7.投資・ファイナンス関連 バックナンバー


May 29, 2005

Rich Dad, Poor Dad ~ いまさらながら「金持ち父さん貧乏父さん」はおもしろい

rich dad poor dad

Rich Dad, Poor Dad: What the Rich Teach Their Kids about Money--That the Poor and Middle Class Do Not!

今週は、2000年に発売され、日米及び世界でベストセラーになった「Rich Dad, Poor Dad」、邦訳名「金持ち父さん貧乏父さん」を紹介します。

すでに邦訳で読んだ方も多いと思いますが、平易な英語で、かつ物語形式になっており、エピソードも豊富なため、こういう、「わかっているんだけれども、できない」とか「ついつい意識が鈍る」ようなことを潜在意識にたたき込むためにも、CDはお勧めです。

まだ内容を知らない方のために簡単にさわりだけ説明します。

ロバートの実の父親(=Poor Dad)は高学歴の教育者で人格も立派な人ですが、いつもローンなどの支払いに追われており、キヨサキ家は貧乏でした。そのため、同級生が別荘に誘ってくれないなど、ロバートは恥ずかしい思いをすることがありました。これが9歳の時です。

一方、ロバートの親友のマイクの父親(=Rich Dad)は、学歴は高くありませんが、いくつもの会社を経営し、億万長者です。そして、ロバートとマイクは、ロバート父親が教えられなかったこと、学校でも教えてくれない「お金持ちになる方法」をマイクの父親から、実地訓練で学んでいきます。

ロバートはその方法を身につけることで、無事40代までに財をなし、リタイアし、その後は学校で教えてくれない蓄財方法の教育者として、余生を捧げることになります。

さて、その方法とは・・・。

方法については、ぜひ、このCDを聞いて直接学んでいただきたいので、あえてここではまとめません。

一言だけヒントを示すと、下記になります。

Poor Dad ... Work for Money
Rich Dad ... Money work for him

私もRich Dadになる教育は受けておらず、その仕組みも2003年くらいまで、まったく知りませんでした。結果、ロバートが言う「Rat Race」(=収入が増えるほど、支出が増えて、お金が貯まらないこと)に陥っており、このままでは親が自分に残してくれたほどは、自分は子どもたちに財を残すことができない、ということに強い危機感を持っています。

一方、このRich Dadになる仕組みを早期に学んでしまった人たちは、意外と身の回りに多く、みなすばらしい結果を残しています。

私もPoor MomからRich Momに移行するべく、コツコツと手を打っては居ますが、あとこの考え方を10年早くはじめることができたら、今頃こんな苦労はしていなかったのに、と悔やむばかりです。

ですので、非常に単純な仕組みですが、でも学校でも、あるいは人も教えてくれないこの方法を、なるべく早くに気づくことをお勧めします。そして、その気づきを得るきっかけとして、とてもいいCDだと思いますので、お勧めです。

アマゾンなどでCDでも販売していますし、Audibleでもダウンロードすることができます。残念ながら、日本語版の吹き込みはないようです。

ほんの数千円の投資が、あなたのこれからの蓄財の概念を変えるかもしれません。

2005 05 29 [3.英語-Audio Bookのお勧め, 7.投資・ファイナンス関連] | 固定リンク | コメント (8) | トラックバック

May 07, 2005

Gorilla Game, Inside the Tornado ~ ハイテク・マーケティングの名著を聞く

Gorilla Game Inside of the Tornado

Gorilla Game Inside of the Tornado

今回は、キャズムを提唱したことで有名なGeoffrey A. Mooreの名作カセット2本を紹介します。すべての作品は、アメリカではベスト・セラーになりました。

Inside the Tornadoは日本で買うことが可能ですが、Gorilla Gameは品切れ中のようです。カセットテープですので、ご注意下さい。また、どちらの本も邦訳がありましたが、すでに絶版になっています。復刊ドットコムで投票等しているようです。

