4.おもしろい商品の紹介 バックナンバー
- 電動自転車ジェッターくん、高速化計画進行中!! (2010/10/24)
- 夢の糖「トレハロース」の研究・見学に岡山の林原さんまでいってきました (2010/09/26)
- 「電車男」からみるマーケティング手法(仮説) (2005/06/19)
- 「桃太郎電鉄USA」から学ぶ世代文化論 (2004/11/23)
- レシート貼るだけ家計簿 その後の効果 (2004/11/11)
- ラベルプリンターはなぜ必要か (2004/11/02)
- コーヒー豆にクイックル・ワイパーを楽天で買うことは普通か? (2004/10/21)
- フランクリン・プランナーは人生を変える(と思う) (2004/10/17)
- 女性用の薄型の電波腕時計を買いました (2004/10/17)
- 近近レンズ (2004/10/11)
- レシート貼るだけ家計簿 (2004/09/05)
- 酸素エアチャージャー復活-効果のほどは? (2004/08/21)
- ザ・フィットマウス<手の匠> (2004/07/24)
October 24, 2010
電動自転車ジェッターくん、高速化計画進行中!!
最近、うちの自転車ファミリーの仲間になった、パナソニックの電動自転車、ジェッターくんですが、どうしてもマドンやほかのスポーツ系の自転車に乗り慣れていると、もたつき感がきになりました。
確かに、坂はいいのですが、それ以外では、どうも、漕いだだけ進まない、なかなかスピードが出ない、という印象がぬぐえませんでした。じっさい、かなりふんでもなかなか20キロ台の後半まで、スピードがのりません。
もちろん、ジェッターしか乗っていなかったらそこまで感じなかったのでしょうが、どうしてもTrekのマドンや、Giantのロードバイクと比べてしまうためです。したがって、片道5キロをこえると、躊躇なく、ロードにしていました。
ところが最近、体脂肪率改善のため、近所は20分以内は歩くようにしたので、ジェッターくん、近所のりにも出番が少なくなってしまいました。
なのでコツコツ行っていたジェッターくんの高速化計画を、一気に進めてみました。これまで行ってきた具体的な内容は、以下の通りです。
1. タイヤを細いものに変更
32cから28cへ。ほんとうはもっと細いのにしたかったのですが、これが限界でした。なので、空気圧も、よくチェックして、すこし多めにいれるように習慣づけました。ついでに、色も本体に合わせて白にしました。
2. ペダルをピンがたくさんついているものに変更
デフォルトのペダルはかなりノーマルなのだったので、スパイダーに取り替えました。
3. サドルをスポーツタイプに変更
サドルがどうも、ふわふわ気味だったので、なんか、ロスがあるように感じて、堅めのサドルに変更しました。
4. ドロヨケをとり、カゴは着脱式に
ロードとの差別化のため、あえてドロヨケやカゴをつけていたのですが、雨の日は乗らないことにして、ドロヨケを外し、カゴは着脱式にして軽量化しました
5. サドルのリングをアジャスタブルからただのリングに変更
サドルを止めているリングが最初についているものはアジャスタブルだったのですが、どうも、そのアジャスト部分にももがあたってスピードを妨げるので、サドルの高さを固定して、リングに変更、アジャスト部分の部品を取り払いました。
6. グリップをエルゴグリップのものからゴムの通常の白に変更
エルゴグリップは持ちやすいのですが、スピードを出すための前傾姿勢にあまりフィットしない感じだったので、通常のグリップで、ゴムの突起がたくさんでているものに変更、手袋をして乗るようにしました。
そして、その結果、じゃじゃーーーーん、ふつうに踏んでも、時速20キロ後半、出るようになりました。なので、マドンのように片道10キロ以上でもらくらくとまではいきませんが、7-8キロであれば、まったく楽に到達できるようになりました。
何が効いたと言うよりは、細かい改善の積み重ねがリンクした、という感じだと思いますが、やればできる、いやもう、うれしいです。
そして、けっこうジェッターくんがいい感じなので、これでしばらくマドンが手許からなくなっても大丈夫なので、そろそろ、マドンの方も久しぶりに大きく直そうかと思います。
