2.音声学習のこつ バックナンバー
- Audibleで使っているMuVoとヘッドフォン (2007/07/07)
- ムギ流「良書を選ぶ方法」 (2006/12/26)
- 音声読み上げ機能付き電子辞書で勉強して、Audiobookを聞き取れるようにしよう (2006/04/02)
- Audible再入門 (2006/01/28)
- 英語のヒアリング能力を上げる方法 (2005/12/11)
- 自転車生活は音声学習とよく似合う (2005/10/23)
- ヘッドフォン講座 (2005/09/18)
- モバHO!で勉強しよう!! (2005/08/20)
- 英語Audio Book入門講座 (2005/08/01)
- オーディオブック入門講座 (2005/07/03)
- Mozart's Brain and the Fighter Pilot ~ 頭をよりよくする28の具体的なヒント集 (2005/05/22)
- 英語で音声学習を楽しみたい方への商品・サービス紹介 (2005/04/30)
- 日本語で音声学習を楽しみたい方への商品・サービス紹介 (2005/04/23)
- ムギ流学習のコツ5箇条 (2005/04/17)
- 英語はリスニング力=発音力だということを学ぶ (2005/03/05)
- 音声学習を続けるための3つのコツ (2005/02/22)
- audibleのファイルをMP3にする方法 (2005/02/13)
- audible活用法 (2005/02/11)
- 「細胞記憶」についての補足 (2004/12/25)
- なぜ音声学習が効果的か~最新の二つの学説から (2004/12/14)
- BOSEのQuietComfort 2を買ってみました (2004/11/03)
- 音声学習を勧める4つの理由 (2004/10/27)
- MDでコンパクトに標準化して管理する (2004/10/25)
- 歩数計(万歩計)は音声学習と相性がいい (2004/10/25)
- 英語でビジネスを学んで一石二鳥のお話し (2004/10/23)
- MDラベルのお勧め-LB-HMDJPK2 (2004/10/20)
- ヘッドフォンのお勧め-MDR-Q25SL (2004/10/17)
- CD学習のこつ-MDに落とすこと (2004/10/17)
July 07, 2007
Audibleで使っているMuVoとヘッドフォン
勉強法を見て、アクセスしている方が急増していますので、勉強法では詳しく書かなかった、使っているMP3プレーヤーとヘッドフォンの型番を記載しておきます。
CREATIVE メモリープレーヤー MuVo V100 2GB MV-V2G
アクセスすればわかりますが、MuVoは1万円もしないくらいです。一方、ヘッドフォンは3万円近くします。
でも、このヘッドフォン、ほんとうにいいです。コードは絡まないし、音質はいいし、雑音は遮断できるし、ノイズキャンセリングと違って電池いらないし。
6iという、この4Pの廉価版もありますが、こちらはコードが絡みやすいので、ご注意ください。
2007 07 07 [2.音声学習のこつ] | 固定リンク | コメント (22)
December 26, 2006
ムギ流「良書を選ぶ方法」
こちらも、半年ぶりの更新です。
年末なので、Audiobookを含め、「良書の選び方」というのを整理してみようかと思います。
私が考える良書を選ぶ方法は下記のつです。
1. 一番いいのは目利きのリアルの友人に聞くこと。これはかなり確実です。
2. 次にいいのは、ネット上で信頼ができる人の推薦書を読むこと。これは、ブログだけではなく、mixiが意外に役に立ちます。
3. あとは、ぶらぶらと本屋を歩きながら、店頭で題名と目次を実際にチェックしてみる。題名が的確か、目次の構成がわかりやすいか、論理立ててあるかなど、どのくらいていねいに作られているかをチェックします。
4. 究極には、「とにかく乱読すること」。よい本は確率論なので、乱読すれば、一定量はいい本が手に入ります。
1の方法は、まぁ、読書のプロに聞くようなものです。周りに、本の虫、みたいな人がいたら、どんどん情報交換をしてみてください。
2は周りにプロがいなかったり、あるいはもっと幅を広げたいとき。雑誌の書評でもいいのですが、どうも、通り一遍のことが多いので、私はネットで探す方が好きです。
3もお勧めです。慣れてくると、だいたい、目次をみて、ぱらぱらと本をめくると、どのくらいていねいに作られているか、判断できるようになりますので、そこで、ちゃんと自分が知りたい内容が書いてある本だけを買うようにします。うっかり、変な本を買ってしまうと、お金と時間の無駄になりますから。
でも、結局、最後は4なんです。本当に目鱗、という本は、意外と期待した本には少なく、なんか、なんとなく店頭で取ったり、なにかのついでに買ったような本に潜んでいることが多いように、経験的には思います。
逆に、使えないのは下記だと思っています。
1. とりあえずベストセラーを買ってしまう。
2. アマゾンや雑誌の書評を鵜呑みにする。
3. 題名だけで手にとって買ってしまう。
1がなぜだめかというと、ベストセラーの場合、得てして、平易すぎる本が多いと言うことです。ある意味、普段読書をしない層まで読ませるわけですから、本当の良書の場合と、たんにわかりやすい本の場合と、両方あります。後者だと、読んでほんとうに、がっかりします。
2はですね、結局極端なレビューしかないことです。ほめるか、けなすか、という理由がないと、なかなか人間、書きません。結局、ほめるレビューばかりになり、買ってみたら???なるわけです。もちろん、参考にはとてもなります。
3は結局、中身をみずに、商品の題名だけで本を買うようなものですから、まずいんです。特にあるのが、題名ほどたいしたことがない、という本です。これは、本当に読み進めていくうちに、中身の薄さにがっかりします。
Audiobookは紙の本とはことなり、ぱらぱらみるのが難しいので、ぜひ、特に厳選したAudiobookを探して聞くようにしてください。
それでは、よいお正月をお迎えください。新年もまた、よろしくお願いします。
2006 12 26 [2.音声学習のこつ] | 固定リンク | コメント (8) | トラックバック
April 02, 2006
音声読み上げ機能付き電子辞書で勉強して、Audiobookを聞き取れるようにしよう
今回は、耳からの学習方法の一つとして、音声読み上げ機能付き辞書を使った勉強法を紹介します。
以前、紙の辞書 VS 電子辞書というエントリーの中で、電子辞書の利点と限界について説明しました。電子辞書にはどうしても限界があるため、紙の辞書を併用したほうがいい、という考え方です。
ところが、最近の辞書は音声読み上げ機能がついたものが増えてきました。以前は単語のみでしたが、最近は合成音声により、例文の読み上げも可能になってきています。
これだけは、紙の辞書には逆立ちしてもできない技ですので、再び最近また、電子辞書を使う機会が増えてきました。
音声読み上げは以下のような時に使うといいと思っています。
・とりあえず、単語の発音を音とともに覚えたいとき
・例文について、丸ごと覚えたいとき
特にお勧めは、コロケーションと呼ばれているような辞書、例えば英和活用大辞典などの用例の読み上げです。また、ふつうの辞書でもいろいろ用例が載っていますので、その読み上げでもいいと思います。
また、英英辞典を引いてもおもしろいです。そこから、意味を読み上げてもらうと、日本語の訳では出づらいニュアンスの違いが何となくわかります。
自動合成音声ですから、ネイティブとは違ってまちがった発音が身についてしまうという批判もあるようですが、ノンネイティブの私にとっては、自動合成音声のほうが、よほど自分のカタカナ英語よりもまともな発音ですから、役に立ちます。
Audiobookを聞いたり、洋書を読んでいるときに、ちょっとあれ、と思う表現があったら、とりあえず辞書を引いてみて、そこで用例を聞いて、その用例を口ずさんでみます。そして、こつこつと自分の中に英語の文章をためていくわけです。
よく、Audiobookを聞いてもなかなか意味がわからない、聞き取れない、という話を聞きますが、それは、耳がいい・わるいということよりも、自分が知らない単語はことばとして意味をなさないし、発音できない単語は聞き取れないからです。
なので、用例ごと覚えるということ、しかもできれば音声発音付きで、ということはとても役に立つわけです。ぜひ、電子辞書を、単なる辞書としてだけではなく、いろいろな用例を覚えて、かつ、音声を認識する、ということに役立ててみてください。
2006 04 02 [2.音声学習のこつ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
January 28, 2006
Audible再入門
パソコンがクラッシュしていたので、更新が滞っていました。やっと、復活しましたので、またいろいろと、書き始めますので、よろしくお願いします。
ちょうど、紹介しようと思ったAudioBookがCDがなく、Audibleでしかダウンロードできないようなので、多少システムも変わっているので、もう一度、Audibleの説明をしようと思います。
すでにAudible会員の方にはつまらないかもしれませんが、ほかの人にAudibleを勧めるときにこの記事を使ってください。
まず、Audibleとは何でしょう。日本では「朗読サイト」と翻訳されているようですが、要は、Audio Bookや各種雑誌・新聞の朗読を著作権保護付きのMP3に変換して(audible file)、これをダウンロードできるようにしたものです。
CDと違って、Audibleのサイト側に何を買ったか、覚えてくれているので、手元にファイルを残す必要がなく、また、配送もその場で聞きたいときに聞けるので、なかなか便利です。
Audibleの会員には以下の種類があります。
0. その場で定価でダウンロード。入会金はいりません。
1. とりあえず、お試し入会。9ドル95セント/年で各プログラムが30%ディスカウントされます。
2. Audible Listner Gold会員。14.95ドル/月、または149.5ドル/年。月1つのダウンロードと、あと、WSJかNY Timeかどちらかが選べます。
3. Audible Listner Platium会員。22.95ドル/月、または229.5ドル/年。2を倍にしたバージョンです。
やらなきゃいけないことは、下記の通りです。
0. まずはほしいAudio Bookがどのくらいあるかどうか確認する。ここで紹介しているものは、半分以上はあると思います。
1. 次は、Accountをとります。クレジットカードの用意を。ここでちょっとハードルがあるのが、とにかく、サイトの説明がすべて英語なので、多少とまどうかもしれません。
2. 無事、入会できたら、次はAudible Managerをダウンロードします。このソフト、かなり重たいのと、設定がやっかいなので、できればこのソフトをインストールする前に、パソコンのHDDのバックアップをとっておくことをおすすめします。インストールするときには、AudibleのIDとパスワードが必要です。
3. ふつうのオンラインショッピングと同じようにして購入すると、My Libraryというところにダウンロードされたものがあるはずなので、そこでストリーミングで聞いてもいいし、パソコンにダウンロードしてもいいです。ダウンロードするときには、音質を1-4の範囲で選ぶことができます。
4. パソコンで聞くのなら、ここで終わりですが、携帯用オーディオで聞きたい人は、ここからがけっこう大変です。MP3プレーヤーで、Audible対応のものを何か買います。
対応しているのは、AppleのiPod、CreativeのZENやMuVo、Rio、Sandiskなどです。残念ながら、日本でメジャーなSonyやPanasonicは対象外です。日本で買いやすいのは、AppleかCreative、Rioでしょう。
5. Audibleにつないで、対応するDeviceのManagerをダウンロードします。そして、USBで携帯Audio Playerをつなげば、Audible Manangerから、ドラッグ・アンド・ドロップで落とすことができます。あとは、ふつうのAudioのように再生して、できあがり。
Audibleの退会は昔は電話しないといけなかったようですが、サインはオンラインでもできるようになったようです。
わからないことがあるときにはコールセンターに電話できますが、なかなかつながりませんので、注意してください。
こうやって書くと簡単そうですが、実際にやってみると、いろいろな場所でひっかかります。例えば、Audible Managerをダウンロードしようとしても、なかなかそのページにたどり着けないとか、うまくいくはずなのに、deviceの設定がうまくいかない、とか。
しかし、魅力なのは、たまに行われるRed Tag Sale。普段は20-30ドルのいろいろなプログラムが9.99ドルでダウンロードできるので、10本ほど落とすと、しばらく遊べます。
Audibleで苦労をしながら英語と格闘することも、それなりに英語の勉強にもなるのと、けっこう無料のプログラムも多いので、とりあえずは、9.95ドルで入会して、試してみてください。
2006 01 28 [2.音声学習のこつ] | 固定リンク | コメント (8) | トラックバック
December 11, 2005
英語のヒアリング能力を上げる方法
今週は、英語のヒアリング能力を上げる方法をまとめます。
全く自慢になりませんが、私の最長海外滞在記録は3週間です。また、大学卒の時のTOEICのスコアは420点。いや、そんな私が、まさか15年後にこんなブログを書いているとは予想もしませんでした。
なので、そういう日本で育った人でも、不自由なくヒアリングができるようになる方法、というのをここにまとめたいと思います。
ポイントは以下の4つです。当たり前のことばかりで、すみません。要は、幼児が言葉を覚えていくプロセスと、ほとんど同じだと思っています。
1. ボキャブラリを増やす
2. 自分の発音をよくする
3. 話す、書く、話す、書く
4. 聞く、読む、聞く、読む
順番に説明していきます。
1. ボキャブラリを増やす
これは、特にヒアリングの苦手な人にお勧めです。知っている単語がたくさんあれば、なんとなーーーく、前置詞とか他の単語が聞こえなくても、それなりに想像ができます。逆に、知らない単語の方が多くなると、そっちに気を取られて、先に進めません。
やみくもに単語を覚えても仕方がないので、これは、普段、自分がビジネスで接する文書を英語で読んでみるとか、おもしろそうな邦訳本があったら、その原書をペーパーブックなら1,000円ちょっとなので、それをとりよせてみるとか、などして、コツコツと増やしていく感じです。
2. 自分の発音をよくする
これも、日本人にはお勧めです。日本人は、LとR、SとSH、BとV、HとWHなどの発音の区別がつきません。で、自分で区別がつかない発音は、当然、聞き取れないわけです。
また、リエゾンと呼ばれているような、音がつながった発音についても、自分でできないと、人が話したものの区別はなかなかつきません。
発音関係については、いろいろな書籍が出ていますので、参照してみてください。
3. 話す、書く、話す、書く
とにかく、話すこと、書くこと、この二つにつきます。自分で話すと、初めていろいろな頭の中にある言葉が音声となって刺激をうけるので、発音が定着していきますし、書くことで、単語の綴りを覚え、ボキャブラリが増えていきます。
4. 聞く、読む、聞く、読む
人間、やはり、聞いたもの、読んだものしか、アウトプットできません。なので、聞く量、読む量をとにかく、増やします。NHKのラジオ講座なども悪くはないのですが、日本語の部分が多すぎて、時間の割には効果が薄いと思っています。
それよりは、好きなアーティストの英語の歌を聴きまくるとか、好きなAudio Bookをずーーーっと聞いていく、などのほうがずっと英語なので効率がいいですし、Audio Bookでいまいち聞き取れないところがあったら、その原書を買って、読んでみればいいわけです。
★ ★ ★
英語はだいたい、短くて3ヶ月単位、だいたい半年単位でしか上達しないものだと理解をして、淡々と、淡々と、実行していくことをお勧めします。
2005 12 11 [2.音声学習のこつ] | 固定リンク | コメント (3) | トラックバック
October 23, 2005
自転車生活は音声学習とよく似合う
今回は、音声学習が好きな人は、きっと自転車生活にも興味を持っているはず、という大胆な仮説で、自転車生活のススメについて、まとめてみたいと思います。
自転車生活は、音声学習ととてもよく似合うのです。自転車では本は読めませんが、音声は大丈夫です。ただ、くれぐれも周りの音が聞こえる程度の音量にして、安全には気をつけてください。
私が自転車を通勤や、日中の移動に使うようになったのは、自転車通勤でいこうというサイトを見つけたときからでした。確か、2001年だったと思います。
そして、サイトを作っている疋田 智さんの本を買い、なるほど、と目から鱗が落ちる思いになり、すぐに自転車通勤を始めてみました。
ところが、当時周りに自転車通勤している人、ほとんどいなかったので、ウェブ以外の情報がほとんどなく、手探り状態でしたが、あれから5年、今は雨が降っていない限り、1日20-40キロほど、自転車に乗っています。
ずいぶんとノウハウがたまってきましたので、せっかくですので、みなさんに紹介させてください。
まず、自転車生活のメリットとはなんでしょうか。以下のようにまとめられると思います。
【自転車生活のメリット】
・なんといっても健康にいい。スポーツクラブでエアロバイクを漕ぐくらいだったら、実生活で漕ぐべき
・2-5キロくらいの圏内であれば、電車・地下鉄やタクシーよりも自転車の方が早い
・電車の待ち時間や、タクシーの渋滞などがないので、所要時間の計算がとても確実
・活動範囲が、それまでの点から線になる。町と町の関係、道の流れ、道での店へのちょっとした途中下車など、頭の中に地図ができる
・ストレス解消になり、頭が活性化する。その証拠に、1週間くらい自転車に乗らないと、気分が暗くなります
・交通費が節約になる。タクシー代、地下鉄代、積み重ねると、あっという間に自転車代は回収できます
いいことばかり挙げるとかえって信憑性がないので、デメリットも挙げます。
【自転車生活のデメリット】
・使う筋肉が大腿筋に限られます。肩こりとかの解消には、なかなかなりません。
・道に迷うと悲惨。最初に行く場所は、10-20分は余裕を見ておかないと、とても焦ります。
・雨に弱い。はじめから雨だとわかっているときは、自転車にしなかったり、折りたたみ式の自転車にしたりして対抗できますが、そうでないときは、びしょびしょになります。
・服が傷みやすい。私のスーツは、年中、裏地がほつれます。表地も、しばしば自転車油をつけてしまって困っています。
・車には注意。なれてくると、車道と歩道の使い分けが上手になって大丈夫ですが、なれないうちは、車道ではクラクションを鳴らされたりすると思います。
・自転車のメンテナンスにそれなりに時間がかかります。空気を入れたり、油を差したり、定期メンテナンスをしたり。
とりあえず、このような感じてすが、では、自転車生活をやってみたいなぁ、と思う方に、自転車生活スターターセットを紹介します。
1. だいたい、実売5万円以上(定価で8万以上)のクロスバイクかマウンテンバイクを1台買いましょう
値段で切るのも変ですが、これよりも安い自転車だと、長距離を走るとかなり疲れます。ロード用の自転車でもいいのですが、パンクしやすく、値段も張りますので、まずはクロスバイクかマウンテンバイクでいきましょう。
ママチャリだと、けっこう続かなくなると思います。
2. 地図とサイクルコンピュータを用意します。
地図はポケットサイズくらいの、近所の行動範囲の地図です。これがないと、迷ったときにこまります。サイクルコンピュータは3,000円くらいの小さな機械で、特に大事なのは、だいたい何キロ走ったか、ということと、時速何キロ出ているか、ということがわかるためです。
目的地まで例えば、3.5キロだと、4キロ以上走ってもつかないときには道に迷ったとわかりますし、時速がいつもよりも出ないときは、自転車のメンテナンスが必要だ、と言うことがわかります
3. 鍵と手袋とズボン止め
鍵は、鍵式のものでも、ダイヤル式のものでも、お好きな方をどうぞ。自転車にくっつけられるタイプが便利です。手袋は、ないとあるとでは、疲れが違います。ズボン止めも、あったほうが、チェーンへの巻き込みの危険も減りますし、走るときにひらひらしないので、便利です。
4. 行き付けの自転車屋さんも大事
近所にできれば複数の、行き付けの自転車屋さんを作ります。ちょっと調子が悪くなったり、部品を交換したくなったら、気軽に相談できるところです。
スターターセットに加え、さらなる応用編としては、下記のようなものがあります。
・タイヤを細くしてみる。クロスバイクやマウンテンバイクについてくるタイヤは比較的太いものが多いので、街中のみの人は、1.0~1.25のようなサイズのものにしてみることもできます。これは5,000-8,000円くらい。
・サドルを変えてみる。標準でついてくるのは、おしりが痛くなる場合もありますので、好みのサドルに変えてみます。これは3,000-5,000円くらい。
・ペダルを変えてみる。標準のものよりも踏みやすい大きなペダルや、クリップといわれる、足をすぽっといれてしまうものをつけるなど、いろいろあります。これは3,000-6,000円くらい。
いろいろな装備品は、色なども、いろいろ豊富ですので、自分の好みで組み合わせると、とてもかわいいオリジナルの自転車ができます。
だいたい初期投資の目安は最低で6万円くらいになりますが、これを回収するには、例えばタクシー1,000円だと60回くらい、電車だと190円で300回くらいですので、交通機関を使う頻度によりますが、けっこう早く回収できます。さらに、スポーツジムをやめたりすると、もっと早くなります。
また、自転車生活がいいのが、本当に勝手気ままにふらーーーーと数キロの範囲のところであれば、いけるようになることです。
お昼ご飯に、こういうものがたべたいなぁ、と思ったら、1-2駅くらいだったら、ささーーーっと乗っていくわけです。地震で電車が止まっても関係ないですし、夜中になって電車がなくても、タクシーに3割り増しの料金を払う必要はありません。
自転車に乗って、ポケットにはMDやMP3プレーヤーを入れて音声学習、そんな組み合わせで、ちょっと試してみてください。
2005 10 23 [2.音声学習のこつ] | 固定リンク | コメント (13) | トラックバック
September 18, 2005
ヘッドフォン講座
今週は、音声学習をするのに欠かせないアイテムであるヘッドフォンについて、少しまとめてみます。おそらく、ふつうのヘッドフォンで聴いている人が大半だと思いますが、ここに少しだけ投資をしてみると、実は音声学習の効果がぐーーーっと上がるのです。
私は以下の3つを主に使い分けています。
1. カナル型ヘッドフォン
2. ノイズキャンセリング型ヘッドフォン
3. ワイヤレスヘッドフォン
それぞれ、よい点と悪い点がありますので、それをまとめていきます。
1. カナル型ヘッドフォン
最近、移動の時にメインで使っているのは、このカナル型です。主に輸入品が多いため日本で使っている人は珍しいと思います。カナル型、要は耳栓タイプで、耳栓がヘッドフォンになっていると思ってください
よい点
・遮断性が非常に高く、音質がクリア
・ノイズキャンセリングと違って、電池がいらない
・小さく、軽いので携帯性に優れている
悪い点
・はめるのにちょっとコツがいる
・輸入品が多く、値段が高い
・ずっとはめていると、それなりに最後は耳が圧迫されているので、物理的に痛くなる
高くても後悔しない、という人にはお勧めです。
2. ノイズキャンセリング型ヘッドフォン
こちらは、主に飛行機や新幹線の移動中に使います。家の中でも便利です。
よい点
・音楽を聴かないときでも静かさを味わえる
・耳への負担が小さい
悪い点
・大きい、髪型が崩れる
・電池が別途必要
・よいものほど、値段が高い
カナル型と違って、好き嫌いがないと思います。
3. ワイヤレスヘッドフォン
こちらは、普段会社の席など、ある場所を起点に、自分がよく動くときに使っています。
よい点
・線がないので動きを阻害されない
・線がないので、つけていることを下手をすると忘れる
悪い点
・電池・充電が必要
・デザインがごつい
・音質はそこそこ
このように、それぞれ一長一短です。まぁ、ここまで数種類も使い分ける人は極端だとは思いますが、ヘッドフォン一つとっても、いろいろな種類がありますので、自分のライフスタイルに合ったものを探してみてください。
道具がよくないと、こんな音声学習なんて手間暇かかることは、だんだんと気合いが入っているときには続いても、続かなくなってしまいますから。
2005 09 18 [2.音声学習のこつ] | 固定リンク | コメント (10) | トラックバック
August 20, 2005
モバHO!で勉強しよう!!
今回はちょっと趣旨を変えて、モバHO!での持ち歩き勉強、というのを紹介したいと思います。
実は最近、Audiobookの時間シェアが私にとって下がっています。というのは、モバHO!を買ってから、モバHO!が届く場所だと、モバHO!を聴いていることが増えたからです。
モバHO!とは、専用端末やノートパソコン向けの衛星放送です。屋外や移動中にラジオやテレビを楽しむことができます。
まぁ、アナログラジオやアナログテレビを持ち歩くのとほとんど変わりませんが、唯一違うのは、デジタル放送なので、比較的音や画面がクリアで雑音が入らない、ということでしょうか。
モバHO!の中でも、勉強用には下記のチャンネルがお勧めです。
・日経CNBC
・CNN
・BSラジオNikkei
・BBCワールドサービス
これらのチャネルがコンスタントに経済番組や英語の番組を流していますので、聞き流すのになかなかいいコンテンツがそろっていて、飽きません。
とはいえ、このサービスが今後もはやるかどうかと言うことについては、まだ厳しいかなぁ、と思っています。なぜなら、以下のようなコストがかかるためです。
1. 最初に用意しなければならないもの
ノートパソコンと専用カード、または、専用受像器
私はパソコンを持ち歩いているので躊躇なくカードを選びましたが、あまりノートパソコンを持ち歩いている人は少ないので、それなりにハードル高いですよね。
専用受像器は600gぐらいなのと、まだ4万円くらいしますので、こちらもけっこう躊躇する人は多いと思います。
専用カードが1万円くらいなのですが、それ以上に困ったのは、通信カードとモバHO!のカードの両方が一度には入らないことでした。年中、入れ替える必要が出てきます。
2. 月々のコスト
映像とラジオを両方だと、2,080円。片方だけだと、1,380円
まぁ、安くはありません。
3. さらに困ること-南南東の窓際でないと入りにくい
これが一番困ります。家でも、入りやすい部屋と入りにくい部屋がありますし、喫茶店とかでも、だいたい入るところ、入らないところ、窓際でも半々くらいですね。
悪い点ばかり書いてはなんなので、いい点も書いていきます。
1. 思ったよりもコンテンツは十分
チャネルがそんなにないので、コンテンツに飽きるかと思いましたが、映像8、音声30の内容が意外とバラエティに富んでいて、十分でした。
私はBSラジオNikkeiのマイナーな番組(特に中国経済の紹介など)をよく聴いています。
2. とにかく手軽
ケーブルテレビだとどうしてもSTBが必要だとか、AudibleとかPodcastにしても、i-Podなどの併用が必要で、それなりに手間がかかります。
ところが、モバHO!の場合、とりあえず、パソコンを使っているときにぽん、とスイッチを入れるだけ。衛星放送なので、特に通信環境も必要ありません。
最初2週間ほど、無料視聴ができるそうなので、専用端末を買うにはちょっとハードルが高いですが、ノートパソコンを持っていて、かつ、カード代を1万円、無駄にしてもいいや、と思う方で、かつ、こんなサービスおもしろそうだ、と思ったら、お試しください。
しかし、潜在人口はどのくらいいるのでしょうか???
2005 08 20 [2.音声学習のこつ] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
August 01, 2005
英語Audio Book入門講座
今週は、英語のAudio Bookについて、長続きさせるこつをまとめます。
まず、英語の方が値段が安くて豊富、ということはいつも言っていますが、逆にハードルが高いのも事実。では、どうしたらハードルを下げることができるでしょうか?
それには、以下のこつが役に立つかと思います。
1. 最初は内容が日本語でわかっているものを買う
2. Abridged版(要約版)にしておく
3. 朗読者は著者であるものを選ぶ
4. とりあえず、わかる部分だけでよしとする
以下、それぞれ説明していきます。
1. 最初は内容が日本語でわかっているものを買う
内容がわかっていれば、英語がすーーーっと入ってきて、楽しめます。逆に、英語も苦手、内容も苦手、となるとかなりとっつきにくくなります。
実は私も、専門外のAudio Bookはボキャブラリーが不足しているため、けっこう苦戦するものもあります。逆に、専門の分野だと、日本語と同じようにすーーーっと入ってきますので、おもしろいものです。
紹介しているものの中で、日本語でも有名でお勧めなのは下記のAudio Bookなどです。
2. Abridged版(要約版)にしておく
だいたいのAudio Bookは要約版と非要約版があります。例えば、8つめの習慣は要約版なら1枚、非要約版は13枚です。
要約版はエッセンスだけ抜いてくれていますから、より短時間で聞きやすくなっています。
3. 朗読者は著者であるものを選ぶ
例えば、My Lifeもクリントン前大統領自身が語っており、本にはない楽しさを得ることができます。
プロの朗読者のものは、得てしてリズムが単調になり、眠気を誘うケースがあります。
4. とりあえず、わかる部分だけでよしとする
完全に理解しよう、なんて思わず、まぁ、適当に聞き流してください。ところどころなるほど、という部分があれば良く、ずっと聞いていると、あら不思議、だんだんその部分が増えてきます。
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Audio Bookをひたすら聞いていますと、あら不思議、英語を話すときにすらすらーーーと英語が出てきます。相手が言っていることも、だいたいわかります。
卑近な例ですが、海外出張で、「へぇ、英語上手だねぇ、ずっと海外にいたの?」とネイティブの人に聞かれることがありますが、「最長で3週間しか連続いたことがありません」というと、けっこうびっくりされるので、「ああ、でも一日何時間か、英語聞いているからだと思いますよ」と答えるようにしています。
Audio Bookは単なるInputなので、Outputを出す機会が必要だと思いますが、海外出張でも社内会議でも、意外と成果があるものなので、ぜひ、こつこつと試してみてください。自家製ヒアリングマラソン、みたいなものです。
2005 08 01 [2.音声学習のこつ] | 固定リンク | コメント (4) | トラックバック
July 03, 2005
オーディオブック入門講座
6月20日発売の日経ビジネスアソシエでこのブログで取り扱っている内容が、「話題の本は読まずに聴く」という名前で、ムギのインタビューと共に記事で掲載されました。
意外だったのが、私の周りでもこれまでオーディオブックの経験がない人が大半で、しかもかなりの方が聞くということに興味を持った、ということです。
そして、何を用意すればいいの、という質問も多く受けましたので、これまでの記事も踏まえて、入門講座として簡単にまとめたいと思います。
【用意するもの】
ポータブルプレーヤー、ダビング用機器、性能の良いヘッドフォン、音声ソースの4つです。以下、個別に説明します。
その1 ポータブルプレーヤー(必須)
以下のプレーヤーのいずれか一つまたは複数
1. ポータブルMDプレーヤー
2. MP3プレーヤー
3. ポータブルCDプレーヤー
私は1→2→3の順でお勧めしています。
MDプレーヤーのメリットは、音質と大きさのバランスがいいことです。プレーヤーが100g前後で、メディアもMPLPなら320分、Hi-MDなら45時間くらい一枚のMDに入りますし、音質の劣化もさほど気になりません。そして、パソコンを通さずともCDから録音できるのは便利です。テープからダビングする場合も相性がいいです。
MP3プレーヤーですと、圧縮率が高い分、耳で聞いて分かる程度の劣化があります。特に、海外のAudio Bookなどは、ただでさえ、聞き慣れない言語を聞くわけですから、微妙な音質も気になります。ただ、Audibleを使いたい人は必須です。
CDプレーヤーは音質はいいのですが、なんせ、72分しかもたないのと、大きいので、初心者がちょっと試す分にはいいと思いますが、毎日持ち歩いて聞きまくるのには、あまり向いていないと思います。
その2 ダビングするための機器(任意)
ポータブルCD以外の機器で聞くときには、必ずダビング、という作業が必要になります。
CD→MDのダビング時には、4倍速または8倍速でダビングできるラジカセ・ステレオが便利でしょう。パソコン経由でもできますが、ダビング時はCPUパワーをほとんど使ってしまって、ろくに他の作業ができなくなるので、あまりお勧めできません。
MP3のCDからのダビングはUSB経由で行いますが、比較的性能が高いパソコンがあった方がいいです。また、Audibleを楽しみたい場合は、ブロードバンド回線が必須です。
その3 性能の良いヘッドフォン(任意)
こちらも、できればノイズキャンセリング・ヘッドフォンの購入をお勧めします。
なぜなら、電車の中や道で聞く場合には、かなりボリュームを上げないと聞こえないし、そうすると、耳に悪いからです。試し聴きや、あるいは室内や車で聞くことが多い方は必要ないかもしれません。
ソニーやボーズなど、複数のメーカーから出ていますが、だいたい性能はみな、値段比例だと思ってください。
その4 聞くための音声ソース(必須)
さて、機器を用意しても、肝心の音声がないとだめですね。下記に英語、日本語別にソースをまとめていますので、参照下さい。
そして、あまり買いすぎると、積ん読ならぬ、開けないパッケージの山になります。ですので、だいたい聞いていないパッケージはせいぜい3個以内にしておきましょう。1週間で良いペースで聞いて5本がいいところですから。
【続けるコツ】
この手の新しい習慣は、最初に機器をそろえて、夢中になる頃には一生懸命やるのですが、気づいたら全く聞かなくなる、と言うことが多くなります。
なので、これを避けるためには、私は「どこでも聞ける体制」というのをお勧めしています。具体的には下記の通りです。
-家の居間、寝室、洗面所、会社の席などにMD/CDプレーヤーを置きまくる
-複数のプレーヤーを、出しやすい位置(上着のポケット、ウェストポーチ、鞄のポケットなど)に入れておく
-ヘッドフォンはしまわずに、聞かないときでも首からぶら下げておく
これくらいやると、英語がうまくなったり、あるいは日本語の講演テープで全くこれまでなかった知識が付いたりなど、いろいろと成果が出てきて、だんだんと、オーディオなしでは気持ちが悪い状態、と言うところまで持って行けます。
【いろいろ不思議なこと】
オーディオブックを聴き始めて、不思議なことがいろいろ起こるようになりました。ある話と別の話はこんな風につながるのか、という有機的な関係が分かったり、これまで興味があっても手をつけることができなかった分野の話を、飽きずに強制的に聞くので、違った知識が身に付いたり。
さらに、日本語の講演に多いのですが、講演をしていた方に、実際に会える機会が増えました。これは、ちょうどオーディオを聞いて気になっていた方に、なぜか別の知り合いが会うとか、紹介してくれる、ということが出てくるようになったためです。
オーディオで話を聞くと、いかに本では伝わってこないことが音声で伝わってくるのか、おもしろい体験が続くのか、やってみないと分からないことが多いと思いますので、ぜひとりあえず、第一歩を踏み出してみてください。