« 本の題名の不思議~売れるタイトルの5つの要件 | トップページ | マッサージについての考察 »

July 11, 2005

結婚生活を成功させる7つの原則~5分の観察で離婚確率が91%わかる!!

愛する二人別れる二人

愛する二人別れる二人

今週は、blinkという本の中で触れられている、「5分の観察で離婚確率が91%わかる」ジョン・M・ゴットマン博士の著作を紹介します。

blinkは瞬時の判断や勘と言われるものがいかに優れており、どういう利点と欠点があるかということをまとめた書籍ですが、その前半の部分で、ジョン・M・ゴットマン博士の研究が紹介されており、この書籍は博士の研究をまとめたものです。

ゴットマン博士の他の著作や活動については、The Gottman Instituteのサイトに詳しい紹介があります。

ゴットマン博士の「幸せな結婚」に関する研究結果のポイントはとてもシンプルです。「幸せな結婚は、夫婦の深い友情から成り立つ」というのが結論であり、深い友情とは、「夫婦が共同生活者として、相互が尊敬と喜びを分かち合うこと」を意味します。

博士は、この原則に基づき、これまでの経験則から、5分間カップルを観察するだけで、91%の確率で、離婚するカップルを予測できるようになったそうです。

では、離婚するカップルの6つのサインとは何か、以下にまとめられます。

【離婚するカップルの6つのサイン】

1. 出だしの悪い会話で始まる
-相手への皮肉や非難が混じる内容であること

2. 会話は四つの危険要因をはらんでいる
-非難、侮辱、自己弁護、逃避の要素をはらんでいること

3. 会話の中に危険要因の「洪水」がある
-上記の四つの危険要因が、休みなく相手に降りかけられる

4. ボディー・ランゲージで相手への拒否感・緊張が高まる
-脈拍が上がり、ストレスが高まり、身体的なストレスが高まる

5. リペア・アテンプト(修復行為)がなされないか、無視される
-1-4のサインが出たときに、緊迫作用を抑えるための努力がなされていないか、されていても片方が無視する

6. 悪い過去ばかり思い出す
-関係性が悪いカップルは、過去の良い思い出すら、悪い思い出に書き換えられる

結果、離婚するカップルは病気になりやすく、寿命も短くなるそうです。

上記を防ぐために、博士は夫婦間の友情の大事さを解き、下記の7つの原則を提唱します。

【友情を高めあうための7つの原則】

1. 相手の「愛情地図」(=相手の生活に興味を持ち、よく知り合っている)を共有している。

2. 相手への思いやりと感謝の心を育てている。

3. 相手の話をよく聞き、理解し、相手と真正面に向き合う。

4. 相手の意見を尊重する。

5. 相手との間において、問題がある場合は解決できる問題とできない問題に切り分け、解決できる問題のみを対処する。

6. 相手の夢をよく理解し、2人で行き詰まりを乗り越える。

7. 相手を尊重し、2人で分かちあえる人生の意義を見つける。

どの話も、言うは易く行うは難し、なのかもしれませんが、きっとこの様なことが自然にできる相性のパートナーを探すのが重要なのでしょう。

なかなか考えさせられる内容です。本の中には、いろいろなチェックリストも付いていますので、興味がある方はぜひ、本もご参照下さい。

2005 07 11 [3.お勧めの書籍] | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

この記事へのトラックバック一覧です: 結婚生活を成功させる7つの原則~5分の観察で離婚確率が91%わかる!!:

コメント

投稿者: nyankone (Jul 16, 2005, 10:55:56 PM)

はじめまして。いつも参考になる記事、楽しみにしています。
この本や以前紹介していただいた「ひとを“嫌う”ということ」など、世の中には対立し合う感情を扱う本が多いですね。
両極にあるのは恋愛ハウツーや人脈開拓の本なんでしょうか。

気になるのは、「馴れ合い」な感情を扱った本はあるのでしょうか?
最近、ネットや地域などで「馴れ合い」な雰囲気を嫌う人が多いと思います。
馴れ合いを阻止する方法、打破する方法、そんな本がありましたらご紹介ください。

投稿者: ムギ (Jul 17, 2005, 5:39:39 PM)

nyankoneさん、はじめまして、こんにちは。

なれ合いを扱うものですか。うーーーん、考え方となかったです。

おそらく、なれ合うことによるメリット・デメリット、など人間の関係性や遺伝子を扱うような書籍でしょうね。

良い本があったら、また共有させてください。

投稿者: nagomi (Jul 18, 2005, 10:46:04 AM)

深い内容ですね。

深い友情ですか。

ずっと持ち続けていた課題を、清算しようかなってやっと思えるようになりました。

ありがとうございます。

すごく勇気が必要です。

コメントを書く






カテゴリー