正確には、マドンのフレーム自体を何かに変えてしまって、部品その他は全部使おうと思っているので、新しい自転車の名称をなんというのかは難しいところですが。
なぜマドンを変えたいかというと、当時、フルカーボンのフレームは480mmが1番小さいサイズくらいで、158cmの私には実はちょっと大きかったのです。扱えるぎりぎりぐらいですが、やはり、バランスはよくありません。もう一台のロード、GiantのTCR 650のほうが、バランス的にはいい感じです。
そして、最近は440とか460でどんどんいいフレームが出てきているので、マドンの部品をぜんぶそちらに移してしまって、自分の身長にあったロードバイクを新調したいなぁ、と思っています。
自転車のさまざまな悩み、いろいろと自転車やさんに相談したり、ウェブで検索すると、ヒントがたくさんありますので、できる範囲の改良を、まぁ、お金と時間次第でしょうが、できる範囲で行うことをお薦めしたいです。
しかし、ほんと、結果が出ると、うれしいです。カゴをつけると、こんな感じです。街のりにも愛用しています。
2010 10 24 [4.おもしろい商品の紹介] | 固定リンク
September 26, 2010
夢の糖「トレハロース」の研究・見学に岡山の林原さんまでいってきました
みなさん、「トレハロース」が何か、ご存じでしょうか? 最近では一部、テレビCMもあるので、ピンと来る方もいるはず。ふだん、見慣れたものですと、こんな商品たちに入っています。
このトレハロース、何かというと「糖」の一種です。調べようと思ったきっかけは、どら焼きでした。
わたしがドラえもんが好きだといっているせいか、どうも、事務所に来るときにどら焼きを持ってきてくださるお客さまが多いのです(別に嫌いではありませんが、ドラえもんほどは好きではないです)。
そして、小学館で今度出す新刊を書いていて、担当編集の小川さんが、原稿打ち合わせ時のお土産にどら焼きをもってきてくれたのですが、たまたま別のどら焼きが会社にあって、なんとはなしに成分を比べてみました。
すると、小川さんの持参の新進のお店のお菓子には「トレハロース」というなにかが入っていて、もうひとつの老舗のどら焼きにはそのトレハロースが入っていませんでした。
あれ、これ、なんだろう、なぜ違うんだろう、と思って、トレハロースをググってみたら、こんな説明が出てきました。
リンク: 林原商事 | 製品紹介 トレハ トレハロースとは.
え、夢の糖? 命の糖? 林原という会社が特許を持っていて、昔1キロ3万円がいまは300円????
気になって、もっともっと見てみると、確かに、さまざまな食品を気を付けると、たしかに、トレハロースがたくさん入っているのです。
なぜ、トレハロースを入れるのかと考えてみたところ、さまざまな効用があるようです。
リンク: 林原商事 | 製品紹介 トレハ トレハの不思議.
うーーーーん、それでもよくわからない。
とりあえず、もっと知りたいので、林原の東京の事務所に連絡をしてみました。
「そちらで、トレハロース関連の取材や、見学はできますか?」
残念ながら、東京では研究所とかがないので、岡山の本社までいかないといけないようです。せっかくなので、これもセレンディピティ、小学館の新刊にこの話を盛り込むことにして、小川さんと岡山まで取材にいくことにしました。
出迎えてくださったのは、株式会社林原、理事執行役で広報責任者の村嶋さん。「どこでも写真撮っていいですよ」と寛大なことばに甘えながら、社員食堂でランチをいただいて、そのあと、研究所と、あと恐竜化石などを、ぐるーーーーっと半日、回らせていただきました。
林原さんは創業100年以上のとても、とても伝統ある会社です。バイオ企業と呼ばれるのに違和感があって、ビジネスの基本は「でんぷんやさん」だそうです。トレハロースだけではなく、さまざまな糖や甘味料の研究製造販売をしています。
そして、このトレハロース、糖の構造がちょっと変わっていて、くわしい説明はHPを見ていただきたいのですが、要は、トレハロースを少量、食品などに加えると
・炭水化物
・タンパク質
・ビタミン
の劣化を防ぐことができるそうです。もともとトレハロースは自然界にもごく少量存在するのですが、抽出すると1キロ数万円になってしまって、せいぜい化粧品くらいにしかつかえなかったそうです。