さて、この2本の内容ですが、ひとことで表すとハイテク・マーケティング企業が成長する際に起こりうる生態系の観察になります。ゴリラゲームはそれを株式投資の対象として考えるもの、トルネードはキャズムを超えるときに何が起こるのかを深く観察した内容です。

Geoffrey A. Mooreのキャズム理論を知らない方のために簡単に解説します。ハイテク製品は、アーリー・アダプターからアーリー・マジョリティーに移るときに「キャズム」というマーケティングの罠が存在し、それまでの進歩的なリスクテーカーから比較的保守的なメイン・ストリームの層に移るためにはそれまでとは全く違うマーケティングやプロダクト開発手法を採らなければならない、ということを丁寧に解いたものです。

ゴリラゲームでは、上記の理論について、さらに深い考察を加え、生態系のトップになる企業をゴリラとよび、その模倣者をモンキー、違う生態系を独自に作るがメジャーになりきれない企業をチンパンジーと呼びます。そして、なぜゴリラがトルネードと言われるような、アーリー・アダプターからアーリーマジョリティーに市場が広がるときにゴリラが生じるのか、わかりやすく、観察します。

ちなみに、ゴリラとはどういう企業を指すのか。例えば、マイクロソフトやインテル、オラクルなどです。彼らが生態系のトップにいて、彼らに忠誠を捧げる企業がたくさんいます。そして、彼らがちょっと仕様を変更すると、みながそれに向かってわーーーーっと応援するような形で自社製品の仕様変更も行うわけです。

そして、何がどう売れようと、その生態系で物が売れると、最終的にはゴリラ企業にその利益が落ちるようになっています。このように、ゴリラ企業とは、一定のテクノロジー・アドバンテージを背景とした、バリューチェーンの王様なのです。

ゴリラゲームの投資戦略としては、ゴリラ候補になる株をバスケットで買っておいて、ゴリラにならないものは売却し、ゴリラになったものを持ち続ける、ゴリラが自分の勢力を守れなくなった段階で売却する、と言う非常にシンプルな手法を提唱しています。

また、トルネード経営では、調子よく売れ始めた製品・サービスの経営者やマーケティング担当者がしなければならないこととしてはならないことを、まとめています。例えば、トルネードの段階においては、オーバースペックは禁じ手、品質改善よりはスループットを中心に行うこと、ニッチマーケットを埋めていくこと、などいろいろ示唆があります。

ハイテク関連や、マーケティングに興味がある方には、お勧めの2本です。邦訳は入手が難しいですが、英書は簡単に入手できますので、カセットではなく本を好む方は、下記をどうぞ。

Inside the Tornado
The Gorilla Game

ゴリラ、キャズム、トルネードなどはGeoffrey A. Mooreが提唱して以来、マーケティング関連書には繰り返し引用される用語となっています。わかっているようでわかっていないこれらのことば、原書に当たってみることをお勧めします。

2005 05 07 [3.英語-Audio Bookのお勧め, 7.投資・ファイナンス関連] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

November 30, 2004

2004年の経済予測と投資戦略~大竹愼一氏の話は経済に興味のある人なら絶対お勧め

2004年の経済予測と投資戦略

表紙

投資に興味がある人でしたら、一度は大竹愼一氏の話を聞くことをお勧めします。大竹愼一氏はもともとはエコノミスト、現在は独立ファンドマネージャーとしてNYでファンドの運営をしています。

半年に1回ほど、講演テープが発売されていますが、とても的確に日本、アメリカそしてヨーロッパの時勢を把握しながら、早め、早めに経済の動きを予測するので、投資だけではなく、経済全体の予測としても非常に優れたものがあると思います。

ご本人の実際のセミナーに出席すると5万円もしますので、とりあえずこの5,000円弱のカセットを買って、ほお、と学ぶことがとりあえず手軽だと思います。

大竹愼一氏のロジックをひとことで説明するのはとても難しいのですが、基本的にはマネタリアンです。投資について、マネーのフローの中からお金あまりが生じているのか、そうでないのかを分析し、さらに政局や選挙、経済予想からコンセンサスとは全く異なる視点から、かなりの確率で正しい予測を導きます。

例えば、このカセットを聴いて驚くのが、大竹氏はかなり強い口調で、今回の株式の上げ相場はゴールデンウィークあけから夏で終わり、今年後半は株は上がらない、と言い切っていました。実際にはその通りでした。今日も鉱工業生産の指数が発表になりましたが、弱い数値で、株も弱く反応しています。

一つの理由として、例えば日本の家電相場はアメリカのベビーブーマーの超過需要に寄っており、この超過需要が今後も長くは続かないこと、あるいは日本での所得階層の分化が銘柄選択の中でも重要であり、金持ち向け、貧乏人向け以外の銘柄はよほど慎重に選択しないと勝ち目が少ないこと、などいろいろと、とても筋がよく、でもビジネスをしているものとして知っていなければならないことを丁寧に説明してくれます。

大竹愼一氏にとっては当たり前のこと、私たちにとっては新しいことがたくさん詰まったカセットです。

日本のカセット講演は、経営者の回顧録が多く、おもしろいことはおもしろいのですが、なかなか実際のビジネスの視点には役立たないことが多いのが難点です。その点、大竹愼一氏のカセットは、明日からの自分のビジネスへの視点が変わると考えています。

値段だけの価値はあると思いますので、経済に興味がある方はぜひ、お試しください。

2004 11 30 [5.日本語のお勧め, 7.投資・ファイナンス関連] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック

November 12, 2004

行動経済学の投資戦略

行動経済学の投資戦略 VHS160分 17,000円

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ここ数年、合理的経済人を前提とした経済学に大きく波紋を投げかけ、話題になっているのが行動経済学です。このビデオは行動経済学について、丁寧にわかりやすく説明をしてくれるビデオです。17,000円とやや高価ですが、行動経済学は少なくとも私の周りのファイナンス実務者には必ず、と言っていいくらい興味を持たれている分野で、金融関係の仕事の方にはお勧めです。

行動経済学系の書籍はいろいろありますが、私は行動ファイナンス~非常の非合理性を解き明かす新しい金融理論が最もわかりやすく感じました。

行動経済学の基本は「人間は合理的な存在ではなく、ヒューリスティックによるゆがみがある」ということになります。では、ヒューリスティックとは何か。これは、物事を判断する際に、必ずしもすべての完全情報を手に入れることはできないので、日常的に考え方を効率化・省略しながら意志決定を行う、ということになります。

より具体的にいいますと、

複雑なものは、
○単純化して考える
○利用可能な情報だけで考える
○心の中で関係を一部の事象の無視する
という行動を取り、

また、判断を迅速にするために
○今与えられた数字・情報に判断を左右される
○わかりやすい代表的な数値時考える

というものがあります。

より詳しい内容については、各種専門書を参考するといいと思いますが、なぜ相場ではバブルが生じるのか、なぜジョージ・ソロスがあんなに再帰性を強調していたのか、なぜトレーディングで成功するためには頭の良さではなく合理的な資金管理のシステムが必要になるのか、頭の中ですーーーーっと理論がつながるようになると思います。

そのうち機会がありましたら、もう少し補足をしてみたいと思いますが、とりあえず「行動経済学」というものがある、ということに興味を持ってくだされば幸いです。

2004 11 12 [5.日本語のお勧め, 7.投資・ファイナンス関連] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

November 09, 2004

ソロスの錬金術~The Alchemy of Finance

The Alchemy of Finance

Package

アジア危機を演出した投機家として名高い、ジョージ・ソロスのソロスの錬金術の英語のAudio Bookの紹介です。この本の内容を1,800円で繰り返し学べる、というのは本当にすごいことだと思います。

この本は日本語では高価で3,000円以上した上、訳も難解だったので、よほど相場に興味がある人しか目を通していないと思います。私もさくっとしか発売当時は目を通しませんでした。また、原書のハードカバーも$100もしたため、当時は読みませんでした。

