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February 01, 2005
Memory Optimizer - 「覚える」ということについての考え方を変えてみる
Memory Optimizer by Vera F.Birkenbihl with Paul R. Scheele
今回は「Memory Optimizer」、すなわち、「記憶を最適化」するセミナーCDの紹介です。
Memory Optimizerはフォト・リーディングを開発したPaul R. Scheeleが運営しているLearning Strategies Corporationで売っているものです。
Learning Strategies CorporationではPhoto ReadingやこのMemory Optimizer、さらにはMillion Dollar VocabulalryやParaliminal Learningなど、これでもか、これでもかといったラインナップで無意識などを活用した最新の学習方法を紹介していますが、Memory OptimizerはPhoto Readingの次くらいに大きく宣伝していたので、試しに買ってみました。
これは人の名前が覚えられない、出かけたときに忘れ物に気付いて取りに帰る羽目になった、えっとあのそのあれなんだけれども、など少し前には思い出せたものが思い出せなくなる、などについての処方箋として紹介されているものです。
忘れ物をしては年中家に取りに帰り、同じ人の名前を平気で何回も聞いてしまう私にはぴったりと思って注文しました。きっと、同じような悩みを持っている人は多いと思います。
さて効果のほどはどうか。
感想としては、$230+送料の値段なりの効果はあったと思います。なぜなら、言われると当たり前のことなのですが、ここまで整理して、しかもCD11枚もかけてしつこく、わかりやすく記憶の仕組みとそれを向上するテクニックを説明してもらったことはありませんでした。
それでは、具体的な内容を説明します。
頼んでから3週間、ようやく届いたパッケージを開けると、赤い薄いテキストとCDが11枚組。講習自体は9枚組、残りの2枚はトレーニングCDとパラリミナルCDです。とりあえず、全部聞きました。全部聞くだけでも1週間かかってしまいましたが、講演形式のセミナーではなく、セミナーの先生と生徒との会話という形で進んでいきますので、比較的平易に聞いていくことができました。
このCDは「Piggy Bank Time」、つまり隙間時間等にちょこまかと聞いて、大事な時間は一切使わないでくれ、というのがコンセプトです。また、この「Piggy Bank Time」はMemory Optimizerの大事なコンセプトの一つでもあります。
そして、出張中にコツコツと1週間聞いた中で、なるほど、と思ったことは例えば、以下の点です。
1.メモリーとは静的なものではなく動的なものである。したがって、覚える・思い出す、というよりも
-要素を正しく構成して頭の中にMemory Webを作り
-そのMemory Webから再び構築をし直すこと
が私たちが言っている思い出す、というプロセスである。
2.従って、正しく頭に入っていないものは、その後活用できるわけはない。また、頭に入れても数十年使わないものはそのまま再構築できなくなって当たり前である。
3.メモリーとはその人が経験してきたものであり、人格を形成する大事なものである。多くのことをメモリーに入れること、例えばフィクションをたくさん読んで・見て他人の経験を自分のメモリーに入れることは自分の人生も考え方もリッチにする。
4.The Anchorman List(ABC順に自分の知っていることを整理したリスト)などを活用することで、考え方も深めることができるし、自分のMemory Webから意識層に記憶を出すのが早くなる。
5.自分が興味がない分野や苦手な分野のLearningには、徹底的に「Piggy Bank Time」を使うべし。例えば、テレビのちょっとしたコマーシャルの間にちょこまかとビデオを見たり、聴いたりするだけでいい。これで、飛躍的にMemory Webの質が高まる。
このほかにもいろいろなるほど、があったのですが、詳しくはぜひ、CDを直接聞いてみてください。
とはいえ、この手のノウハウものは実行しないと全く意味がないので、とりあえず、私も自分の日常の持ち物のThe Anchorman Listを作ってみました。思ったよりも楽しい作業で、確かにこのリストを覚えていれば、「あ、サイフ忘れた」「あ、システム手帳忘れた」などと家に帰ることは格段に減りそうです。
もっとも、このCDでも繰り返し言っていましたが、「学習には平原状態(Plateu)を超えて、突然大きく飛躍するので、Plateuの状態を好きになりなさい」ということなので、すぐに効果を得ると言うよりは、Photo Readingと同じで、「学習に対する心構え」を教えてくれるCDだと思うとわかりやすいかもしれません。
Photo Readingに興味を持たれた方でしたら、セットで考えるとおもしろいアイデアですので、一度聴いてみることをお勧めします。
2005 02 01 [4.英語-講演のお勧め] | 固定リンク
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