それを林原さんは、酵素を使って、安価なデンプンから合成するのに成功しました。1キロなんと、300円。普通の砂糖の約倍くらいですから、安価な食品にも使えるようになりました。
これがトレハロースの説明です。
林原さんは非上場企業のメリットを生かして、成果まで時間がかかるような研究、ニッチな研究を続けています。例えばこちらは、ハツカネズミをつかった、冬眠の実験。もう、20年も研究されているそうです。
恐竜だって、研究対象です。
お土産にトレハロースをいただいてきました。
より詳しい内容は、近刊に書きていきたいと思いますが、とにかく、一つ一つの説明が感動の嵐。へえーーー、ほぉーーーー、なるほどーーーー、ばかり。
ぜひ、みなさんの身近な製品にもたくさん、トレハロースは使われていますので、見つけてみてください。私たちのお料理やお弁当につかっても、いいそうです。
わたしにとっては、新しいことを知ること、おもしろく知的なものをみつけること以上に、ワクワク・ドキドキすることはないので、たいへん楽しい岡山の旅でした。
これからも、いろいろと全国・全世界を回って、ひとつひとつ、新しいことを自分の目で確かめて、見つけていきたいと思います。
2010 09 26 [4.おもしろい商品の紹介] | 固定リンク
June 19, 2005
「電車男」からみるマーケティング手法(仮説)
今週は、「電車男」をケースとしたマーケティング手法について考えてみたいと思います。メディアの仕掛けと、それに載せられるマス、という対比で考えるとおもしろいと思います。
(内容上、一部ネタばらしがありますので、これから映画などを見る方はご注意下さい)
土曜日に、六本木ヒルズで映画「電車男」を観ました。書籍の段階では斜め読みするくらいでさして気にとめていなかったのですが、映像で観ることで、作者達の意図が分かったような気がしました。
以下は、あくまで私の仮説ですが、結論から言うと下記になるのではないかと思います。
電車男とは、エルメス(相手の女性)の仕掛けたゲームに基づくフィクションであり、2chを舞台にした口コミマーケティングではないか?
以下、もともと電車男はフィクションであり、二つの要素、(1) ストーリーは予めできており、それはエルメス(相手の女性)が一貫して主導している、(2) 非常によくできた、口コミマーケティングである、という内容について説明していきたいと思います。
(1) ストーリーは予めできており、それはエルメス(相手の女性)が一貫して主導している
電車男を知らない方のために簡単にストーリーを説明しますと、彼女いない歴22年の、おたく系の男性(この集団を毒男、と呼びます)が電車である女性を酔っぱらいの暴漢から助けたことをきっかけに、2chの友人達の助けを借りながら、彼女と無事恋人同士になる、という純愛話です。
詳しくはこちらのサイトなどにまとめがありますので、ご参照下さい。
ここで、まるで電車男が一つ一つ、困難を乗り越えながら彼女の気持ちを惹き付けたかのようにストーリーは展開しますが、作者は注意深く、色々な仕掛けで、このゲームは一貫して、相手の女性がストーリーを予め描ききったあと(=この電車男とそういう関係になるという決意)で、電車男を悪いいい方をすると心理操作をしていく形で、関係性を深めていきます。
例えば、下記のような仕掛けです。
・宅配便の連絡先を、Call Backしやすいように携帯電話にする
・暴漢を救ったお礼としてはあまりにも高価なもの(=エルメスのペアカップ)を送る
・相手がデートに誘いやすいように、誘いやすいように、さまざまなことばの仕掛けをいれる
・相手の価値観を認めて上げるようなしかけ(=パソコンのアドバイス)をいれる
私は女性なので、エルメスがやっていることが痛いほど、裏が読めてしまい(作者もその意図を隠そうとしていません)、なんか電車男の必死さが返ってかわいそうに感じました。
(2) 非常によくできた、口コミマーケティングである
もともと電車男は2chにおもしろいスレッドがある、という口コミから始まり、そのまとめサイトができ、さらに書籍化・漫画化・映画化とい複数メディア展開が始まります。
しかし、(1)で指摘したように、このストーリーは予めプロットを書いた誰かがいて、それに応じて演じている電車男君が2chに適宜書き込みをし、それに対して、その他の主要登場人物(=電車男にアドバイスをする人たち)がいるとしたら、どのように読めるでしょうか?
そう、単純にあるシナリオ(=エルメスが主導する恋愛物語)に従って、舞台として2chを選び、そこで電車男役、アドバイス役を演じた人たちがいるとすると、話が分かりやすいのです。
だからこそ、スムーズに書籍化され、その後の展開に至っている、と考えるべきではないでしょうか? 一般のスレッドやブログが自然発生的にできあがり、それに基づいて人気が出るほど、物事は単純ではないと思います。現に、二匹目のドジョウが出ていないことも考えると、この「電車男」のマーケティングとしての用意周到さ、画期的な手法であることが読み取れるのではないでしょうか?
もっとも、続編についてはあまりおもしろくなく、電車男の勢いがそがれてしまっているようです。
今回の内容は、あくまで一つのコンテンツを観たときの楽しみ方として提示したもので、真実かどうかは定かではありません。でも、このように、「実話に基づく、もてない"秋葉系"男が、2chを活用して頑張って恋を実らせる話」なんていうメディアのふれこみを疑ってかかってみるのもおもしろいと思います。
2005 06 19 [4.おもしろい商品の紹介] | 固定リンク | コメント (5) | トラックバック
November 23, 2004
「桃太郎電鉄USA」から学ぶ世代文化論
明日は休みなので、11/18に発売になっていた桃太郎電鉄USAを買ってきて、娘と遊んでいました。
桃太郎電鉄を遊んでいると、ゲーム自体は楽しかったのですが、ゲーム世代が、ユーザーもクリエーターもだんだんと年を取っていっているなぁ、と感じます。
私が桃太郎電鉄を初めて遊んだのは確か20代の前半、大学生か社会人に成り立てか、というころでした。それがすでに12まで出て、今回はUSAバージョンです。当時よちよち歩きだった娘が、中学生になって一緒にゲームをするようになっています。
こういったゲームなどのコンテンツビジネスには、以下のような特徴があると私は考えています。
1. ある特定の世代に、特異点的に流行るプラットフォームがある。
例えば、プレステ2のファンの中心世代は30代前半だと思います。これは、中学・高校生はファミコンで、大学生や社会人になった頃にちょうどプレステが現れて卒業し、最近はプレステ2に乗り換えている、という世代です。
一方、着メロやiアプリにはまっているのは10代後半から20代前半です。これは、ちょうど1999年過ぎにモバイル・コンテンツが始まった頃、メールやアプリのおもしろさに出会い、そのままプラットフォームの拡大と共に大人になっていくわけです。
これと同じことが、実は40代前半にもありまして、40代前半の人たちのペット・プラットフォームは乗用車だと私は考えています。車を大事に使って、ドイツ車にブランド力を感じる世代です。
2. その特定のプラットフォームのブームは、同世代か、流行っている世代よりもわずかに年上のクリエーターが作り出している。
特定のプラットフォームは一種の文化です。そして、この文化をリードする役割を持つクリエーターがいて、そのクリエーターは一番脂ののった時期が20代から30代であり、そこで提供されたコンテンツに魅せられた少し下の世代が大きな市場を数年間で作り上げます。
3. そして、そのプラットフォーム・コンテンツは世代のライフスタイルの変化と高齢化により縮小均衡していく。
ゲーム市場が縮小した理由の一つとして、中心世代であった30代がゲームをする時間がなくなって忙しくなってくる中、次の次代を担うべきであった10-20代は携帯電話との競合に敗れた、ということがあると思います。
結果、何が起こるかというと、コンテンツが保守的になります。これまでの続編ばかり延々とでることになり、リピートユーザーはどんどんと高度化されたゲームにはまっていきますが、新機軸がないので新規参入ユーザーは訪れないことになります。
下記は11/23現在のアマゾンのゲーム売れ筋トップ10ですが、うち太字の8作が続編です。
『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』 スクウェア・エニックス ¥7,854
『METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER 予約特典CD付き』 コナミ ¥6,230
『グランツーリスモ4』 ソニー・コンピュータエンタテインメント ¥6,515
『機動戦士ガンダム ガンダムvs.Zガンダム』 バンダイ ¥6,069
『テイルズ オブ リバース』 ナムコ ¥6,069
『BioHazard4』 カプコン ¥6,961
『ラチェット&クランク3』 ソニー・コンピュータエンタテインメント ¥5,176
『大都技研公式パチスロシミュレーター 「吉宗」』 Daitogiken ¥3,748
『スーパーマリオ64DS』 任天堂 ¥4,079
『さわるメイドインワリオ』 任天堂 ¥4,079
これはまさしく、クリステセンの定義したイノベーションのジレンマの状態であると私は考えています。既存市場を重視するあまり、「持続的イノベーション」が続くため、コンテンツの内容が高度化する上に、しかも大半のユーザーの要求するスペックを上回ってしまっている。一方、新規市場は魅力的に見えないために投資ができないという状態です。
