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April 02, 2006
音声読み上げ機能付き電子辞書で勉強して、Audiobookを聞き取れるようにしよう
今回は、耳からの学習方法の一つとして、音声読み上げ機能付き辞書を使った勉強法を紹介します。
以前、紙の辞書 VS 電子辞書というエントリーの中で、電子辞書の利点と限界について説明しました。電子辞書にはどうしても限界があるため、紙の辞書を併用したほうがいい、という考え方です。
ところが、最近の辞書は音声読み上げ機能がついたものが増えてきました。以前は単語のみでしたが、最近は合成音声により、例文の読み上げも可能になってきています。
これだけは、紙の辞書には逆立ちしてもできない技ですので、再び最近また、電子辞書を使う機会が増えてきました。
音声読み上げは以下のような時に使うといいと思っています。
・とりあえず、単語の発音を音とともに覚えたいとき
・例文について、丸ごと覚えたいとき
特にお勧めは、コロケーションと呼ばれているような辞書、例えば英和活用大辞典などの用例の読み上げです。また、ふつうの辞書でもいろいろ用例が載っていますので、その読み上げでもいいと思います。
また、英英辞典を引いてもおもしろいです。そこから、意味を読み上げてもらうと、日本語の訳では出づらいニュアンスの違いが何となくわかります。
自動合成音声ですから、ネイティブとは違ってまちがった発音が身についてしまうという批判もあるようですが、ノンネイティブの私にとっては、自動合成音声のほうが、よほど自分のカタカナ英語よりもまともな発音ですから、役に立ちます。
Audiobookを聞いたり、洋書を読んでいるときに、ちょっとあれ、と思う表現があったら、とりあえず辞書を引いてみて、そこで用例を聞いて、その用例を口ずさんでみます。そして、こつこつと自分の中に英語の文章をためていくわけです。
よく、Audiobookを聞いてもなかなか意味がわからない、聞き取れない、という話を聞きますが、それは、耳がいい・わるいということよりも、自分が知らない単語はことばとして意味をなさないし、発音できない単語は聞き取れないからです。
なので、用例ごと覚えるということ、しかもできれば音声発音付きで、ということはとても役に立つわけです。ぜひ、電子辞書を、単なる辞書としてだけではなく、いろいろな用例を覚えて、かつ、音声を認識する、ということに役立ててみてください。
2006 04 02 [2.音声学習のこつ] | 固定リンク
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