しかし、昨年、出張先で空港で原書のペーパーブックが$19に下がっていたので、買ってみて、再び7年ぶりくらいに帰りの飛行機で読んだところ、びっくり。ちゃんと頭に入りました。しかも、とてもおもしろい。

この本のテーマは「再帰性、Reflexivity」です。

現物市場と資本市場がどのように影響し合ってしまうのか、またこれまでの均衡理論がなぜ誤りであり、ファンダメンダルズ分析やテクニカル分析が役に立たないのか、丁寧に、簡単にソロスが教えてくれます。

そして、後半のケース・スタディではどういう歴史的な先見性からどのような仮説を持ち、市場に対峙していったのか、社会科学をどのように考えるべきなのか、解説します。本当に深い本です。

最近は行動ファイナンスという分野で、このような人間のバイアスや再帰性が問題になっていますが、すでに20年以上前から、その実態に気づき、マクロ経済と投資家行動、政府の行動などを見抜き、コンスタントにマーケットに勝っていたソロス氏のは本当にすごいと思います。

ソロスの考え方や哲学をもう一度見直したい方にお勧めです。

2004 11 09 [3.英語-Audio Bookのお勧め, 7.投資・ファイナンス関連] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

November 07, 2004

投資苑 ~ Trading for a Living

Trading for a Livinng

CDパッケージ

日本語では投資苑というタイトルで売られています。直訳すると「投資活動で生計を立てるための本」というところでしょうか。

心理学者が書いた本で、投資をやっている人、あるいは始めたい、と言う人にとって、投資というものがどのような本質があるのか、投資側の心理面と勝者・敗者という点から詳しく語っており、以前に紹介した値上がる株に投資しろと合わせて聞くと、「投資」というものごとの本質的な意味をある程度、捉えられると思います。

このCDがおもしろいのは、日本の本は6,000円以上、アメリカの本も$75するのに、なぜかこのCDは非常に安価で、1,798円とお買い得になっています。なぜこのCDがこんなに安いのかよくわからないのですが、間違いなくこの値段の価値はあるCDです。

なぜ、投資家の大半は損をするのか、というしくみから始まり、トレーディングレンジやトレンドの形成、ボリュームの読み方、損切りの重要性、ロスカットの話など、投資を始めたばかりの人、あるいは投資をしてすでに痛い目に遭っているのに懲りない人、などにとっては、耳からすーーーーっと、この著者の言いたいことが入ってくると思います。

英語だと敷居が高い、と言う方には日本語のテープもあります。ただし、こちらは9,980円です。

最近、投資が個人からも再び脚光を浴びています。以前、バブルで損をした、という記憶から立ち直り、このままでは年金制度は破綻するのでいかに自分の年金を守るか、ということが大事になってきていますが、その面から投資を考える必要はありますが、その際に投資とはどういうものなのか、理解するのによいCDだと考えます。

2004 11 07 [3.英語-Audio Bookのお勧め, 7.投資・ファイナンス関連] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

November 04, 2004

伝説の冒険投資家ジム・ロジャーズ 投資で儲ける秘訣

伝説の冒険投資家ジム・ロジャーズ 投資で儲ける秘訣(DVD)

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ジョージ・ソロスと一緒にクォンタム・ファンドを創設し、伝説のようにもうけたジム・ロジャーズの講演です。2004年6月に収録された講演で、2005年6月までの限定販売です。値段が3,990円とこういうDVDにしては比較的手頃なので、投資に興味がある方、ジム・ロジャーズの名前を一度は聞いたことがある方はおもしろいと思います。

金持ち父さん、貧乏父さんで投資が重要だ、ということは少しずつ日本でも認識がされてきていると思いますが、こういった投資の話を聞くと、普段知らない世界にふれることができ、少しずつでも刺激になると思います。。

ジム・ロジャーズの特徴としては、実際に世界をバイクやベンツで旅をして、現地を自分の目で見つめて、何が起きているかを学んで投資に生かしています。このやり方は本当に学ぶべきだと思っています。

ジム・ロジャーズもマーク・ファーバー氏とほとんど同じ見解で、これからの10数年間は

「商品市場強気」
「中国・アジア株強気」
「ドル・米国株弱気」

でした。

私はジム・ロジャーズのこの講演を聴いて、中学生の娘に「英語も必要だけれども、中国語を絶対に大学に出るまでに覚えるように」と強制しているところです(笑)。

私が投資の世界が好きなのは、ジム・ロジャーズも言っていますが、「将来のことをいろいろ見据えて、調査をして、それが仕事にできるのがウォール・ストリートである」ということです。

もっとも、ジム・ロジャーズも、投資でもうけることは決して楽ではない、ただし、自分の視点をしっかりと持ち、人よりも早く起きていることに気づくこと、ということを説いています。

このブログを偶然読む機会があった方、少しずつでもいいので、個人投資、ということについてもう少し時間を使ってみませんか?

2004 11 04 [4.英語-講演のお勧め, 7.投資・ファイナンス関連] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

November 03, 2004

マーケットの魔術師~Winning Methods of The Market Wizards

マーケットの魔術師~Winning Methods of The Market Wizards

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これはマーケットの魔術師という名著を書いたシュワッガーが相場で、強いては人生で成功するためのポイントを解説するセミナーです。マーケットの魔術師は相場関係の人であれば、目を通したことがあると思います。

私はこのDVDは外国投資系の中ではとても好きなセミナーで、何回も見ています。株式や債権投資をやっていて、なぜ損ばかりするのだろう、と悩む方にお勧めします。

シュワッガーはマーケットの魔術師の中で、市場で成功するトレーダーたちがなぜ成功しているのか、非常にていねいなインタビューを行って、成功のパターンを解明してきました。本人も結果、非常に優秀なトレーダーになりました。

このセミナーの中で、さらにシュワッガーは「一朝一夕に成功するような秘訣はなく、それぞれの性格や強みにあったパターンを天才と言われている人たちは身につけているのだ」ということを、ていねいに、ウィットに富んだ説明と共に解説していきます。

例えば、以下のアナロジーがまったその通り、と思いました。

「株式市場で継続的に成功するのは脳外科手術に成功するほど難しいことなのに、なぜ正常な人が週末に『あなたも脳外科手術のプロになれる』という書籍を読んで、週明けに手術ができるなんてこれっぽっちも思わないのに、『あなたも株式市場で200万ドル儲けられる』だと、週明けにすぐに儲かる気になってしまうのか、非常に不思議でしょうがない」

実は、私も上記についてはちょっと反省です。私は25-28歳まで、円金利のトレーダーを一応プロとして行っていました。そのきっかけは、そもそも当時のジョージ・ソロスの活躍や、シュワッガーの本を読んで、自分でもできるような気になってしまったからです。

しかし、その成績と言えば、クビになるほどではありませんでしたが、華々しい成功とは全くかけ離れたものでした。そして、早々にトレーダーを辞めてコンサルタントやアナリストになったわけです。

今思うと、それは当たり前で、そもそも基本がわからないまま、自分も儲かる気になってやっていたからです。結局は、自分がどうやっても信じられる・しかもコンスタントに60%位は勝てる分析があるか、それに従ってしっかりとマネー・マネジメントができるか、の2点が必要でしたが、どちらもなかったと思います。

現在は担当しているセクターについては、少なくとも将来像も状態もわかっているつもりだし、人が別のことをいっても自分の方が情報があるからと感じ、まったくぶれません。しかし、それには6年間のそのセクターでの積み重ねがあったわけで、それがなくして相場につっこむのは、愚かなことだったと思います。

結局、物事を判断する、ということの根っこはすべて同じだし、日々これ努力、で得意技を磨いていくことの大事さを教えてくれるDVDになっています。相場にちょっとでも興味がある方、お勧めします。

2004 11 03 [4.英語-講演のお勧め, 7.投資・ファイナンス関連] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