だからこそ、違うプラットフォーム、例えばケータイのゲームのようなものが「破壊的イノベーション」として登場してくる余地があるのでしょう。
このように、世代ごとの文化の違いというのは侮れないものがあり、やはり10代から20代の多感で、かつ暇がたっぷりあった時期に刷り込まれてしまった文化というのは、いくつになってもなかなか抜けない、というのが実感です。
そして、その文化は世代とクリエーターに引っ張られて、自動的に古くなるので、そこにまた違う文化やコンテンツが芽生える、という循環なのではないでしょうか?
私はケータイの次の文化は、PCのインターネット常時接続に慣れた中学・高校生が何かを作っていくのだろうと考えています。そのときにゲームやケータイがパソコンに追い出されてしまうのか、あるいは共存していくのかは興味深いところです。
2004 11 23 [4.おもしろい商品の紹介] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
November 11, 2004
レシート貼るだけ家計簿 その後の効果
ここで紹介したレシート貼るだけ家計簿を買って、運用を始めてから3ヶ月がたちました。
結果は下記の通り良好です。
1.まだ問題なく、続いています。
2.支出は減りました。なぜなら、問題点が明らかになったからです。
3.これからの課題は、予算作りになります。
この家計簿のいいところは、右脳と左脳を融合するところだと思います。レシート、という右脳的、ビジュアル的にわかりやすいものを使い、貼り付ける、という楽しさで誘導しながら、左脳で数値を計算していく。その過程で気づきが出てきて、お金の使い方が上手になってきます。
過去2ヶ月の私の最大の反省は家族5人の食費よりも私の書籍代の方が高かった!こと。
これはあまりにもあまりなので、家計の割り振りを、食費をより豪華に、書籍をより絞って使うことにしようと決心しました。
また、無造作に使っていた部分も、全体でいくら残るということが家計簿の面積で確認できるので、その中でバランスを考えることができるようになります。
アイデア商品、というのは、人間に無理のない行動を促し、かつその行動の結果、別のモチベーションにつなげる、といった形で順繰りと「快楽」的な楽しさをつなげていくものなのだ、と言うことを実感した次第です。
もっと、こういったビジュアル・楽しさのような、右脳的発想を身につけたいと思いました。
何か、こういったおもしろい商品があるよ、と言うことがありましたら、ぜひみなさんも、教えてください。
2004 11 11 [4.おもしろい商品の紹介] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
November 02, 2004
ラベルプリンターはなぜ必要か
カシオのラベルプリンターを私は愛用しています。特に、会社の書類をファイリングする際に、手書きではなくラベルプリンターで打ち出すようにしています。
よく、ラベルを作るのは時間の無駄なので、手書きで十分、という説がありますが、私はラベルプリンターの方がいいと思っています。理由はとても簡単。
「手書きの文字はイメージとして考えるとどうしても汚いので、すぐに脳が認識できず、処理に時間がかかるから」
最近、特に脳の働き方にとても興味があります。日本でも、アメリカでも、脳の働き方の研究はここ10年で見違えるように進んできたそうです。その中に、人間はどうも文字よりもイメージや音声の方がよほど大容量の情報を理解できるらしい、ということがわかってきました。
そのため、ラベル・プリンターに打ち出すことで、文字がイメージとして明確になり、ファイリングの時に一瞬で探せるようになります。
自分で仕事のレポートを書くときにも、極力図表にするようにしています。このブログもなるべく写真を入れるようにしているのはそのためです。
人間は本来すごく能力が高いのですが、人とコミュニケーションをしたり、事務処理をするために、あえてとても情報量が低い「文字」というものに考え方を引き直してあえて情報量を制限して管理をしているわけです。
この原理原則を一度理解してしまうと、マインド・マップの考え方も、ああそういうことなのか、と理解できるようになりました。
普段、もっともっとイメージの力を使うことをお勧めします。そして、周りを整理整頓してみると、いろいろと気持ちがよくなり、また頭のイメージもすっきりすると思います。
また、大事なことはどんどん文字に書いて、目の前に貼り、毎日、毎日見ることでイメージから潜在脳に刻みつけられますので、ラベルプリンターでいろいろなことを打ち出して貼ることもお勧めです。私は自分のパソコンのディスプレイに「大事な20%から始めよう」と打ち出したラベルを貼っています。
このような形で、ラベルプリンターでも何でもいいですが、文字の力・イメージの力・潜在力の力をもっと生かしてみてください。
2004 11 02 [4.おもしろい商品の紹介] | 固定リンク | トラックバック
October 21, 2004
コーヒー豆にクイックル・ワイパーを楽天で買うことは普通か?
