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October 22, 2004

マーク・ファーバーセミナー ~経済予測に関するすばらしいセミナーです。

マーク・ファーバーセミナー(英語、字幕日本語)

マーク・ファーバーセミナー写真

ちょっと毛色の変わったDVDのセミナーの紹介です。このセミナーを聞くと、投資や経済予測に関わりがある仕事の人なら、文字通り目から鱗がぼろぼろと落ちる思いがします。ここ数年来で、聞いたものの中では、秀逸の内容でした。

もし経済に興味がある、あるいは投資に興味がある方で、2万8,000円払っても構わない、という方でしたら、買って後悔はしないと思います。2万8,000円いきなり払うのはちょっと、という方には、とりあえず、博士ののトゥモローズゴールドという書籍を見てから判断していただければいいと思います。

このセミナーの講師をしているマーク・ファーバー博士は、経済及び株価の予測について、これまで以下のような実績を上げています。

1987年、ブラックマンデーがウォール街を襲う前に株を売るよう助言。
1990年、日本のバブル崩壊を予想して大きな利益を上げる。
1992年、あのジョージ・ソロスよりも早く世界初のロシア株専門のヘッジファンドを設立。
1993年、米国のゲー ム株の下落を正確に予想。
1990年代半ばには、しばしばヘッジファンドの世界でナンバーワンのパフォーマンスを記録。
1997/1998年のアジア太平洋地域に起こった金融危機とそのあとの世界的な混乱を予見。
2003年5月、「日本での13年間の下げ相場は終焉し、世紀の買い場が到来」 と180度転換したコメントを発表。

そして、今回のセミナーでは、以下のようなことについて、これまで何が起きてきたのか、これから何が起きようとしているのか、アメリカ、中国、アジア、日本、といった複数の視点から、実証データを交えて解説をします。

主なセミナーの内容

米国の平均卸売物価
世界全体および英国の物価水準
米国GDP成長率に対する債務残高(1910-2001年)
米国債金利(1954-2003年)
家計部門での債務の伸び
失望される家具・家具関連製品の国内生産(前年比)
米国での過剰消費の恩恵
米国―中国間の財貿易
中国発の競争
中国の製品輸入・貿易収支
中国の需要がアジア輸出ブームの起爆剤
アジア大都市人口
中国を訪れる外国人観光客数
中国の物価下落が需要を喚起
中国経済の強さ
アジアの旺盛なコモディティ需要
中国の潜在原油需要
実物資産と金融資産のトレードオフ(1870-2015予測)

このセミナーを見たときの私のショックは、「いかに狭い世界でしか自分は経済を見てこれなかったのだろう」という頭を殴られたようなショックでした。

私はこのセミナーを見て、とりあえず中学生の娘には「日本語、英語はできて当たり前で、中国語を必ず学生のうちにマスターするように」と叫んでいました。

投資や株価について、私には関係ない、と思っている方も現在は多いと思いますが、これから年を追うにつれ、実物経済とこういった投資経済の比率がどんどん崩れていき、後者が重要になってくると感じています。

もともと私は自分のキャリアの中で、実物経済で9年間、投資経済の世界で4年ほど仕事をしてきましたが、特に日本人は後者に無頓着なため、せっかくせっせと実物経済で稼いだお金を投資経済で失っている、と歯がゆい思いをしていますので、少しずつ投資についてのセミナーもこちらで紹介していきたいと思います。

2004 10 22 [4.英語-講演のお勧め7.投資・ファイナンス関連] | 固定リンク

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» トゥモローズゴールド from B-junkie
ISBN:4775970224:detail  マーク・ファーバー博士の名を世界的に有名にしたのは1987年のウォール街のクラッシュをズバリ予測したことだ。処女作『相場の波で儲ける法』では「次は日本株 ... 続きを読む

受信: Nov 27, 2004, 9:29:52 PM

コメント

投稿者: taka (Nov 2, 2004, 2:59:59 AM)

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