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April 09, 2005

とくするからだ~美男・美人はなぜ出世がしやすいのか

Puffy

パフィーのいくつかのアルバムに収められている「とくするからだ」という曲を聴いたことはありますか?

この曲の中では、男女にかかわらず、同じような能力であれば見た目が"グー"な人が雇われ、かつ生き残れるのは、"見た目もちょっと素敵な働き者"であると歌っています。

例えば、日米共に、一定以上の規模の社長は平均値と比べて統計上、はっきりと優位なほど、背か高いという分析があります。

また、女性で世に出てきた女性たちは、ものすごい美人、というわけではなくとも、少なくともこざっぱりとした感じのよい人たちが多いようです。

では、これはなぜこのようなことが生じるのでしょうか? いくつかの調査やインタビュー、文献を総合すると、どうも、それには下記の3つの理由があるようです。

1. 私たちは生殖能力が高いタイプを美男・美人として認識し、そう言う人をより好きになるよう、遺伝子上刷り込まれている

2. 1の結果、美男・美人は幼少期から周りに便宜を図られるケースが多く、ポジティブ・シンカーとして育つ確率が高い

3. 2のような育ち方をした結果、社会人になった時に、見かけも性格もいいと言うことで、より優位なポジションを与えられ、かつ上司や取引先にかわいがられる確率が高い

カオス理論によると、気象や自然運動などにおいては、初期値のわずかな違いが大きな結果の違いを招く、ということが証明されています。

つまり、本人が好むと好まざるに関わらず、人の美醜はカオス理論の初期値として存在し、わずかな違いが長年の人生の間に大きな結果の違いを生むようです。

だからこそ、人は皆、美醜を磨くことに血眼になるわけです。なぜなら、それが非常にReturn on Investment(ROI)が高い事業だからということが直感的に認識されているからです。

従って、美容事業は男女ともに今後とも、永久に消えないし、ポツリヌス菌の注射やケミカル・ピーリングなど、美男・美人に見せるための技術も限りなくこれからも追求されていくのでしょう。

とりあえず、これを読んでなるほど、と思ったら、ちょっとだけいつもより身ぎれいにしてみて、「とくするからだ」になれたかどうか、確かめてみてください。

2005 04 09 [2.実体験観察から] | 固定リンク

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受信: Apr 9, 2005, 8:11:39 AM

コメント

投稿者: (Apr 9, 2005, 8:15:57 AM)

お久しぶりです。何となく納得です。ついつい無精になりがちなので、出かけないときにも身ぎれいにしていたいと思います。
トラックバックさせていただきました。引用部分について、もし不具合がありましたらご指摘下さい。

投稿者: ムギ (Apr 9, 2005, 3:33:49 PM)

涼さん、こんにちは。お久しぶりです。

トラックバックや引用、ありがとうございました。まったく問題ありませんので、どうぞお使いください。

私もあまり身なりに気を遣わない方なので、お友達からスタイリングサービスを勧められたり、美容医療の先生を紹介されたり、いろいろありましたが、どちらもあまり長続きしていません(先生、すみません)。

でも、この春からは、もうすこーーーし、せめて5-10%増くらいの気遣いをしようかな、と思っています。

そして、外面を磨くことで、上手に内面も充実させていきたいですね。

投稿者: monad (Apr 15, 2005, 1:13:06 PM)

贅肉をそぎ落とす、というテーマに取り組もうと、決心だけしている昨今です。
美に執着することは生きていることの証であると。
でも、自分のカラダの「外側」に意識が飛んでしまっているときは、もうノーコントロールになりますね。
常に自分のカラダに意識を向ける、ボディ・コンシャスを、日心がけたいと日々思っています。

投稿者: hideto (Apr 15, 2005, 9:17:57 PM)

なるほど~、美を考えた方がいいんですね。
あんまりファッションとか考えないから、これを機会に雑誌の1冊でも買って、研究した方がいいかもですね。
外面と内面が連結してるなら、外面から内面という方向でもよさそうですね~。

投稿者: ムギ (Apr 15, 2005, 11:54:37 PM)

monadさん、hidetoさん、こんにちは。

あーーー、確かに美しい、ということは、生きている・健康である、ということだから、外見を磨くことで、内面につなげられるといいですね。

今やりたいのは、美しい歩き方を学ぶことです。そうすると、なんか歩いているうちに健康になれるといいな、と思います。

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