問題提起です。日用品をウェブで買うのは普通なのかどうか。また、これが広がるのかどうか。
ムギ家では、Webで買えるものはほとんどWebで買います。楽天・ヤフオク・アマゾン、だいたい一日一回は何か商品が届いていますね。ところが、楽天をよく分析しているアナリストに尋ねると、日用品まで使い倒しているのか、まだまだまれなケースだそうです。
例えば、お気に入りはイエメン・ノア・スーパー
珈琲問屋のプレミアム豆は一通り試しましたが、夫婦とも、これが一番のお気に入りです。ブルマンより好きです。たぶん、オフラインでもこの豆買えるんだと思いますが、少なくとも私の通勤・居住範囲では見たことがないので、重宝しています。そうすると、とりあえず、これはオンラインで買う価値がある。
では、オフラインで簡単に手に入るものはどうか。例えば、極端な例で言うと、100円の糊や、クイックル・ワイパーの換えシートもうちは楽天で買います。
もう一度、日用品もオンラインで買うのはなぜなのか考えました。少なくとも、価格はオン・オフどちらでもたいしてかわらないので、インセンティブでないことは確かです。
理由1:オフラインの買い物は土日しかできない上、必ず5歳娘を連れて行く必要があるので、買い物が「快楽」というよりは「苦行」であるため。
理由2:オフラインで商品を探すよりも、オンラインで探す方が早いため。検索すればすぐでる商品も、オフラインだと店の場所の検索から始まるから。
さて、このようなライフスタイルは一般化するのでしょうか?
理由1について、普通の買い物をする奥さんにとっては、本当は買い物はストレス解消の快感の場なのかもしれない。そうすると、ウェブでさくさく、と買ってしまうことは、せっかくのその「快感イベント」をあえて放棄するわけだから、インセンティブがない。
理由2については、普通は決済がボトルネックになる可能性が高い。Webはクレジットカード決済が主流だが、それは家計簿や資金管理とは相性が悪い。私もマメにプリントアウトして家計簿に貼り込んでいますが、クレジットカードの残金が落ちるまで、債務管理が面倒です。
うーーーん、そうすると、日用品の買い物がうちのようなニッチ層からマス層に広がるためには、もう一押し、二押し、何かの工夫が必要なのかもしれません。
楽しくて、で、家計簿連動するもの。アフィリエイトは今は売り手の論理で動いていますが、買い手の論理で動くアフィリエイト的なプログラム、楽天のポイント制度のもっとおもしろいモノ、みたいなものがどんどん出てくるかもしれませんね。
2004 10 21 [2.実体験観察から, 4.おもしろい商品の紹介] | 固定リンク | コメント (3) | トラックバック
October 17, 2004
フランクリン・プランナーは人生を変える(と思う)
フランクリン・プランナーの紹介です。
この手帳は3年くらい前に使い始めましたが、周りにどんどん増殖してきています。
一見、ただのシステム手帳のようですが、「7つの習慣」がしっかりと守ることができるよう、自分のミッション・価値観からスタートして、長期、中期、短期の目標に落とし込み、それを月・週・日々の優先順位付けを行って実現をする、というしくみです。
ただの手帳だと思えばとても高い(一式そろえると1万円は軽く超します)、しかし日々の優先順位付けのためとおもうと、とても安い。
毎日、この手帳を使いこなしているときにはあー、順調だなぁ、と思いますし、手帳が空白が多くなってくると、仕事に追われているときだ、というベンチマークにもなっています。
毎日時間がない、手帳を使いこなせていない、と思う方にお勧めです。しかし、どうもこれに追われるのもせちがないなぁ、という気分がして、なかなか複雑なのですが。しかし、ある方が絶対にいいと思います。
私は携帯電話はなくてもなんとかなりますが、この手帳は忘れると真っ青です。
下記は私のブログの中で、フランクリン・プランナーとそのもともとのアイデアである「7つの習慣」について、関連URLをまとめていますので、ご参照下さい。
とにかく、だまされたと思ってこの手帳と7つの習慣を買ってみる、ということをお勧めします。本当に人生が変わります。私は手帳を買ってから3年間で、収入が1.5倍に、勤務時間が3分の2になりました。
【商品】
楽天フランクリン・プランナー売場
【関連Audio Book(英語CD)】
7つの習慣~7 Habits of Highly Effective People
7つの習慣 最優先事項~First Things First
【なぜ紙の手帳が必要なのか】
なぜITは社会を変えないのか The Social Life of Information
2004 10 17 [4.おもしろい商品の紹介] | 固定リンク | コメント (16) | トラックバック
女性用の薄型の電波腕時計を買いました
女性用の薄型の電波腕時計を買いました(クリックすると、買ったお店に飛びます。一通り調べた中では、ここが一番安かったです)。
電波腕時計はこれで3つ目ですが、ようやく、見た目ではすぐに電波時計とわからないデザインに洗練されてきた、というイメージです。
電波時計は毎日電波を受け取って秒単位での補正を行い、時間が狂わないようにするしくみですが、私はまめに時間を調整したり、日付を調整したりする方でないので、重宝していました。
しかし、課題はとにかくデザイン性が悪かったこと。普通のファッション時計と併用していましたが、今回のデザインで、はじめて日常的にしてもいいかな、と思っています。
これで目覚まし時計、リビングの時計、腕時計、みんな電波時計になりました。
仕事で人と交わるときに、特にエンジニアの方は電波時計をしているケースが多く、思わず「あーーー、求めている価値観が一緒なのだな」と思わずにやっとしてしまいます。
2004 10 17 [4.おもしろい商品の紹介] | 固定リンク | コメント (11) | トラックバック
October 11, 2004
近近レンズ
近近レンズの眼鏡を発注してきました。
近近レンズとは、遠近両用眼鏡の近視・近視版です。完全にデスクワーク用の眼鏡です。
度数を落とした眼鏡で手元をよく見ることができるようにして、遠くは緊急避難的に見上げるときだけ少し見える、でも視点を中央に戻すと、もとの緩い度になる感じです。
私は裸眼を1.0や1.2にするには-4.75くらい必要なのですが、これを-3.5くらいに抑えて、視力自体は遠くを見るには0.5くらいしか出ませんが、近くを見る分には肩こり等が楽になる、という発想です。
ほんの1年半前に眼鏡を作りに行ったときにはそういうものは勧められなかったのですが、最近は遠近だけではなく、中近、近近などからいろいろ選べる様子。技術の進歩はすごいです。
眼鏡を作りに行ったわけは、いまオフィス用のフレームなし、自宅用のオーパルの縁あり、サングラス、の3つがあるのですが、今日子どもの運動会でちょっとストリート系のラフな格好をしたら、似合う眼鏡がないのにショックを受けたからです。
20代の頃はコンタクトも入れていましたが、最近は目の健康の方が大事、眼鏡優先です。毎日使っているものなのに、意外と情報に疎かったなぁ、と反省しました。
私の大好きな電波腕時計も、デザインの悪さから最近使うのを止めていたのですが、薄型のよいものが出てきたようです。
私は意匠デザインよりも機能デザインオタクなので、こういう動きはとても好きです。
2004 10 11 [4.おもしろい商品の紹介] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック