2年前に買ったまま、ずっと手をつけていなかった専門書をフォトリーディングのテクニックをつかっていくつか読むと(40分くらい。普通の読み方をしたら5時間くらい?)、すばらしいことが書いてあった。2年間、これをしらなかったなんてなんてもったいないという内容でした。

たぶん、フォトリーディングの手法を知らなければ、読むのに時間がかかるのでずっとこの先もほっておいたでしょう。なるほど、これがマインドの持ち方の変化な訳です。

2. 自分の考え方のまとまりが早くなった

仕事がらみですが、二つほど大きな課題の進展がありました。どちらもやらなければなあ、と思いつつも文章処理のめんどくささに躊躇していたものですが、文章処理のスピード、特に受け入れ側に自信がついたので、歩を進めることができました。

当面のROIはこのような形です。では、なぜ内容がすばらしいのかは、加速学習の話と合わせてその2に持ち越します。

(PhotoReadingおよびフォトリーディングは米国ラーニングストラテジーズ社の登録商標です。)

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September 28, 2004

MDウォークマン復活のこつ

MDウォークマン復活

MZ-E720写真

毎日増えていくカセット、CD、DVDに悲鳴を上げて、とうとうMDでの整理を始めました。

○MDの良いところは、プレイヤーが軽いところ。最近50gちょっとですし、ポケットに軽々入ります。
×MDの面倒なところは、ラベル書きとダビングの手間。いつも、これにくじけて使うのを止めてしまいます。

そして、×をクリアするために、カセット-MD-CDラジカセを買い直しました。
DVDはポータブルのものから音声だけ入れるようにしました。

また、ラベル書きのブレークスルーを週末に発見。それは「スキャナで画像をパッケージの取って、縮小してラベルにカラープリンターで印刷する」です。
そうすると、もともとのパッケージの雰囲気がよく伝わり、セミナーや曲の題名から著者の顔まで、しっかりと移ります。カラフルで見ていても楽しい。

このラベルを作りながら思ったのは、「そうか、だからHDD保存は難しいのか」ということです。

やはり、物理的に綺麗なラベルが貼ってあるものは思い出すのも簡単ですが、これがすべてHDDに入っていると、うーーーん、私なんか多分題名見ても中身は忘れてしまうことでしょう。

最近はすべての技術が人間の顕在能力を超えつつあり、どうやって潜在能力とリンクさせるのか、というところにステージが移っているような気がします。そのためには、情報・ものの整理方法がどんどん重要になってくるのでしょう。

2004 09 28 [5.生涯学習の勧め] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

September 18, 2004

カセットウォークマン復活の勧め

ソニーカセットウォークマン
WM-EZ921写真

最近、カセットのウォークマンを持ち歩いています。これが、MDに比べてすごくいい。こんな良い物を最近ずっと使っていなかったのかと反省している次第です。

なぜいいのか。

-移動時間にいろいろな本を読む代わりに各種カセットを聴くことが出来る
-カセットは国内、海外ともCDやMDに比べて特に書籍や講演関係のものが豊富で、数千円~5,000円くらいでいろいろなものが手に入る
-本で読むと数日使って本当に使えるところが数行だったりするのが、カセットだと、著者本人その他が話をしているので、もともとの著者が伝えたいこと、がダイレクトに入る

思い起こせば、自分が高校生や大学生の頃にせっせとカセットを聴いたり、学習していました。例えば、会計士試験に1回で受かった理由の一つに「企業会計原則」のカセットを繰り返し繰り返し聞くことで原理原則をそらんじられるようになっていたり、試験の直前にアルファー波の出るカセットを聴いていたりしていたのを思い出したのです。

ところが、最近はMDやCDに夢中になることはあっても、カセット、というものの良さを忘れていました。そして、複数のビジネス書の著者がカセット学習を強く勧めていたり、若い頃にカセットに好きな本を吹き込んで何十回も聞き直した話、などを聞いて、慌てて買い直した次第です。

洋書だとなかなか読むスピードが追いつかないものでもカセットであればすっと頭に入ってきますし、日本でもいろいろな講演を安価に手軽に聴くことが出来、こんなに良い物だったらもっともっと前からやっておけばよかったと思っています。

今はカセットを聴きながらなるべく電車や徒歩で移動をして、タクシーに乗らないように、ということを心がけていて、脂肪率も少し下がってきました。一石三鳥くらいの効果がありますので、ぜひこのブログを読まれた方、騙されたと思ってやってみてください。

2004 09 18 [5.生涯学習の勧め] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック