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May 07, 2005

「ことば」にすることの意味と力

くらたまインタビュー

くらたまインタビュー

(倉田真由美さん)
わたしはこうやって日々いろんな人と会ったり、自分の考えることを言語化しているわけ。この言語化という作業は成長の速度を速めるんだよね。
(出所:ワーキングマザースタイル)

今回は、「ことば」にすることの力について、考えます。上記は、ことばについての力を再考するきっかけになった、漫画家・エッセイストの倉田真由美さんのことばです。

人間は、考えていることについて、下記の3つの層に分かれるといわれています。これは、心理学者のユングが唱えて以来、一般的な説になりました。

意識
個人的無意識
集団的無意識

そして、普段の行動に対して、意識していることを3%とすると、無意識が97%を占めているそうです。

では、たった3%しか占めない意識層がなぜ重要なのか。それはことばによるコミュニケーションが可能なことだと私は考えます。

各自の人生の経験やエピソードが個人的無意識、そして、集団的無意識に蓄積される中で、この経験を共有する一番簡単な手段は「ことば」です。

もちろん、「ことば」以外のコミュニケーション、ボディ・ランゲージや表情などもとても重要です。しかし、ことばでないコミュニケーションは減耗しない形で第三者に伝えることはとても難しいです。

しかし、ことばによるコミュニケーションは活版印刷やこういったブログという形を通じて、全く減耗しない形で第三者に伝えることができます。

自分の無意識にためられているものをことばにして人に伝える、そんな繰り返しが、個人の成長を促し、文化を創り、生活を作っていくのではないかと思います。

だからこそ、英語や外国語を学ぶことは、日本語以外の個人的無意識・集団無意識層への鍵を手に入れることであり、人生の幅が大きく広がることだと感じます。

また、フォトリーディングジーニアスコードも結局、より上手にことばを使いこなすためのトレーニングではないでしょうか?

先週号のBusiness Weekでは、ブログについて、活版印刷以来の驚異的な発明という扱いで特集記事を組んでいました。

私も誰でもアクセスできる場所にブログを開いて以来、様々な出会いや気づき、変化がありました。ことばで考えていることをまとめること、この繰り返しを通じて、一つ一つ新しい道を見つけていきたいと思います。

2005 05 07 [2.実体験観察から] | 固定リンク

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コメント

投稿者: hideto (May 7, 2005, 11:17:58 PM)

たしかに、言葉、言語でないと、相手には通じませんからね。
ここで念力を送っても、そもそも送信も不可能ですし、受信も不可能ですから。
もちろん言葉が完璧ってわけではないですが。
そのへんは表情とか、状況や感覚で補うんでしょうけど。

フォトリーディングは、本は読んだので知ってますが、実践はできてなくて、とりあえずプレビューしてフォトリーディングして、普通読みなんて状態です。(読む本が大体小説だったりしますが(汗))
意識と無意識を連結させ、両者の長所を利用する読書法、ってところでしょうか。
マインドマップにまとめるあたり、要約能力とか向上しそうですが。

話がそれましたが、私はまだあんまり経験してないのでなんとも言えませんが、とある人は、人に教えたら自分も復習になったとか、友達は趣味の知識なんですが、私があまり知らないので説明すると、知識がまとまるみたいなことを言ってたので、言葉にすることはなんとなく大切なんだなぁと思います。

投稿者: ムギ (May 9, 2005, 2:22:44 PM)

hidetoさん、こんにちは。

わはは、そのうち念力でメールが送ることができるようになるかもしれません。昔、ソニーは真剣に超能力を研究していたと聞いたことがあります。当面は、ことばとキーボードでいきましょう。

そうなんです、ことばにして説明すると、まとまるみたいですね。なので、相談する、とか愚痴を言う、なんていうのも実は一定の自乗作用があるのかもしれません。

もっとも、特に愚痴は度を超すと相手に迷惑ですが(笑)。

フォトリーディングはおっしゃるとおり、無意識を活用した読書法です。この無意識の活用というのは1990年来のキーワードのようですね。

マインドマップの利用方法として、「Life Log」と言うのがあるそうです。ラップトップとかで作るのですが、要は日々、いろいろ考えていることをひたすら記述していくと、あとで思い起こすとおもしろい、ということでした。

ちょっといま、試してみています。

投稿者: hideto (May 9, 2005, 8:11:19 PM)

グチは、どちらかというと、その感情を捨てるために声に出して発する、みたいな感じらしいですね。
言葉に出すとまずいとも聞きますので、難しいところですが。

マインドマップでLife log、面白そうですね!
色々と検索してみましたが、どうもヒットしないので、どんな感じか把握しきれてませんが。
マインドマップは応用がききそうですが、今のところ読書マップもつけてなかったり、学校の授業でも普通に黒板写すレベルで済んじゃうので、あんまり使ってないです・・・。
フォトリーディングよりかは身に付きやすそうなので、活用してみたいですね。

投稿者: ムギ (May 9, 2005, 10:04:56 PM)

hidetoさん、

あーー、そのアイデアの元は本です。

「Mozart's Brain and the Fighter Pilot」

という本を読んでいたら(というか、聞いていたら)、出てきました。

この本、日本語訳が「脳トレ」というベタな訳語で出ていまして、よほど本題の方がいいのに、と思っている本です。

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