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March 21, 2006

The Search -Webの進化をSerachという観点から俯瞰する-

The Search

今回は、ウェブの進化をサーチエンジンという概念を通して俯瞰する良書を紹介します。この本自体はハードカバーはどこでも手に入りますが、Audio BookはAudibleでしか手に入らない(Exclusive)契約のようです。

邦訳はザ・サーチという名前で発売になっています(私は邦訳は読んでいません)。

内容はどのようなものかといいますと、表紙その他からGoogleの印象が強かったのですが、実際にはGoogleはCase Stufdyの一つとして使われているだけで、ウェブについて、検索の進化がどのように私たちにとって知識の概念を変えていったか、また、今後、どういうことが起こりうるか、ということをよくまとめた本です。

吹き込み自体も著者がやっているため、朗読に思い入れもあり、楽しめました。

内容の中で、私がおもしろいと思ったのは以下の点です。

・Googleの検索の仕組みについて、詳しく説明してくれている。特に、Rank方式は有名ですが、そのほかにいろいろな工夫が凝らされているのがよくわかります。

・今後の検索の方向性について、どのような新機能が出てくるのか、説明してくれている。例えば、単に検索のヒストリーを覚えるだけではなく、ほしい内容がこれまでの経験を踏まえて出てくる、あるいはGoogle Desktopのような、検索のパーソナライズ化など。

・瞬時にあらゆることが検索できるということはこれまでと、これからが何が変わってきていて、今後、さらに検索の仕組みが上記のように発展していくと、社会にどのような変化をもたらす可能性があるのか。

中では、Yahoo!とGoogleの成り立ちや目指す方向性の違い、GoogleがIPOをしたときにどういう哲学があり、それがなぜ当局とぶつかったか、などのいろいろなエピソードも織り込まれています。

いま、ウェブ進化論が売れているようですが、ウェブ進化論はわかりやすいのですが、私にとってはThe Seachの方が視点が深く、新鮮でした。ウェブ進化論で物足りない方に、お勧めします。

2006 03 21 [3.英語-Audio Bookのお勧め] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック