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October 24, 2004

マインド・マップを活用しよう

マインド・マップ
Mind Map Example
(上の実例はクリックすると拡大します)

マインド・マップの紹介です。私はここ半年くらい、ノートはずっとマインド・マップで取っています。具体的には、取材メモ・レポートのあらすじ・お客様と打ち合わせなどに活用していますが、とても役立っています。

マインド・マップとは、物事のまとめ方を、従来の文字による箇条書きではなく、なるべく人間の思考様式に近い形でまとめよう、という試みです。というのは、人間は顕在脳、と言われる言語処理系の脳の処理能力は実は低く、潜在脳という画像系・イメージ系・記憶系の処理能力の方が遙かに高い、ということが各種研究・実験結果から証明されてきたからです。例えば、写真や絵があるブログとないブログでは、理解度が全く違いますよね?

マインドマップの作り方の原理原則は単純で、慣れてしまうと、だれでも数十分~数時間の訓練でできるようになります。

1. 真ん中に主題を置き
2. そこからサブツリー、サブサブツリーと幹をキーワードをつけながら、のばしていく
3. できればなるべく画像やカラーを使って、記憶しやすい、楽しいものにする。

私の別のブログでも、Mind Mappingという記事で、参考となるCDと書籍を紹介していますので、より詳しいことが知りたい方はそちらも合わせてご参照ください。

2004 10 24 [3.お勧めの書籍2.実体験観察から] | 固定リンク

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コメント

投稿者: ぱんきち (Nov 14, 2004, 8:11:42 AM)

いつも某畑にて楽しませていただいております。
マインドマップ、図や写真、色まで使う処が面白いですね。
自分は製造部門の品質関連の仕事をしているのですが、
QC7つ道具の1つとして似たようなものに特性要因図があります。
ただ、出来栄えが参加者の発想力に依存している部分があるので
そこをもっと引き出すために色や絵を活用していこうかなと思いました。

投稿者: ムギ (Nov 14, 2004, 10:49:48 AM)

ぱんきちさん、こんにちは。コメントありがとうございました。

QC7つ道具、おもしろそうですね。もし時間があったら、ぜひどんなものか、教えてください。そう、特性要因図のように、Issue - Sub Issueにと分けていく発想です。ただ、そこまで厳密ではなく、そのときの記憶を思い出す補助、という意味合いも強いと感じています。

ぜひ、いろいろ絵とか写真とか、右脳系、使ってください!!

そう、色を使うとおもしろいですよ。お客様とかと話しているときに、私が4色ペンでマインドマップでいろいろメモを取っていると、向かいのお客様がチラチラとおもしろそうだなぁ、と見てくれます。

最近はマインドマップの認知度も上がってきて、「あ、マインドマップですね」と言われる機会も増えてきました。

投稿者: ぱんきち (Nov 17, 2004, 3:31:07 AM)

QCの7つ道具(忍者の隠し武器みたいですね。。。)ですが、
(1)層別(2)パレート図(3)特性要因図(4)ヒストグラム
(5)散布図(6)チェックシート(7)管理図
です。簡単な統計的手法を使ってデータを製造現場で有効に使っていきましょうという事ですね。

最近はパソコンのおかげで上記を作成するのもちょちょいのちょい。中には測定するだけで自動作成してくれるものもあります。

でも、実際に品質上ここがおかしい!ってのを見つけるのは
経験の多い『人』の力が大きいように感じます。
(製造現場で多くの雑音の中、特定の音を聞き分けたり
微妙な反り具合をわかったり。)

投稿者: ムギ (Nov 17, 2004, 10:52:21 PM)

ぱんきちさん、こんにちは。

あーーー、7つ道具、そうでした、そうでした。でも、確かにデータを取るのは大事ですが、どの辺のデータが怪しそうなのか、人間が勘で目安を付ける部分の方がより大事そうに聞こえますが、どうでしょうか?

技監さんみたいな方々は仕事であったときに、いつもほれぼれとしていました。

なんらかの分野で、そういうキラキラとした才能を50歳くらいまでに育てたいですね。うんうん。

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