値上がる株に投資しろ(日本語DVD)-株式投資に興味がある方に

値上がる株に投資しろ(日本語DVD)-株式投資に興味がある方に
矢口新 パンローリング \3,990 55分

値上がる株に投資しろ DVD

相場に関わっている人であれば、一度は目を通したことかある名著生き残りのディーリングの著者である矢口新氏の平成15年収録の講演です。

値上がる株に投資しろはこれまで株に対して興味はあるけれども、どうもよくしくみがわからない、あるいはちょっと株の本を読んでみたけれども、なぜ株が上がったり下がったりするのかよくわからない、という方にお勧めです。

<内容>
相場はなぜ上げ下げするのか?
投資勘定と投機勘定
 「売らなければならない人が売っている相場は弱いが、売らなくてもいい人まで売ってる相場は反発する」
 「材料出尽くし」
 「自律反発」
 「値下がりで投資環境が改善する」
 「再投資リスク」
バブルは必ず崩壊する
相場の『きも』はリスク管理
値上がる株をさがす

株はおもしろそう、でもなんか敷居が高い、と思っている人が多いと思います。しかし、最近はオンライン証券も増えてきて、小口売買でも株は着手しやすくなりました。

日経マネーの編集の方と話していておもしろかったのが、なぜそれでも株は裾野が広がらないのか。それは、大半の人たちが「株は損をするものだ」と思っているからだそうです。

なるほど、それはそうです。だって、プロが売買している中、徒手空拳で飛び込んだら、それは素人は損をするに決まっています。

しかし、素人の強さは運用成績に追われるプロと違って「Buy & Hold」と言われる長期保有ができることにあります。このDVDでは投機勘定と投資勘定の違いをわかりやすく説明し、なぜバブルが起きるのか、値上がる株というものはどうやって探すのか、といった株式投資の基本中の基本をわかりやすく説明してくれます。

これまで株をやってみたけれどもうまくいかなかった方、あるいはやりたい方、株で3,990円損をするよりは、一度じっくりとこのDVDを見て、なるほど、と相場のキモについて腹落ちすることをお勧めします。お試しください。

2004 11 03 [5.日本語のお勧め, 7.投資・ファイナンス関連] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

October 28, 2004

となりの億万長者~The Millionaire Next Door

となりの億万長者(日本語) The Millionaire Next Door (CD)


となりの億万長者写真 となりの億万長者写真


笑えるタイトルの本ですが、中身は至ってまじめ。アメリカの研究者が20年間にも渡り、繰り返し、繰り返し、一代で100万ドル以上の財をなした「普通の」人びとに何千人、何万人にもアンケートやインタビューをして、その統計結果から、どういう人がお金持ちになりやすいか、という秘訣(?)をまとめたものです。

この中で、私が最も参考になったのは、「子どもにお金の使い方を教えるのは大事だが、決してお金を与えてはいけない」という部分です。一代でお金持ちになった人たちは、CDの中では「frugal」(=careful to only buy what is necessary、必要なものしか買わない人)という形容詞が、このお金持ちたちの共通項として出てきます。また、お金持ちになった人たちは、親から援助を受けてきた人はいません。

このお金持ちたち、平均的な人は全くお金持ちに見えません。ぼろではありませんが、華美な服装や車はまといません。家計をしっかり管理し、クーポンも使いこなします。そして、収入の範囲でしか支出をせず、仕事を数年間しなくとも十分に食べていけるだけの貯蓄をためています。

一方、CDの中で何回もケース・スタディーとして出てくるのが、収入が高いのに貯金が貯まらない人たちのライフスタイル。この人たちは、会社にリストラされたり、本人が亡くなったときにどれだけ家族が困るのか、警鐘を鳴らしています。

お金持ちになりたい方も、お金に悩んでいる方も、一読をお勧めします。ただし、英語版はCD 7枚組ですので、とりあえずは日本語版で概要を掴んで、もっと原文を聞いてみたい、と言う方にお勧めです。

2004 10 28 [3.英語-Audio Bookのお勧め, 7.投資・ファイナンス関連] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック